« May 2009 | Main | July 2009 »

June 2009

June 20, 2009

奔走の日々

ワークショップをやるとなって、何が一番忙しいかというと、実は告知に至るまでの諸準備。
今年は昨年頑張ったので内容部分の手間が少ないけれども、NPOになり活動範囲が広がり、マンパワーも出来てきたためにやっていること自体「広がった」感がある。
広報に会場手配にボランティア確保にと精を出してくださるスタッフさんを拝見していると、がんばらなきゃ、とエネルギーをいただく。
それに快く「手伝いに行くよ!」と仰てくださるアートナビゲーターの方々(中にはお仕事をお休みして手伝いに来てくださる方も!)に励ましていただく。

昨年ひとりでせっせと準備していたのに引き比べ、なんと鮮やか&素晴らしいことか!感激の連続。

さらには昨年のワークショップを見学に来てくださった幼児の鑑賞教育がご専門の研究者の方がNPOの一員としてご協力くださることになったり、メディアにご取材いただけることになったり、それはそれは素敵な化学反応の連続なのである。
信じられないくらい、素敵なことが溢れている。

なによりも、人と人の善意がつながって、この活動を盛り立ててくださっていること。
そのお一人お一人が、将来を担う子どもという社会の宝物のために、ご自分の力と時間をご提供くださっていること。
それは、本当に素晴らしいことだと思う。

美術の持つ懐の広さ、深さ、そこに子どもが触れ、親が触れ、両者の視点が錯綜し、生まれてくる言葉や思い。
直感的な見方をするのは子ども特有の素晴らしい視点だと思うし、それを見聞きする親にとってその言葉や様子は大きな発見を伴う「親だからこそ」の喜びでもある。
日常から少し離れた場所で、子どもが美術という他者に出会い言葉ではないなにかを受け取る機会であるとともに、親子がお互いについて新しい発見をする機会でもあってほしい。

今年の開催、初回まではあと20日。
まだ決まらないことが多く、たっぷり課題があるけれど、ガンバリマス。
土日の講座に自分のワークショップに病院に…なかなか充実した夏。
無理しすぎないよう、ブレーキをかけながら…!(というのはブログをなかなか更新しない言い訳になっているかな?)

| | Comments (2)

June 13, 2009

新しい楽しみ

新しい楽しみ
賑やかな人たちのおかげで、あちこち補修が必要になっておりますが、そこにさらなる楽しみを彼らは見いだしてしまうのです。
襖にあけた穴から手を出す兄。
それをモグラタタキよろしく握る妹。

子どもはまさしく遊びの発明家です。

きゃあきゃあいいながら遊んでいるのは微笑ましいのですが、日に日にボロボロになる襖…夏休みに全面リニューアルが必要であります、ふう。

| | Comments (0)

June 07, 2009

NINAGAWA十二夜

本日初日、NINAGAWA十二夜。
花道横の五列目で菊之助菊五郎を堪能してきた。
2005年の初演時は歌舞伎に目覚める直前、2007年再演時ははるか北京の空の下で、とうとう今回、熱望の観劇である。
立役も女方も兼ねる役者である菊之助だからこそ十二分に味わえる作品だし、逆にこの作品だからこそ菊之助の芸をあますところなく魅せてくれる。

2007年の再演を歌舞伎チャンネルで見ていたのだけれど、ロンドン凱旋公演ではぐっと上演時間が短縮され、幕間も一度休憩を挟むのみ。
テンポが良くなって、ストーリーが際立った感じがした。

なににおいても菊之助の美しさといったら!
立役・斯波主膳之助の胸のすくような男ぶり、女方・琵琶姫の花のようなたおやかさ、そして琵琶姫扮する男装の麗人・獅子丸のけなげさ。
三つの声色を巧みに使い分け、それぞれにそれぞれの魅力を引き出された人物に、引き込まれるばかり。
文字どおり、夢のような時間を過ごした。

脇を固める人物もそれぞれに個性的で、物語の特質もあり、コミカルだ。
菊五郎の豹変ぶりには思わず声をあげて笑ってしまったし、指先や爪先まで細かい小技連続の亀治郎には何度となくニヤニヤさせられた。
その場にいるだけでも可笑しい役どころもあり、極上のエンターテイメントである。

A嬢とkanameさんとご一緒させていただいたのだけど、お二人ともご満足の様子。
松島屋(仁左衛門)ファンのA嬢は古典との違いや斬新な演出を楽しんでくださり、この日学生時代の芸術鑑賞以来しばらくぶりで歌舞伎に触れられたkanameさんはもともと素晴らしい審美眼をお持ちなので、歌舞伎空間にも菊之助の美しさにもすぐに反応されて、ハマっていただけた模様。
またお一人、歌舞伎に付き合ってくださる方が増えたよう。
嬉しい1日だった。

叶うことなら毎日劇場に通いたいくらい、素敵な作品!
機会ある方はぜひ、お運びください。

| | Comments (2)

June 01, 2009

コミュニケーションのカタチ

eラーニングの振り返り、ダンスで感じるコミュニケーション、グループワークが行われた演習2日目。

1日目で少しずつ知った参加者の方々と、いよいよ詳しいお話など始めて、それぞれの活動を伺う、自分の活動をお話する、ですっかり楽しくなってしまった。
もっともこれは、カリキュラムに組み込まれた部分ではなくてそれ以外のところ。

カリキュラムでは、教育学の歴史や認知心理学での発達(わかる、わからないがどういうことかとか)など、ワークショップとは何だろう、という問いの答えになる学術的な話が切り口を変えて展開された。
eラーニングの復習と1日目の振り返り、そこで出た問いへの答えなど。
そのあとは実際にワークショップを体験。
ダンス・インプロヴィゼーションを初体験した。
カラダを使ってコミュニケーションするようなもので、そこに込められた意味を考えながら、実際に幾種類かを体験する。
そのあとで体験の意味や感想などをグループで共有。

最後は4つのテーマ別にグループに分かれて議論、プロセスの発表。
…と、ここまでが1日の内容だったのだけど、私が興味をもって参加したテーマが「大人とこどもが学びあえるワークショップって?」という内容だったので、自分がやっていることや、他の方のご活動が端々に登場し、その延長でプログラム終了後も「妄想大会」、お話が止まらなかった。
同じグループは、介護士の方、舞台女優、エコヴィレッジをやっている方、学校へのアーティスト派遣をしている方など。
それぞれにワークショップと関わって来られ、思いもたくさんある方々。
面白い上に勉強になるし、ときに素敵なアイディアをいただいたりもする。
結局18時頃までずーっと話をして、帰途についた。

頭の中がぽーっと高揚、頭の中でいろいろ活発に分泌されている感じ。
人ってすごい、面白い、とすこぶるポジティブな元気をもらって帰ってきた。
クセになる楽しさである。

| | Comments (0)

« May 2009 | Main | July 2009 »