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February 26, 2008

お産にまつわる嘘誠 弍

昨日に引き続き、お産にまつわる話。
今日は陣痛開始以降に試したことをご紹介しよう。

最近流行りの自然療法を結構試してみている。
実はこれ、私には、リベンジの意味合いもあるのだ。
はるの出産時、わざわざアロマテラピーを取り入れている産院を選んだものの、夜明けのお産ラッシュでスタッフ不足の中、分娩台を奪いあうようにしての出産だったため、陣痛中あまりアロマテラピーの恩恵に預かれなかったから、今回こそ…というリベンジ。
逆に今回は超スピード出産で、陣痛中はあまり活躍の機会はなく、またしても次回(が、あるかどうかわからないけれど)に引き継がれてしまったのだが…

弍■安産と回復に効く…?編

・ソフロロジー式イメージトレーニング
・ホメオパシー
・バッチフラワー
・アロマテラピー
・ボディボール

まず、だいぶ早い段階から心がけていたことに、ソフロロジー式イメージトレーニングがある。
遡ればはるの出産時に、これまたわざわざソフロロジーを取り入れている病院に通っていたことに端を発する。
ソフロロジー式分娩は、超痛出産法とも言われていて(といっても痛いけど)、陣痛の痛みを「赤ちゃんが産まれるための大切なエネルギー」とポジティブに捉え、呼吸を通して赤ちゃんに充分な酸素を送ることで、安産を促すイメージトレーニング。
イメージトレーニングのCDがあって、ナレーションに合わせて瞑想する。
前回PCに取り込んだデータが残っていたので、北京にいるときから、気が向くと聞いていた。
このイメージトレーニングのすごいところは、トレーニング自体を忘れてしまっても、記憶が大脳皮質に保存され、いざ陣痛が始まったときに必要な部分が思い出されて役に立つ、ということ(ホントかなぁ…)。
実際、30分ほどのトレーニングCDを聞いていると、「眠りに入る間際」=「ソフロリミナルな状態」よりも完全に眠ってしまうことが多く、半ば睡眠薬がわりに使ったり、体の緊張ほぐしに使ったり。本来の目的というよりは、そんなオマケ効果が魅力でもあった。
臨月では、週に2〜3回このトレーニングをしていたのだけど(昼寝したいから、とか)、お産が急速に進んだNST(胎心拍モニタリング)の際、頭の中にずーっとこの音楽が流れていて、夢うつつの状態だったから、あながち嘘でもないと思う。
(なんというか、精神の力で身体を操るその感じが、私好みだ)
ちなみにソフロロジーで産んだ人の中には、陣痛を痛みと感じずに、痺れに似た感覚として捉え、全く痛みというものなしに出産した方もいるとか(私はちゃんと?痛かったです)。

それから、陣痛の痛みを劇的に和らげてくれたのが、ボディボール。
横森理香さんのマタニティエッセイで読んで、ずーっと気になっていたのだけど、いかんせん私はスポーツの類いに興味が薄い。
義母が持っていたおかげで試せた(救われた)ので、義母に感謝!
痛みの波がきている時に座ると、だいぶ楽になった。


今回ワクワクと試したのは、ホメオパシー。
母の知り合いのホメオパスの方に伺ったところ、陣痛が始まってからと分娩後に「アルニカ」を服用するのがいいとのこと。
また、近頃ホメオパシーにハマっている親友からは、切開や裂傷に良い「スタフィサグリア」というレメディをもらった。
入院中このふたつを定期的に服用していたのだけど、はるの時に比べて回復が早くて驚いた。二人目だからなのかもしれないし、お産にかかった時間が圧倒的に短いせいかもしれないが…


出産時に限らず愛用しているのが「花療法」バッチフラワー。
レスキューという、万能レメディが役に立ってくれた。
ホメオパシーが心身両方に作用するのに比べて、こちらは主にメンタル面に効く。
私は精神がヤワなので、すぐへこたれるため、常々レスキューに頼ってドーピング(?)しているのだ。
出産に限った効用としては、例えば陣痛の痛みに対する恐怖感や不安を取り除いてくれるという。
マタニティブルーにも効くかしら、と思って、せっせと摂取していたら、どうも一月たたぬうちに一壜使いきってしまいそうだ。

ホメオパシーやバッチフラワーは、有効なホームケア手段としてだいぶ世にも認められてきたけれども、レメディの製法や治癒理論は「マユツバ」の域を出ないようにも思える。
だがマユツバだろうがなんだろうが、要は効くなら(ぶっちゃけプラセボだろうと)良いと私は思う。効いたら儲けものだ。


アロマテラピーは産前のリラックスや産後入院中に、大活躍。
アロマセラピストの友人に作ってもらったピローウォーターは常に枕に吹き掛けていたし、夜どうしても気持ちが高ぶる時などは、マスクに「グレープフルーツ」と「レモン」の精油を足らして、吸入していた。
(私は粘膜が弱いため、病院やホテルに寝るときは、マスクを着用しないとすぐにノドとハナをやられてしまう。入眠には、マスクと喉元の手ぬぐいは必需品、もちろん香りや音楽も。音楽と言えば、音楽家の友人が、イベントの際に即興で演奏したという一時間あまりのピアノ演奏を「子守唄」といって送ってくれ、携帯に入れたものを入院中ずーっと聴いていた。陽のあたる部屋で、気持ちよい音と香りに微睡むのは、束の間とはいえ、なかなかの贅沢だった)


…とまあ、それだけいろいろやっていた割に、退院してから体調が悪化の一途というのは、いかに自分が不摂生かと言われているようでしのびないのだけど(良く言えば我が身をかえりみず我が子の世話に勤しんでいる、言い方を変えれば赤児にてんで振り回されている)。
もともと見た目と違ってヤワな体をしているので、いた仕方ない。
いいのだ。
ヤワな精神にはヤワな肉体が似つかわしい。

無理せず、ヤワヤワと養生するとしますか。

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