« February 2009 | Main | April 2009 »

March 2009

March 26, 2009

歩き始めた。

さあやがここ数日、歩行訓練を行っている。
たどたどしいながらも、毎日少しずつ、足取りがしっかりしてきている。
最初は、2歩くらい、ととっ、と、本人も気づかずに歩いたのがきっかけだった(少し離れたソファのお菓子をとろうとして)。
その後、立ったときに、バランスをとろうとしたのか、やはり2~3歩歩いたことがあり、それで本人は、「歩行」という新しい境地にようやく目覚めたらしい。

まず彼女が試みたのは、自立するときのバランスを図ること。
次に、つかまり立ちから、別方向への歩行。
そして今は、座っている状態から自立するまでになった。

その過程で、たまに5~6歩、とととととっと歩行できると、本人も大層嬉しいらしくて、満面の笑みでしらせにくる。
(どういうわけか、歩行する際は手になにか食料が握られていることが多く、チョコドーナツを握りしめたまま、ベッドで横になっている私の顔の横に、にゅっとそのベトベトの手とほっぺとが押し寄せてくる様子は、ある意味恐怖でもある)

はるは1歳3カ月になってようやく、歩き始めた。
それも、さあやのような段階を踏んだりはせず、完璧に歩けるようになるまで封印していたようで、いきなりスタスタとリビングを往復した。
さあやは、立ち、転がり、ぶつかり、それでも果敢にまた挑戦する。
おなじ子どもでも、性格や個性があるんだな、と改めて思う。

もうすぐ、兄同様、歩行が完璧にできるものと信じている(らしい)さあや。
転びながらもがんばって歩こうとするけなげな姿は、なかなか愛らしいものです(あの手に握られた食料さえなければ。少なくとも、パイ生地のペストリーを握りしめて歩くのはやめてほしいです、パイが家じゅうにパリパリ落ちて行って…)。

| | Comments (0)

March 23, 2009

ピクニック

ピクニック
幼稚園が春休みになったのでお天気の良い日を狙い、植物園にピクニックへ。

はるは走り回り転げ回り、さあやはすやすや眠り、ぽかぽか陽気に包まれて絵本とお弁当を広げました。
お弁当は手抜きしてスーパーのおにぎり弁当ですが、はるには「ママごはんもおいしいんだけどね」とチクリと言われ、嬉しいながらも「ママもたまにはお休みしたいんだよ」と四歳児に言い訳を(笑)。

途中急な連絡が入り、中断されてしまったものの、はるもさあやもピクニック、なかなか楽しんでいて、なにより私もしばしいろんなことを忘れ、こどもとある自分だけを考えればよい時間は、なにか特別な贅沢でした。

| | Comments (0)

March 21, 2009

スパゲティ・ヤマガタン

ある夜のこと。
夕飯はスパゲティにしようかなと冷蔵庫をのぞいていて、ピピッとひらめいた。
その名もスパゲティ・ヤマガタン。
山形産のオーガニックな環境で育った豚肉と、山形名産のお漬け物・青菜(せいさい)漬でつくる、あっさり和風スパである。
まずは豚肉をほそ切りにして、しょうが醤油でいためる。
そこに、お好みで唐辛子の輪切り、茹で上がったスパゲティと、同じように千切りにした青菜を混ぜ込んで、少量の醤油で味を整えごまを散らしたら完成。
(我が家はこどもたちも一緒に食べるので、唐辛子はいれずに各自で七味唐辛子をふりかけています)

しょうがの香りと、青菜漬のほのかな酸味と塩味が食欲をそそる。
青菜はおにぎりに巻いて食べるのもそのままいただくのも好きだけど、スパゲティにもなかなか合うみたい。
粉チーズがわりに、もみのりを散らしてもおいしい。

