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January 15, 2009

心機一転、というやつか。

先日のHDDのクラッシュ以来、父があれこれと思案してくれ、なんとか治す方法を探してくれた。
原因は、十中八九、WINDOWSアップデート。
それならば、HDDの中にデータはまだ残っている可能性が高い、と父は考えて、それをまず救出する策を見つけ出してくれたのだ。

1.外付けHDDを購入する。
仮にデータが残っていたとして、その保存先として、また今後のバックアップ用として、HDDを準備しておくのがよかろう、と父。
そこで電気屋さんに出掛け、外付けHDDを購入。
種類もいろいろあってよくわからないので、店員さんに話を聞いたところ、ことのほか詳しい方だったので、状況を少し話してみた。
「5~6年経っているってことは、HDD自体の寿命ということも考えられますね。確率は50/50でしょうか…」
と、憐憫の表情を向けられる。
データもバックアップも全然していなくて…と言うと、思わぬ情報が!
「壊れたHDDからデータを救出する、専門の業者さんがあるんですよ」
おお!と目を見張る。店員さんは続ける。
「HDDから髪の毛の1/8000の太さの針を使った専用の機械でデータを拾い上げていくんです。だから、クリーンルームで、宇宙服みたいな防護服を着た人たちが、いっこいっこデータを拾う作業をするんです。」
私の脳裏に、真っ白で何もない部屋の中、宇宙人のような人たちが小さな小さな針を片手に、もう片方をHDDの銀盤に、ゆるゆるとほとんど止まっているかのようなこまやかな作業をしている姿が浮かぶ(これはイメージ映像です)。
ほとんどキューブリック映画のようなその世界で、私のデータたちも救い上げてもらえる?と期待に胸が高鳴る。
「でもそれって、40万から200万なので、通常の方には無理なんですよね。」
淡い期待は崩れ去った。
そうだよなぁ、世の中、そううまくはいかないものだ。
店員さんのオススメとしては、PCの裏蓋をあけてHDDを取り出し、別なPCにUSB接続してみる、というもの。
(従兄のたくちゃんが言っていた方法だ!)
結局、今後のバックアップということも視野に入れ、500GBの外付けHDDと、PCから取出したHDDをUSB接続するためのツールを購入した。


2.LINUXに挑む。
父が見つけ出してくれた方法は、LINUXを使って、データを救済しようというもの。
詳細なマニュアルとともにLINUXのOSを焼いたCDを送ってくれたので、早速PCに挿入して、CDから起動させる。
動いた!!
山と湖の、LINUXの背景が表示されたときにはほっとし、その先のHDDの中身をたどっていく中に自分のデスクトップ設定を見つけたときは、ほとんど涙ぐんでいた。
残っていたのだ、データが!
早速外付けHDDを接続して、そちらに退避させる。
だが、やはりHDDの寿命という部分も多いようで、コピーするデータが時折「このデータは存在しません」「コピーできません」など、悲しいアラートが何度も出る。
それでも、一部のものだけでも、救出できたのだから幸せな方だったろう。


3.LINUXから、XPのシステムを修正する。
父の救いの手は、それだけではなかった。
このLINUXのOSから、XPを直す方法まで見つけてくれ、検証の上教えてくれた。
成功する人も、しない人もあるというが、だめでもともと、と挑んでみた。
作業はそのとおりに実行されているのに、結局は、無理だった。
LINUXのCDを抜き出して、XPを立ち上げて見るが、やはりブルースクリーンのまま。

…これはもう、あきらめて、初期化を行うしかないということである。


4.そして、心機一転。のはず。
というわけで、リカバリCDを使って、初期化に挑んだ。
6年弱のデータが、まっさらになっていく。
主要なデータを救出できたからこそ、言えるのだけれど、こうなってみると案外、すがすがしいものだ。
これを機に、なんだかよくわからないのだけど、父が「パーティションを切って使用」ということをしきりに言っていたし、四川先生のPCは自動でそういう設定になっているのだそうで、きっとよいものなんだろうと、パーティションを切ってHDDをフォーマットしてみる。
「購入時の状態」になおされたPCは、なんとか自力で立ち上がった!
デスクトップが、PCデフォルトのすがすがしい青空になっている。
ああ、そういえば、こんな画面だった。
はるを生むため、帰省に合わせて、買ってもらったPC。
初めて立ち上げたとき、「晴」の画面に、なんだかとても祝福されているように感じたものだ。

清々しい気分、は良かったものの。
そこからがちょっとした修羅場である。
必要なソフトのインストールが深夜に及ぶ。
なんせ「初期化」したOSは初期XPだから、SP2へのアップグレードを行わないと、ノートンのインターネットセキュリティも使えないし、IE7もダウンロードできないのだ!


ひとまず、6年弱の澱を捨てて、文字通りまっさらになった私のPC。
やっぱり、気に入っているから、まだまだ働いてもらわなくては。
「遅いよ」「能力ないんだよ」との、四川先生の冷ややかな言葉にもめげず。
まだしばらくは使い込むつもりです。
メールの送受信とインターネット、デザインツール、プレゼンツール、画像処理ソフト、音楽再生、そして何よりも、ワードさえあれば、十分なのですから(…これって結構広範囲?)。

今回の件で、さらにこのPCへの愛情を深くした次第。
やっぱり、「障害があると愛は燃え上がる」って、本当のようです?!
PCの救世主・父に、ノーベルzok賞をプレゼントしようと思います。
お父さん、ほんとにいろいろありがとう!!!

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