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December 02, 2008

ろしあの切手


いたずらっ子たちに手を焼いて、どうしようもなくなったので、奥の手で叱った。
「切手を貼ってポストにいれてしまうよ。」と。

はるは、先日幼稚園のカリキュラムのひとつでポストに手紙を投函、自宅に自分宛の手紙が届いたことをとても喜んでいたところだった。
宅急便や郵便物が、出す人と配達する人を通じて届く、というシステムがなんとなくわかったようで、感動していたところだったのだ。
そこへきて今月号の「こどもちゃれんじ」に、しまじろうにお手紙を出すという内容があったため、はるのなかでは「郵便」がブーム。

なので、それになぞらえて叱ってみたのだ。
映画「ミトン」のシールブックに切手型のシールがあったのを覚えていたので、それをはるとさあやのおでこに貼った。
「これはロシアの切手だから、ポストにいれるとロシアに届いちゃうよ。」
はるは顔面蒼白になり、「ぼくもう二度としないよ。悪いことしないよ。だからろしあに送らないで。」と、大粒の涙をこぼして哀願する。
さあやはわけがわかるはずもないので、面白い遊びだろうかときゃっきゃきゃっきゃ喜ぶ。
(そういえば昨日、お医者さんごっこにはまっていたはるが、さあやのおでこに絆創膏のシールを貼っていた)

結局「ロシアの切手」シールをはるの手帳に貼り、「もしまた悪いことをしたら、今度こそおでこに貼ってポストにいれます」と言い置いて、終結をみた。
おでこからはがしたそれを、はるはじっと見ている。
「ろしあの切手は鹿だね。トナカイかな。」
それで何かに気づいたのか、いそいそとコートを着ていた。
「どうしたの」と聞くと、
しみじみ、
「これで、ろしあに行ってもあったかいよ。」
けなげというか、真正直というか。
いじらしいなぁ、と思う。

どちらかというと、ロシアに行かなくても良いように(笑)、悪いことをしないのが、一番なのだけどね。
ロシアが寒いところだとわかっていたのが、ちょっとびっくりでした。

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