日本酒にも、辛口白ワインにも美味しい一品。
そうそう、山形はワインの名産でもありますからね。

学生時代、山形を縦横無尽に遊び尽くした楽しい思い出が蘇ってくる、なつかしレシピとなりました。
青菜漬が手に入ったらお試しあれ。

| | Comments (0)

March 20, 2009

春霞 鎌倉散策

春霞 鎌倉散策
春霞 鎌倉散策
すてきなお友達が、先日ご案内した伊庭靖子展を見に来てくださった。
勤め人時代の同僚S嬢、そのときのクライアントだったkanameさん、S嬢の学生時代からのご友人で秋にも鎌倉散策に来てくださったBちゃんと4人で伊庭展をめざす。
と、その前に、まずは腹拵え。
季節あふれる雲水料理で心を研ぎ澄まし、おしゃべりに花を咲かせながらのお食事は春そのもの。
レモンの食前酒と自家製ごま豆腐からはじまるお膳には、苺のソースの鎌倉野菜のサラダや、蕗の薹や菜の花の天ぷら、つくしの佃煮ののったごはんなど、口の中に春爛漫の景色が広がるよう。
雲水というのは修行中のお坊さんのこと。
精進料理なのだけど、さまざまな食材の味わいや食感に、こんな美味しい修行(だけ)なら私もやってみたい、と不埒な考えがちらついた。

ドイツソーセージのお店でさまざまなタイプのソーセージを試食し、美術館で感性の快楽を堪能して、八幡宮・旗上弁天社でひっそりと佇む姫石に祈願をし、大佛茶廊でお抹茶と知る人ぞ知る和菓子舗・美鈴の美しい上生菓子に癒やされ、アメリカレトロ雑貨、ちりめん細工、北欧アンティークと骨董などお店を冷やかしながら、鎌倉山納豆、葉山のこだわりパン、相模湾の干物のお店、わらび餅屋さんなどをめぐった一日。
雨ふりでスタートしたのに、お食事中に雲が晴れ、すっきりと春らしい一日を楽しめたのも嬉しかった。

だいすきなひと達とだいすきな場所を楽しむ、最高の贅沢を過ごしました。

| | Comments (0)

March 15, 2009

勝手に応援団長

日曜日の上野は人でいっぱい。
まだ桜には早いのに、賑わう人と人の間をかいくぐって一路、東京都美術館へ。
来月末からはじまる美術展のガイドの打ち合わせである、会場下見の名目でまたまたウィリアム・モリスを観ることができるのがありがたい。
はやくも提灯の張り巡らされた広場、ヘブン・アーティストと呼ばれる大道芸人たちがあちらこちらに見え、中には三味線プレイヤーもいる。

久しぶりにお目にかかるアートナビゲーターの皆さん、相変わらず博識でパワフル!
万年ひよっこナビゲーターの私は、いつもの皆さんの濃厚アートトークに刺激を受けつつ助けられつつ、美術検定のおかげで出逢えた素敵なご縁を満喫してきた。
札幌から広島から、この機会を心待ちに皆さん集まっていらっしゃるのだけど、都内の各館でボランティアをなさっている方も多く、あちこちの展覧会の様子や楽しいワークショップ、ガイドツアーのお話も伺えたりする。

さて来月末から始まる、垂涎の展覧会について少し。
東京都美術館で4月末から開催される「日本の美術館名品展」は、全国の公立美術館約100館からよりすぐりの逸品220点が一同に会する、なんとも贅沢で見応えのある展覧会。
西洋絵画から日本の近現代洋画、日本画、版画、彫刻と、日本が誇る粒ぞろいの作品たちに出逢える。
こういった展覧会はまったく初めての試みであるし、歴史に残る大展覧会であること間違いなしだ。
この県にはこんな「お宝」が眠っているのか!と、旅の楽しみのひとつに、各地の美術館を訪れてみたくなる。
(とはいえ、なんといっても贅沢なのは、東京に居ながらにして全国のこの名品をたっぷり味わえることである。ちなみにこの展覧会は巡回しないので、本当にここでのみ鑑賞できる特別な展覧会だ)

