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June 28, 2008

お砂糖バター。

お砂糖バター。
近頃はるが食べたがるものの筆頭、「お砂糖バターパン」。
説明するまでもなく、パンにバターを塗ってお砂糖をふりかけてサンドウィッチにしたもの。

はるは食べず嫌いで、初めて見る食べ物はまず食べてくれない。
例えばサンドウィッチにして中に挟んだり、グラタンにして下に隠したりしても、絶対に食べてくれない。
しかし、一旦気に入った食べ物はとことんヘビーローテーションで食べたがる。
このお砂糖バターパンもそうなのだ。

それまでサンドウィッチは、ハムチーズしか食べなかった。
一度そこにサラダほうれん草を挟んだら、そのときは食べたのだけど、以降サンドウィッチにやや難色を示すようになった。
こちらも考えて、チューブ入りのチョコホイップを塗ったパンを「デザート」と言って出すと、それが欲しさにハムチーズも食べる。

が。
あまり頻繁に食べるせいでチョコホイップが瞬く間になくなっていたのだ!
気づいたのは朝7時。
スーパーもまだ開かない。

そのとき思い出した。
フランスで、フランス語の先生(生粋のパリジェンヌ)から聞いたクレープ談義。
「一番おいしいのは、バターとお砂糖のクレープよ!なんといっても、シンプルだけど味わい深いの!」
彼女のクラスの生徒たちはそんなわけでお砂糖バタークレープの信奉者になったのだけど。

人間、窮地に陥るとどこからか救いの手が差し伸べられるものだ。
早速表面を軽くトーストしたパンにバターを塗って、お砂糖をまぶしてみる。
はるにも一緒にお砂糖をかけさせたら、嬉々として食べた。

こうして二三日に一度はリクエストされるようになった。

慣れてきたらわかったのだけど、たかがお砂糖とバター、と侮るなかれ。
その分量のバランスが、とっても難しいんですから。
シンプルだからこそ、バターのこくと僅かな塩気、お砂糖の甘さ――甘すぎてはいけない、でも甘くなくてはいけない――の微妙なバランスに気をつかう。
実ははるが作るのが、一番おいしくできる。
控えめにぱらぱらやるのがいいらしいのだ。

…なんてことを四川先生に講釈していたら、翌日冷蔵庫に「バターシュガー」と書かれた円形のプラスチックケースが。
世の中にはこんな便利なものがあったんですね。
パンに塗って、トーストするのだそう。

ところで、トーストを食べる時に、パンを焼いてからバターを塗る人と、バターを塗ってからパンを焼く人がいらっしゃいます。
私はつねづねは前者なのですが(サクサクの食感が好き)、このお砂糖バターパンに限っては、バターの面がふわふわしっとりの方が美味しいように思い、二枚重ねてトーストして、それから内側の面にバターとお砂糖を塗ります。
お試しあれ。

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