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October 03, 2008

朝ノート。


「朝ノートっていうの、いいですよ。」
と、教えてくださったのは、とても素敵な働き方をしているお仕事友達のTさん。

同じ職種で、私の退職後に入社された彼女、現在は別な会社で存分に鋭い感性と確かなお仕事の腕を発揮され、素晴らしく輝かれている。
私の退職後、最初にお手伝いの声をかけてくださったのも彼女で、以来とても気持ちの良いお仕事に何度か誘っていただいた。
ポリシーあるお仕事をする、とても気持ちの良い素敵な女性なのだ。
しかも、同い年とあって、夏まっさかりの頃、元同僚のS嬢と一緒に、鎌倉に遊びに来てくださり、公私ともども、の仲になった次第。
彼女のまっすぐなお仕事手腕を拝見していると、「公」「私」にきっぱりとした線引きをせずに、とても柔軟に相互に影響しあっていながら、創造的。
ワーク・ライフ・バランスを地でいっているし、そこに彼女特有のポリシーがあって、料理に喩えたらカンペキなアルデンテに仕上げられたジェノベーゼのよう。
「公」がなくなってすべて「私」だけどお仕事めいた動き方もしているという中途半端な私としては、とても気になるところだ。

そのTさんが毎日続けているというのが、この、「朝ノート」。
以前エッセイストの方の仕事術記事で見て、ご自身に取り入れられたやり方だという。
中身はタスクリストだ。
方眼ノートで、できればA5くらいの大きさがあった方が良いらしいのだけれど、私は手帳サイズのものを使っている。
日付、天気、本日のテーマがあり、今日おこなうべきタスクをチェックボックスとともに書き込む。
通常タスクリストの類は、PC上で作ったり、手元の紙に書いてそのまま捨ててしまったりするけれども、これは、ノートの形式になって積みあがっていくのがミソなのだそうだ。
「自分のやってきたことが文字通り目に見える形になるから、自分の積み重ねているものが実感できて、より前向きになれる」
とのこと。
タスクを仕事用・私用とわけずに、一緒くたに書くのもミソだそう。
体はひとつなんだし、家の用事だから…と書かずにいると、仕事がない日はなにもやってないみたいになってしまうから。
(彼女のノートにも「冷蔵庫の●●を今日こそ消費」などの記述が見えた)
そうではなくて、自分が自分として生きていることそのものを、このノートに書くのだそう。

ナイスアイディア!とそのときに思って、でもその後なんとなくはじめる気分にもならなくて(おそらく幼稚園が夏休みになって、体も心もだれたせい)、ようやく先月初旬から始めてみた。

これが、なかなかに、いい。
どんな小さな用事(葉書をポストに投函とか)もタスク化するので、項目がぎっしりの日があったり、タスクを立てたものの実行できずに先送りばかりされる日があったり、自分の生活とそこにかかる時間が視覚化されて、漫然と過ごしていた一日になんだか張り合いができた。
やっていることは、ノートをつける前もつけた後も変わっていないのだけど、このノートがあることによって、なんだか自分がいろいろがんばってやっているんだな、ということがわかった。
一月を振り返ってみると、何が一番ウェイトを占めていたのかがわかって、それも面白い。
私の場合、先月は歌舞伎のチケットを獲得するのに血眼になった後があったり、はるやさあやの病院通いの後があったり。

一日いちにちって、漫然と過ぎているのではなくて、積みあがっているんだな、とわかるツール。
なかなかに重宝です。
今日のタスクにはもちろん、「ブログ更新」って項目があります。

さて、そのTさんのお仕事のひとつでもあるのですが…
気になっているイベントを、明日、ご紹介します。
お楽しみに。

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