今回私たちアートナビゲーターは、ANAの「感動案内人」として、この素敵な展覧会を構成する作品についてご案内を仰せつかった。
地方から東京にいらっしゃるANAのツアー参加者対象のガイドツアーとなるのだけど、私がお手伝いさせていただく日は通常の開館時間以降に設定された、特別の夜の美術館鑑賞・ナイトミュージアムのため、ゆっくりじっくり、贅沢な空間で贅沢な作品を堪能していただける(はず)。
事前資料を拝見するだけでもう、わくわくしっぱなしなのである。

もちろん中には、私がとてもお世話になっている神奈川県立近代美術館さんの所蔵作品もあり、ガイドツアーの担当区域がここになったら、ちょっと依怙贔屓してここを重点的に紹介してしまいたい(笑)。
ついでに、鎌倉いいですよー葉山いいですよー今度ぜひ来てね、と美術館の紹介も(笑)。
今回の名品展の趣旨は、公立美術館への応援歌にしたい、というものなので、各館でボランティアをなさっている皆さんもご自分が関わってらっしゃる館の紹介をしようと気張っており(笑)、「勝手に応援団長」としてそれぞれの館をプッシュするつもりになっている。
私も負けてはいられないではないか(笑)。

昨今、公立美術館をめぐる社会状況は非常に厳しい。
この不況下、自治体からの予算が半分に削られた、という話はざらで、半分どころか3分の1という館もあるという。
何時間も行列をして大型展に足を運ぶファンが多い一方、そうして予算を削られた館は企画展も開けず常設展のみしか開催できない事情もあり、客足はコアなファンのみに限られていく傾向もある。
でも、と私たちは言いたい。
公立美術館には、こんなに素晴らしい作品が、たくさん眠っているんですよ、と(だってみなさんの税金の賜物、みなさん一人一人の宝物ですよ、こんな宝物、知らなかったら勿体ないですよ、とは札幌のベテランナビゲーターさん)。
もっともっと、公立美術館に足を向けてくれる美術ファンが、増えてほしいと切に思う。
…ご覧いただければわかる、その目で、作品を観てもらえれば。
ひいては、その作品の所蔵館をいつか訪れてもらえれば。

そんな美術へ、美術館への熱~い思いたっぷりの、ガイドたち。
5月に開催されるガイドツアーが楽しみでならない。

| | Comments (0)

March 14, 2009

夜のおやつ

夜のおやつ
ほうじ茶に牛乳いれた「ほうじ茶オレ」、金沢の加賀捧茶オレ体験をチキちゃんご夫妻に伺って以来、時折夜のお楽しみに飲んでいる。
それまでは、ゆずちゃんに教えてもらった「ホットむぎ茶オレ」が定番だったのだけど、どちらもさっぱりとして味わい深い。
なにせいつの頃からか、夜にカフェインの入った飲み物を飲むとまるで眠れなくなってしまったのだ。
以前は夕食後にコーヒーを普通に飲んだり、遅くまでたっぷりのコーヒーをお供に勉強してから眠ったりもしていたのに。

そんなわけで、カフェインのない、麦茶やほうじ茶、うちでは大活躍ですが、これだとこどもたちも飲めるので、早くに夕食を済ませてしまった日のお夜食にはもってこい。

今日は、むらさき芋を焼き芋にして、ほうじ茶オレでいただいた。
ねっとりとして甘味の強いむらさき芋、ただ焼いただけなのになんとも素敵な夜のおやつ。
はるも喜び、さあやは口のまわりをむらさきに染めて、それぞれ夢中でかぶりついている。
夜のおやつは、あまりない分特別嬉しいらしく、真剣に飲み食いするこども達を見るのがまた面白い。
兄も妹も、どれだけ芋を確保できるか必死だ…そんなに忙しく食べなくても、また作ってあげるのに(笑)。

| | Comments (4)

