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July 2012

July 29, 2012

お豆とお姫様

お豆とお姫様
世の中には7枚のお布団の下に1粒のお豆があるだけで眠れぬ夜を過ごすお姫様もいらっしゃいますが、我が家にはドレスを着てティアラと手袋をつけて、おはしで枝豆をつまむお姫様がいらっしゃいます。
どうも先日の「白鳥の湖」がよほど気に入ったとみえ、毎晩白いドレスで白鳥の踊りをしてはオデット姫気分にひたっているらしいのですが、食事もそのまま通すので閉口です。さすがに納豆をお召し上りになる際にはひっペがしました。

さて先日急に上野に詣出た我が家。名目が「ふりかえ結婚記念日」でしたので、そりゃもう私のワガママ三昧で、東京都美術館マウリッツハイス美術館展、国立西洋美術館ベルリン国立美術館展のハシゴを、間に国立科学博物館元素のふしぎ展、上野動物園をはさみながら、行ってまいりました。
都美にいらっしゃるIさんにご挨拶したいものの突然降ってわいた予定だったので断念、また次の機会(願わくば1人の時)を虎視眈々と狙います。

でね。
都美のとびラープロジェクトで絵の前でおえかきできるステキな試みがありましたよ(さすが!)!
わくわくと姫が体験しまして、おえかきしましたら、子供って面白いですねー、模写させようさせようというこちらの企みなんてお構いなし、絵の中から続きのお話を勝手につくって、それを描いてる。
ディアナが足浴している絵を見てうちの姫が描いたのが、この写真の絵。
なんと、ディアナの横の赤いドレスの女性が、頭にハトのエサをのっけてそれをハトがたべにきたところ、だそうです。
実際の作品では赤いドレスの女性は横顔ですし、表情もはっきりとは見えないし、ハトもディアナの足元にいます(ハト?ハンカチ?一瞬考えるような)。
想像力ってすごい。
他にもいろいろ話しながら見ていると面白く、大きなレースの襟飾りがついた貴婦人は「雪のお姫様」なんていいながら楽しく鑑賞しました。

一方、あばれるかと思った2才児もおとなしく見ていました、彼は今、自分をスーパーヒーローと思っているのですが、なんとそのおかげで。
ベルリン美の方で見た聖ゲオルギウスくんのおかげです。
龍を退治しているゲオルギウスくんの彫刻に目がキラキラ。
「スーパーヒーローだっ」と感激する彼に「そうそう、ホンモノのスーパーヒーローだよ〜」と囁くのは楽しかったです。こういうスーパーヒーローは、母も抵抗ないし毎年かわるものでもないので楽で楽しい、よいことです(笑)。こういうヒーローはいっぱい知ってほしいなあ。

満喫した上野、いままで正直フェルメールの良さを「そこまでいい?」なんて思うこともあったのですが、ホンモノを見たら、印刷物とは全然違っていて、あんなに人々が夢中になるのもわかりました。ホンモノだけが持つ特別な輝き、ですね。
楽しい一日になりました。

あっ、これをご覧になって都美へ行かれる方、おえかきボードは4才以上の方に貸出がありますよ。そして私のように親バカPHOTOをとられる方は、もちろん展示室ではなく、移動のエスカレーターあたりで監視員のおねえさんにお声がけなさってからにしましょうね。

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July 22, 2012

おおきな顔で

なつやすみがやってきました。
子どもの頃、それはそれは楽しみにしていた、なつやすみ。
そして親になると、それはそれは憂鬱な、なつやすみ(笑)。

お友達ママの名言ですが、「未就園児が家にいるのはなんとも思わないのに、どうして普段幼稚園や学校に行っていていない子が家にいると、こんなに煩わしい感じがするのだろう?」と。
そうなんです。
幼稚園の送り迎えがない分、らくちんなはずなのですが、家にずーっとずーっと入り浸っては、喧嘩三昧の子どもたちを見ていると、どうにもいろんなものが沸々と…

こんなとき、とてもうれしいのが、お稽古ごとです。
普段は「つかれたなあ、ちょっと面倒だなあ」と感じることさえありますが、そりゃもう、なつやすみになりましたら、嬉々として連れて行きます。
子どもたちも家から出られるので(?)嬉々として出かけます。

家の前に公園があるのですが、先日、はるがお友達とトラブルを起こしてしまい、親も子も何度目かの公園恐怖症になっていて、行きたくないのです。
トラブルは、泥団子を壊してしまったこと。
もちろん、故意にではないのです。
お友達に「だいじにしてね」と渡された泥団子を、大事にしてねと言われたので持ったまま、自分があそびたかった滑り台を滑って、お団子を壊してしまったと、ただそれだけのことです。
相手の子が泣いてしまって、自分ではどうしてよいかわからず謝れなかったらしく、相手のママに謝ってと言われても気分のキリカエには時間がかかる彼は怒ったような声色で謝ったために、かなりきつめにご注意を受けたようなのです。
「お団子を壊されてどんな気がする?」と言われたときに、特性を大発揮して、「ぼくはかなしくない」と言ってしまったのがとくに相手ママをヒートアップさせてしまったようです。
タイミング悪く、はるを一人で遊びに行かせていたときでもあったので、守ってあげられませんでした。
そのママから、ことの経緯を書いたメールが届いて、文面は丁寧なんだけど、怒っているからメールしている、というのが明らかなメールです、こちらも「はるには幼いところがあったりするので…」と謝りました。
けれどその後、一日あけるとまた「一晩考えたんですが…」とか「夫と話したのですが…」とか、えんえんとメールが届く。
うちの子の泥団子壊しちゃったから、はるくんに謝ってもらったよーで、それで、いいじゃん!
でも、よのなかって、いろんな方がいらして、いろんな考えの方がいらっしゃるんです。
はるが学校から帰ってくるのを公園でキャッチして、そのことをまた言っていたときもあったようでした。
あー、もうこりゃ、だめだと思って、はるの障害の事と彼にとって悪意があったわけじゃなくて故意でもなくて、気持ちの切り替えもできなくて、ということお伝えしました。メールだけではと思ったので、お会いしたときにお話ししたり。向こうから訪ねてこられたこともありました。同じ団地内の方の事、ご近所付き合いって大変なものだと、本当に、憔悴しました。
はるの活動範囲が広がり、ひとりで出歩くようになるとこれからこんなこと、やまもりあるんだろうなあと思うと、げっそりします。
でも、こちらがいくらげっそりしたっていいから、はるに大きな傷にはならないように。
療育の先生がたにもご相談したりして、「時間をかけて傷が癒えるのをまつ」ことにします。

そんなわけで、公園恐怖症なために、なつやすみはさらに、こわい。
「公園いってらっしゃいー」が使えないということは、私はどっぷり付き合って、あちこち連れまわさなければいけないということなわけなのです。
図書館、植物園、お買いもの、本屋さん、公民館のこども教室、あちこち手札は既に使っていて、さあ、どうしよう。


でも。
今日は、予定があるのです。
素敵な予定です。
オーケストラをききにいきます。
日フィルがこども向けにやっている、オケとバレエのコンサートに、上2人と行っています。
日フィルと、スターダンサーズバレエ団。
はっきり言って、連れていくこちらも、うきうきです。

自分が聴きたいコンサートに出かけるのは、もう何年もないけれども、こども向けということで、「教育のため」なんて大仰におおきな顔をして、楽しいことをしにいけるわけなのです。
やったー。

ここしばらくの心の澱、洗い流してきます~。

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