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2012年12月

2012年12月20日 (木)

支援活動:スペシャルニーズをもつ親子と

だいぶ寒~く、なってまいりました。
本日は神奈川でも氷点下の予報が出ており、冬将軍の行軍をあらためて感じています。
今年のクリスマスイヴは、どんなお天気になるでしょうね?

さて、クリスマス当日である25日火曜日に、私たち「NPO はじめまして、美術館。」は、はじめての支援活動を行います。
鎌倉市を中心に活動をしている、発達障害児を持つ親の会「かまくら笑ん座」さんにお邪魔して、親子でできるアートのワークショップを行います!
「かまくら笑ん座」さんは、障害の有無にかかわらず地域みんなで子どもを育てて行こう、という理念で結成されていて、皆さんとてもポジティヴ。発達障害、という言葉が聞かれるようになって時間こそ経ちますが、社会の中での認知度・理解度はまだまだ低い中、啓発活動なども行っていらっしゃいます。

先日、いまの日本を代表する現代美術家・会田誠さんのエッセイ、『カリコリせんとや生まれけむ』を読みました。その中に、会田氏と奥さまが書かれた、子育て奮闘記があるのですが、そこにも発達障害の事、でてきました。
けれども、あちこちで読む発達障害子育ての手記にくらべて、なんとまあおおらかで明るくて、愛情に満ちていることでしょう!!
たとえば、会田氏とその息子さんが発達障害があるようなのですが、その言葉自体が悪いと、「星の子」という新しい名称をつくっていらっしゃる。なんとまあ、希望に満ちた言葉でしょう!「星の子」。
そんなふうに、前向きにとらえていくこと、とくに困難のただなかにあってはなかなか難しいことですが、このエッセイを読んでいっそう、「あなたはあなただからこそすばらしい」、「人と違うからこそすばらしい」、そんなふうに誰もが思えるように、こどもたちやママたちと一緒にアートの力を借りながら進んでいかれたら、と思いました。

発達障害のある子たちにとって、一番大切なのは、自分で自分を許せる心と、自分で自分をすごいと思える心なのだそうです。
けれども、それって本当は、障害の有無なんて関係なく、誰もに必要なものなのではないでしょうか。
アートという土壌が心のどこかにあれば、社会の中で少し苦しいときがあっても、自分や他人を受容許容しながらうまくやっていく術を見つけていけないかしらと、思わずにいられません。

25日は、子どもたちはもちろん、日ごろ大変な子育てをがんばっているママたちにも、心にアートをプレゼントできればと思っています。それから、この活動に賛同してくれたすばらしいNPOの仲間たちにも、感謝です。

いつもながら、みなさまとご一緒に、アートに触れる時間を楽しませていただこうと思っています!


うじかわこずえ
(NPO はじめまして、美術館。代表/アートナビゲーター・ワークショップデザイナー)

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