March 11, 2009

むずむず…

晴れた日にはやわらかな日差しにであう、3月。
どうにもむずむずしてきました。
体が「春モード」に少しずつ切り替わっていく感じが、するのです。

それもそのはず、暦をみてみたら、今はちょうど「啓蟄」にあたるではありませんか。
啓蟄といえば、春めいた大地に、冬から目覚めた虫たちが動き始める頃。
私の中の「虫」も、もぞもぞむずむずと、うごめき始めたのでした。

それは…春の「お裁縫熱」です。
なにせ世界はそろそろ春色一色。
ワードローブにもその明るい風を吹き入れたい、と思うのが人情というものです。

ところが、悲しいかな、そんな時間が今の私にはありません。
コントロールできない体調のおかげで、お仕事はいつも締切ぎりぎり。
そして外出すると翌日は必ず体を休めるようにしているので(文字通り死んだように眠っています、ほぼ一日中)、なんだかいつも予定が押せ押せで、自分のために使う時間はほとんどなく、なにかに追い立てられているような毎日の連続…。
それもこれも、この、思うようにならない体のせいなのですが…。

むずむずはやっぱり、行動しないと解消されません。
そんなわけで、書店で見かけるお裁縫の本や、布のインターネットショップをちらちらと見て、なだめすかしているところです。

春らしい、春めいた、明るい感じのワンピースを作りたいな。
うすい紫色のリネンでつくったらどうだろう。
リバティのプリント生地でつくるのもいいな。
サイズがいまいち合わない着物をリメイクしようか。
さあやとお揃いでワンピース、ブラウスも作りたいな。
お出かけ用のボトムスも、もうひとつふたつあったら重宝するし。
はるの幼稚園用ズボンも、もう少しあったらいいな。
この調子で作りたいものはむくむくと、とどまるところを知りません。

なんせこういう時のために、うちの押入れには、まだ手をつけられていない「いつか裁縫熱が来たときのために」と準備された布たちが、今か今かとその時を待っているのです。
ベッドに寝転んで、お裁縫の本のページをめくりながら、あの布をこんな感じにしたら…あの着物をこうリメイクしたら…と、思いめぐらすのは、一番楽しい作業。
そこから実際に作って、さらには着る段階になると、思った素敵さはまず大抵目減りしているのですが(笑)、それもまた楽しい。


今一番の夢、そして、もっとも遠い夢は、日がな一日ミシンと布に向かって、お洋服をせっせと作ること。
そうしたら、いっぱい春夏のワードローブを、こしらえたいものだなあと思います。
子どもを誰かが一日中預かっててくれて、体調が一日中ずっと良くて、仕事が全部手を離れて、ってそんな「万が一」がたくさん重ならないと実現できない、ささやかで大それた夢です。
体調が落ち着き、仕事が落ち着き、さらに、子どもが早く寝てくれた頃――そんな頃にまで、裁縫熱が続いていればいいのですけれど、どうでしょう。

| | Comments (0)

March 06, 2009

花ざかり。

花ざかり。
桃の節句も過ぎ、寒さ暖かさの入り乱れたお天気に翻弄されながらも、晴れ間の日差しの明るさに、春を感じ始める季節です。

冷たい雨のお雛祭り、昨年さあやが生後二十日で原因不明の熱を出し、入院してしまった初節句を思い出しました。
今年は奇しくもこの日に一歳の検診。
順調な成長も、何度となくヒヤヒヤした経験の上では、しみじみと嬉しいもの。
はまぐりのお吸い物、チラシ寿司、甘酒など、雛祭りのご馳走を作りました。

