2009ワークショップ

2009年11月23日 (月)

8/4 開催レポート(pm)

いよいよ、親子で美術館へ。
親子ペアになって、午前中に選んだ絵を、お互いにあてっこしました。
お子さんが選んでいた絵、すぐにはわからなかった!という方が多く、逆にお子さんの方は、ママの好きな絵をすぐにあてたりして、びっくりされているシーンも見かけました。
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午前中の紙芝居の影響でしょうか、それとも作品がもつ力なのでしょうか、あるお子さんたちが自分たちで作品の中に「天使さがし」をはじめました。
そこにまた何人かが加わって、いろいろな作品の中に「天使」を探し始め、自分たちの世界に入っていく素敵な場面が。
またある男の子は、画面の絵をなぞるように画家の腕の動きを再現していました。
他にも、絵の中に描かれているものがどんな使われ方をしているのか考えたり、作品に描かれている人物のポーズを真似たり。
それぞれの視点で自由に絵とコミュニケーションしているようでした。
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ママと手をつないで鑑賞する1時間ほどの時間、子どもたちの集中力には目を見張るばかり。ひとつ投げかけを
すると、次々と新しく視点を切り開いていく柔軟なまなざしにも、驚きと感嘆を隠せませんでした。

その後、外に出て野外彫刻を見学。
いろいろな角度から見える作品の、絵画との見え方の違いや、銀色の面に写りこむ風景などを楽しみ、親子で記念写真を撮りました。
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はじめての美術館、楽しくて特別な一日だったのでは。
この一日が、子どもたちの中に素敵な足跡をそっと残してくれることを祈って。

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8/4 開催レポート(am)

8月4日 <午前>


鎌倉婦人子供会館に集合。
曇り空ながら暑さを感じる一日。
集まってきた子どもたちも、開始前にはわくわくを隠せない模様。テーブルに並べられたコラージュの素材を触ったり、スタッフとのお話をしたり、あるいはやや緊張の面持ちで椅子に座っている子も。

スタッフの紹介、みなさんのお名前を、大好きな色と一緒に伺いました。
赤や青のほか、金色が好き、と教えてくれる子もありました。

紙芝居で美術館のマナーを学ぶと、美術館に行ったことがある子も、はじめての子も、「美術館」てどんなところなのか、少しずつイメージが膨らみます。
みっつのだいじなこと、みなさんすぐに覚えてくれていました!
実はこの紙芝居には、学校教育とは少し違った学びの「しかけ」がしてあります。
子どもたちが自分たちのことに引き寄せて、自分からマナーを守りたいと感じてくれること。
美術館は、絵や彫刻が飾ってある場所であるけれども、その空間全体を感じてほしいこと。
感じ取っていただけたでしょうか?
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そこからは大人チームと子どもチームに分かれて、作品カードを使ったゲームをしました。
両方のチームともとても盛り上がり、どこからも活発に声が出ていました。
好きな絵を選んで、午後に美術館に行く楽しみを広げます。
こどもチームはさらに、午後に美術館で撮影する「親子フォト」の額縁をコラージュして作りました。
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2009年7月21日 (火)

1回目(7/9) 開催レポート

蝉の声が賑やかに響く、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館。
子どもたちが幼稚園、小学校に行っている時間を利用して、ママ向けの第1回目を開催しました。

参加者の中には、この美術館は初めて訪れたという方も。
美術館の学芸員・稲庭さんに、神奈川県立近代美術館について、そして現在開催中の美術展、
「美術館はぼくらの宝箱 ~子どもたちの視点がくれるもの~」
について、また今回の美術展のテーマとなっている美術館体験キット「Museum Box 宝箱」についてお話を伺いながら、作品をひとつひとつご堪能いただきました。

一部の作品には、子どもたちがその絵から感じた言葉も一緒に展示してあります。
7才から18才の子どもたちがみずみずしい感性で感じたものの結晶には、大人である私たちがはっとさせられるような視点も発見できます。

時折質問も交えながら、美術館を鑑賞しました。
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カフェタイムでは、子どもと一緒に美術館を訪れるときに、気になっていることが活発に質問されました。
参加者の方々のほとんどは、子どもと一緒に美術館を訪れたご経験がおありで、そのほとんどは都内などで開催される有名な作家や美術館のコレクションを中心とした大型展のようでした。
たとえばお話しに出ていたのは、
・サーッと見て、好き嫌いで終わってしまう。
・子どもと一緒に絵を見ていて、たとえば裸婦像に「どうして裸で恥ずかしくないの?」というような現実的な問いかけに困ってしまった。
など、一緒に訪れた経験があるからこその疑問や不安。

稲庭さんからは
・親の趣味に付き合わせるという形ではなく子どもに主役感を感じさせることが大事
・好き嫌いであれば、なぜ嫌いなのか問いかけてみては?
・現実的な問いかけも良い、親が「こう見なきゃいけない」という制約をはずすことが大切。子どもの言ったことを肯定すること、つまり、絵には「こう見なきゃいけない」というものはなく、自分が感じたままでいいということを覚えてもらいたい
という鑑賞のヒントをいただきました。

また絵本『ぼくのたからもの』を通して、そこに描かれた世界がまさに美術館の活動と同じであること、作品を通して分かり合う楽しさを味わうこと、共感することが大切というお話も伺いました。
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親子で鑑賞するときの楽しみであり、喜びは、互いの考えに「共感」するということ。

次回、8月4日(火)は、子どもたちと一緒に美術館のマナーを楽しくまなびながら、作品カードにふれ、いよいよ親子で美術館を楽しみます。
それではまた、次回をお楽しみに!!

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