2008ワークショップ

2008年9月 4日 (木)

おやこで、美術館へ!

8月21日。
天気予報は雨の予報が出ていたこの日。それでもお天気は、こどもたち・ママたちに味方してくれたのか、ほどよい晴れのち曇りの空模様。

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美術館前の池には、白い蓮の花が咲いています。

●おぼえているかな?
学芸員・稲庭さんと、美術館に住んでいるかわいいおともだちから、美術館で守るマナー、みんなが覚えているかお話がありましたよ。みんな、19日の紙芝居のこと、よく覚えていてくれましたね。

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●展示室へ!
ママと一緒に、はじめての、美術館です。
おはなしは静かに、ゆっくり歩いて、作品にはさわらずに…そう思い出してくれているこどもたち、展示室に一歩踏み入れる時の、どきどきわくわくの入り混じった、キラキラした目。作品に吸い込まれるように、じっとたたずんでいる子や、さわらないように、さわらないように、と注意して作品を見てくれていました。中には、作品への興味が大きくなっちゃう子もありましたが、ママたちやスタッフからの、きをつけてね、の一言で、すぐに思い出してくれましたね。
19日に選んだ「好きな作品」を、ママと一緒にたくさん探してくれました。ママたちはそれを、19日にこどもたちが作った「宝の地図」にメモしてくれました。
大きな絵をじっと見上げている子。
好きな作品を何度も見ている子。
はじめて出会う本物の作品たちに、興味津々。
美術館と、作品との出会い、たからものになったかな?

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●パズル!
みんなの名札が、実はパズルになっていました。みんなでひとつの大きな作品「インディアン・サマー」を作りました。ママの名前と絶対につながるようにできているので、おうちでも試してみてくださいね。

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●わたしたちが宝物!マイがくぶちで、記念撮影。
19日にみんなが作ってくれた、マイがくぶち。
これは、本当に美術館で使われていた作品と額縁の間に敷かれる「マット」というもので、購入しようと思ったらとっても高価なものなんです(プロがカットするにも、カット料がかかるくらいなんですよ!)。今回、美術館さんのご厚意で、いただくことができました。
みんなの素敵な作品、実はすごいものを使っている、と思うと、感動もひとしおではありませんか?

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「たのしかった!」「また美術館、来たい。」「今度はパパと来るんだ!」などなど、こどもたちからの素敵な言葉で締めくくられた一日。
ママたちからも、「こどもと一緒に展示を見ると、自分が見ているものとこどもが見ているものが違っていて面白かった。」「こどもの豊かな言葉にはっとさせられた。」そんな嬉しい発見が聞かれたこの日。

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はじめての美術館体験。
たのしかったかな?
こどもたちにとって、またママたちにとって、「子育て」というかけがえのない時間を楽しむひとつのアイディアとして、受け入れられたなら嬉しい限りです。
2日間、お疲れ様でした!

 
それから…
手前味噌ではありますが、ここで、関わってくれたスタッフの皆さんにも改めて感謝を申し上げたいと思います。
今回、主催として、また子育てしながら美術館と関わってきた先輩ママとして、さまざまなアイディアやサポートを、細やかなところまで「ママとこどものきもち」に焦点を当てて、携わってくださったSTスポット横浜の松尾さん
保育サポート役として関わってくださり、「子育て支援」の観点からこのプロジェクトにさまざまにご意見・ご尽力くださり、県からの貴重なご助成を、参加者の皆さんにかわり今回の保育スタッフの保育費として投入し、共催してくださった、かまくらキッズママの青野さん。そしてお一人おひとりに心配りくださったスタッフの萩村さん
2日間、先輩ママとして、また美術検定を取得されたご縁で、快く、またしなやかに、ご助力くださった小坂さん
19日のこどもたちに、あたたかく語りかけながら、手遊びや絵本の読み聞かせをしてくださった保育士の岡本さん
それから、この2日間にわたるプログラムを、こどもたちにとってママたちにとって「一番良い方法」を見据えながらご支援・ご配慮くださり、受入を実現してくださった、神奈川県立近代美術館の稲庭さん

たくさんの方々のあたたかな心と、あたたかな手で、このイベントは開催されました。
ここに厚く、また深く、御礼を申し上げたいと思います。

こどもたちにとって、この日初めて体験した美術館という場所、そして美術が、すぐには形にならなくても、ながい人生の上で、素敵な足跡を残してくれることを祈って。

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ママたちのいちにち。

夏休みもおわり、楽しかった思い出を胸に、二学期を始められている頃でしょうか。
開催からブログ更新までちょっと間があいてしまいましたが、「はじめまして、美術館。」、19日のママたちの様子をアップいたします。思い出してみてくださいね。

●ギャラリートーク
この展覧会の担当学芸員のお一人、稲庭さんから、展覧会のみどころをたくさんご紹介いただきました。
ベビーカーでの鑑賞には、保育サポートのかまくらキッズママのお二人のお力をお借りしつつ、展示を楽しみました。ママたちの中には、これが久しぶりの美術館鑑賞という方も。

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●コーヒーブレイク
美術館の喫茶室で、コーヒーブレイク。
稲庭さんに、こどもと一緒に美術館に来るときのポイントなどを教えていただきました。
こどもに対して積極的に声がけした方がいいのか、タイトルは言ったほうがいいのか、そんな質問が飛び交う中、稲庭さんには、美術館だからと構えずに、「字のない絵本をよむ感覚で」作品と向き合うことを教えていただきました。
ママたちの中では、この一言、とても印象に残っていたようですね!