うちのお雛様は、チラシ寿司を文字通り部屋中にチラシながら喜んで食べてくれ、嬉しいやら…。

さて近頃、幼稚園の送り迎えも四川先生やご近所のママさん達のお力をお借りし、なかなか外に出る機会も少ない私。
久しぶりに歩いた外で、満開のミモザに出会いました。
春の花の中でも、小さなお菓子がすずなりになったようなミモザは大好きな花。
近くの植物園では、一足早くに開花する玉縄桜が満開とのこと。
もうすぐ春休み、お天気に恵まれたらお弁当でもつくって、一足早いお花見がてら、花ざかりを楽しむピクニックに行きたいものです。

| | Comments (0)

March 02, 2009

おそるべし、占い師。

2月の下旬、母が来た折に、中華街に出かけた。
はるが、さあやの誕生日に乗ったシーバスが気に入って、ぜひとも乗りたいと言ったため、じゃあせっかくだから茶荘に行こうか、とあいなったのである。
横浜中華街にある悟空茶荘、雰囲気もとても素敵で、北京で感激した茶館の雰囲気に少し似ており、先日ティータイムを過ごして以来、我が家のお気に入り指定になった。
四川先生はここの肉まんとマーラーカオがお気に召し、私は茶荘の雰囲気に酔いしれ、子どもたちはおみくじクッキーの虜になっている。
きっと母も好きだろうということで、はると私と三人で、お散歩がてら出かけた。

母と出かけると、大抵こちらが振り回されるのだけれども、この日も例外なく。
茶荘でお茶して、シーバスでみなとみらいにいって、横浜でさようなら、という予定だったのだけど。
「せっかくだからお参りしていくわ!」とさっさと関帝廟に入って行ったり、「あ、占い、したい!」と通りがかりの占い屋さんに飛び込んでみたり。
母は、横浜だし、春節は終わったけれどもまだ春節ムードだし、関帝廟そばだし、ということで、普段はあまりやらない占いを、急にひやかしついでにやってみようと思ったのだそうである。

ところがこれが、思わぬ方向へ進んでいった。
三十数年付き合っているけれども、こういう時の母の勘というのは妙に冴えていることが多く、思わぬ幸運にばったり出会ってみたり、逆に不幸を免れたりと、第六感が働いているとしか思えない「スゴイコト」が起こる確率が高い。

一見、近所にいるちょっと小ぎれいなおばさま…といった風貌の占い師の前に座り、一人995円だというので、母が私と2人分と支払い、手相を見てもらった(客引きのおばさんが気を利かせて、はるの分を無料にしてくれた)。
この人がすごかった。
母の手相を見ただけで、性格や来歴、まわりの人間関係まで、ビタリと言い当ててしまう。
申し添えておくが、事前の情報記入もないし、世間話もしておらず、本当に純粋に、手のひらの皺を見るだけで。
えーっ?!と二人で顔を見合わせてしまった。
「手相は変わるけどね、その時その時で見ていくと、いろんなことがわかるのよ」と。
母はしきりに「お金を貯めなさい」と言われていたのが面白く(笑)、いわく、お金が入ってくる人なんだけれども使う楽しみも知っているので貯めるように、とのこと。

いよいよ期待して私も見てもらう。
生真面目、自分で自分の道を決めて進んでいくタイプ、以前は友人とべったり親しかったけど今は距離を置く関係に変わってきている、ツメが甘い、男っぽくさばけた性格で噂話とか女性的な付き合いが苦手…ああ、そう、おっしゃるとおりです。
「結婚は一度。今のままで大丈夫。」
ホッ、今のところ見捨てられる相は出ていないらしい。
「相当ビビッときたんじゃないの?」
はい、会って3回、2週間で結婚決めました。
占い師は、さもありなん、としたり顔でうなずく。

一番気になることで、占いしてもらう時に必ず見てもらうことを聞いてみた。
文章を書きたいんですが、芽はでるものでしょうか。
まず言われたのが、
「それはね、手相だけじゃわからないのよ。手相は、今の状態はわかるけどね。変わっていってしまうものだから。そういうのは、生年月日で見ていくの、別料金になっちゃうんだ。」
それでも、手相からわかる限りのことを彼女は読んでくれ、
「誰が何を言っても、自分で決めて自分で進む人だから。いくつになっても、それをやっているし、続けていると思う。その中でどう、っていうのは、運命との絡みがあるからね、手相でわかるのはここまで。」
生年月日で詳しく見るのはプラス2000円だというので、こちらは鼻息を荒くしてさっそく財布を取り出す。

