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September 18, 2009

どうぶつパン。

どうぶつパン。
どうぶつパン。
ずーっと幼稚園をお休みし続けている我が家。
地区一帯に新型インフルエンザが蔓延しているので買い物さえネットスーパーでの宅配に頼り、この2週間、検診以外一歩も家から出ずに過ごしている。
さすがにストレスがたまりがちで、子どもたちは家中おもちゃをバラまき妙にハイテンションで駆け回り、私はそれをおこりながら片付けて回り、お互いに疲れ果ててしまった。

これは気分を根本的に転換する「装置」が必要、と目をつけたのは、以前はるがパン食にはまった時買っていたロールパンミックス。
なんとレンジで発酵させるため、ほんの40分でロールパンができる。

「パン、作る?」と声をかけると、動物園できく雄叫びのようなのが2つ、子ども部屋から伸びてくる。
ほどなくドタドタと足音高らかに声の主たちが、リビングでロールパンミックスと牛乳、バターをいれた丼を抱える私のもとに集まってきた。

生地作り、一次発酵まで、さっきまでの喧騒が嘘のように真剣に、混ぜたりこねたり。
発酵が終わった生地を等分して、さあロールパンをと思ったらはるが「これでクロワッサンも作れる?」と言い出した。
それは別の作り方でバターがもっといるのだけど、ミックス同封の作り方によればロールパンの他に、動物パン、ベーコンパン、ソーセージロールが作れるらしいと説明すると、しばらく考えこんでから「じゃあぼく、動物パンつくりたい!」ブタの形のパンをつくる、という。
さあやも一緒に万歳するので、君はウサギにしようか、とやらせてみることに。

生地の中に板チョコをいれ、整形して、パパの「おつまみ種ミックス」からレーズンとクコの実かぼちゃの種を失敬して顔をつくる。

はるは、どうやったらブタの顔らしくなるのか考え考え、レーズンとかぼちゃの種をああでもないこうでもないとつけたり外したり。
さあやはとにかく生地のプニプニの手触りが気に入って、指先でつぶしにかかる。
ウサギの目をクコの実でつけさせると、嬉しそうに「わあ!」と目を輝かせる。

私が概ね整形したウサギは、はるには「それはウサギじゃなくてキツネ」と酷評されたけれども、オーブンから出てきたそれは、なかなかおいしそうに焼きあがっていた。

「ぼくのブタパン、最高!」とはる。
特別ひと口あげるね、なんてさあやに食べさせたり、私にも「ぼくのブタパン、味見してみてよ!」と自慢げ。

パンを食べ終えたら、不思議といい子になった。
おもちゃを片付けたり、「勉強する」といって、いつもは車の運転ソフトばかりやっているキッズコンピュータも、珍しく時計の読み方ソフトをやりだした。

目先が変わることって大きいなあと思った。
あんなに叱ってたのが嘘のように穏やかだ。
たまには面倒なこともやってみるものだ。

にしても、はるのブタパン、目のたれ具合が本人に似ていて面白い(笑)。
これって偶然かしら、作者の意図なのかしら。

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Comments

zokさんを見ていると、本当にすごいママぶりに圧倒されます。自分はきっと、子供たちにこういう幸せな時間を与えてあげることができないだろうな、と思うのです。はるくん、さあやちゃん、えびのすけ(?)は幸せですね。

いよいよ秒読み、がんばってください。元気なお子さまの誕生をお祈りしています!

Posted by: kaname | September 21, 2009 at 10:56 AM

いえいえ、このところ学校やワークショップなど自分のこと優先だったので、あまり子どもに付き合ってない罪滅ぼしみたいなものなのです。ちょっぴり真面目に「主婦」する時間ができたので…(笑)
あまりやらないことだからブログに書くので目立って見えるだけですよ~。(普段はとても…)
なにかをするには、なにかをやらない選択をしなければいけないので、うま~くバランスがとれるようになりたいと思います!

Posted by: zok | September 21, 2009 at 05:56 PM

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