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●こどもたちと、約2時間ぶりの再会!
こどもたち、自分の傑作をママに見せて嬉しそう。それを聞くママたちの笑顔も、輝いていました!
2時間のプログラム、こどもたちもママたちも、ちょっとずつ新しい何かを胸にした、素敵な笑顔が印象的でした。

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2008年8月20日 (水)

こどもたちのいちにち。

「はじめまして、美術館。」昨日の第一日目、いかがでしたか?
スタッフ・ウジカワです。
ママたち、こどもたち、それぞれの美術館体験。おうちでお話など出ていたかな?
紙芝居も、カード遊びも、造形遊びも、こどもたちは真剣そのもの。
それも、とーってもいい笑顔で、楽しそうに参加してくれていました。

個人的にとっても感動しちゃったのは、美術館から帰ってきたママたちに自分の作品を見せる時の、こどもたちの輝くような笑顔!あんなに素敵な表情。みんなの笑顔が、一番のたからものだよ、と思いました。
誇らしげで、嬉しそうで、ママに自分のとくべつな作品を見せて、お話してくれていましたよね。

明日21日は、みんなが作ってくれた作品たちが大活躍します。
お楽しみに!

それでは、こどもたちの様子をご紹介しましょう。(PCからご覧の方は、写真をクリックすると大きな画面で見られます。)

●紙芝居
紙芝居『はじめまして、美術館。』こどもたち、とっても気に入ってくれて、最初と最後、2回読みました。
くまくんがおかあさんの誘いで美術館に行くことになって、どんなところだろう?と思いながら、美術館を体験するお話です。
お話の中で、「美術館には天使が住んでいる。」という部分があります。美術館には天使が住んでいて、かざってあるものにさわると悲しむよ、床の下で寝ているから走ると目が醒めちゃってかわいそうだよ、ちいさな声でとってもいいことを教えてくれるからお話は小さな声でするよ。そんな内容なのですが、それぞれのページに、小さく、うすい色で、天使が描かれています。
こどもたち、天使をみつけるのがとっても上手!で、「ここにいた!」「ここにいるよ!」とみんな紙芝居に近づいてきて教えてくれました。
ゆっくり、静かに歩く練習をしたり、ちいさな声の練習も、みんなとっても上手に練習してくれましたよ。
「あのね、天使はとぶことがすきなの」と教えてくれた女の子もいました。
明日、美術館でほんものの天使、感じることができるかな?

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●カードあそび
美術館に展示してある作品に、みんな夢中!
作品カードを並べると、みんなキラキラした目で、たくさんの絵を探してくれました。
お気に入りのものを3つ、そして特別好きなものを1つ選んでもらったのですが、「もっと選んでもいい?」とたくさんの絵をお気に入りにしてくれた子もいました。
それに、素敵なお話も飛び出していましたよ。
「ろうそくの絵が好き」と教えてくれた女の子。どうして好きなのかな?と聞いたら、「お誕生日にね、ろうそくをつけるから。」素敵な思い出とつながっているんですね!
それから「地図みたいで好き」と、ある絵を教えてくれた男の子。あとから学芸員・稲庭さんに聞いたところ、本当に地図をもとにして描かれた絵だったんです!すごいよ!
シャガールの作品に出てくる女の人は、「おひめさまみたい!」と女の子に人気でした。
ママをお待ちしている間にカードを広げたら、こどもたち、すかさず走ってきて、自分のお気に入りを手にとっていましたよ!
みんなに教えるのが恥かしいから…と、こっそり耳打ちして「とりの絵がすき」って教えてくれる男の子もいました。
本物を美術館で見たら…どんなふうに楽しんでくれるんでしょうね?

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●手遊び
みんなでそれぞれのまねっこ遊びをして楽しみました。
「こんなこと、こんなこと、できますか?」の問いかけに、笑顔いっぱいでまねっこしてくれました。

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●造形あそび (クレヨンで)
最初に宝の地図の表紙をクレヨンで描いてもらいました。
カードあそびで選んでもらった「一番すき」な絵と、どこかつながっているような絵を描いているこどもたちが多かったことに、スタッフは驚きました。

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●絵本のよみきかせ
『あおくんときいろちゃん』、じーっと、聞いてくれていました。
そのあとに絵の具を使ってみたのですが、「あおときいろを混ぜたら、みどりになったよ!」と、絵本の混色を実際に試してくれた子もいました。


●造形あそび(絵の具で)
クレヨンで色をつけた宝の地図に、絵の具でさらに表情をつけました。
それから、大きな大きな、がくぶち!
実はこの額縁、実際に美術館で使用されていたものなんですよ。
額縁と、美術品の間にしかれているマット。それがこのがくぶちの正体です。マットは、美術館さんのご厚意で、使用済みのものを頂きました。
みんなとっても楽しそうに絵の具と触れ合っていましたよ。
「色がまざって、別の色になる」体験に夢中になって、たくさんの色を塗り重ねてくれる子も。
全部の指と全部の手で、ダイナミックに絵の具を楽しんでくれる子もいました。
それに、こどもたちの中では、がくぶちがひとつのお話になっていたよう。
トンネルや川があったり、アイスクリーム(チョコレート味と、あかい味だそう。ツブツブ感まで絵の具を盛り上げて表現されているんです!)の絵をかいてくれたり、電気だよ雷だよって黒と黄色のコントラストが素敵な元気な絵を描いてくれた子、階段をいろんな色で描いてくれた子、幼稚園の楽しい様子を描いてくれた子、雨や雲や海を描いてくれた子、花火を描いてくれた子もいました。お花やちょうちょを描いてくれた子は、「この中に入って、わたしがお花になるの」と言ってくれた子もいましたよ!
ママと一緒にじぶんの額縁に入っての記念撮影、楽しみですね!
できあがりを、取材に来ていたカメラマンさんに見せにいって、撮影してもらっている子もいました。

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では明日、また元気にお目にかかりましょう!

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