結果――。
「あー、あなた、男だわ。」
一瞬なにを言われたのか、わからなかった。
「男星」と言われる社会性を司る星が、ふたつもついているのだ、という。
「社会に出ないとね、勿体ない感じ。今なにかやってる?」
アートナビゲーターのお話をすると、「やっぱりね。そういうの、すごくいいから続けなさい。あなたは資格運があるから、資格をとってそれを生かして活動していくと、そこに人間関係も財運も地位も、ぜんぶくっついてくる。」
そして気になる文筆の方、これまた「天職」の欄に燦然と輝いていた。
「がんばりなさいよ!」と喝を入れられ、こちらもガッツでにんまり。

さて占い師さん、家族の関係をより詳細に見てくれた。
四川先生や子供たちとの相性だ。
「あなたと旦那さんね、相性は『大凶』。価値観がまるで違うってことね。その違いを『面白い』と思えるなら大丈夫、『そうじゃない』ってあなたが対等な立場のつもりででしゃばると、三人の子どもを一人で育てなきゃならなくなる」
…お、おそろしい…、しかもぴったりと言い当てられているではないか。
そう、夫婦喧嘩が発展して、私がプチ家出をするのはいつも、そんな時なんです。
私がちゃんと一歩控えなきゃいけないなぁ、と反省を(少しね)しました。
子どもたちは、はると秋に生まれる三番目が、四川先生と相性の良い子で、さあやは私と相性が良いのだそう。
「上の子(はる)は、旦那さんに預けて、旦那さんとできるだけいい関係を保ってもらうといい。あなたがあまり関わらない方が、うまくいく。でもこの子はとても親思いだから、地元を離れずに、そばにいてくれるよ。」
「二番目(さあや)は、放っておいても育つっていうか、あなたにとって『育てやすい子』のはず。」
おっしゃる通り。

占い、結婚前はたまに興味を持ってやっていたけれど、結婚後ちゃんと占ってもらうのはこれが初めて。
こんなに当たるなんて!!と本当にびっくりした。
天職のひとつだというから、たとえ職業にならないにしても、励まされたような気がして、書く方もがんばろう、と改めて気合が入る。(プラス料金まで払って占っておいてなんなのだけれども、近頃こちらに関しては欲がなくなった。職にならなくてもいいや、と思うようになってきた。いい意味で肩の力が抜けたのかもしれない。好きなものを書いて、それを誰かが読んでくれたとしたら、それでもういいや、と思うようになってきた。その分、自分でちゃんと納得のいくものを、極めていきたいと思うように。)

私が詳細に見てもらったのを横目で見ていた母が、「私も!」と占ってもらうと、弟に今年から3年間幸運がやってくることが告げられ、母は本当に嬉しそうだった。
弟は、ようやく自殺未遂の悪循環から抜けて、昨年末からは恋人もでき、少し前向きになってきた。
来年には結婚の星がついている、とも聞き、占い師さんは彼女と弟の相性も見てくれていた。良い縁のよう。
弟と似たところのある、とても素敵なお嬢さんなので、あの二人がうまくいってくれたらいいなぁと私たちも思っている。

にしても、ホント、すごい占い師さんがいるもんです。
そしてまた、それを嗅ぎわける母も、すごいもんです。
ちなみにこの日、こんな調子で予定よりもずいぶん遅くに横浜で別れた母。
東京駅に着いたら、それまで事故で止まっていた東北新幹線がようやく動き出すタイミングだったのだそう。
…ほんっとに、この人の勘ってのは、すごいもんです。

| | Comments (4)

« February 2009 | Main | April 2009 »