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December 06, 2007

緊張と弛緩、ソファ。

うかうかしている間に、師走が一週間も過ぎてしまった。
ブログの更新もせずに毎日何をしていたかというと、朝から夜まで、はっきりと「コレ」といえるものがない。
かといって何もしなかったわけではなく、どちらかといえば、やらねばならないことに始終追われて、なんとか一日を乗り切っていた印象である。
大きな波は越えたものの、まだ中波小波はさざめき立っていて、間近に迫った年の瀬がうらめしいほどの、近頃なのである。
とはいえ、昨日で大波は去った(はず)。

ここ数日、特に思うのは、子どもがいることはもちろん、腹に異生物を抱えていると、いかに時間がままならないか、ということである。
「とにかく今、ここまでこれをやらなければならない」と自分で決めたとする。
ところが、お腹が張ったり、痛んだりしたら、休まなければならない。
忙しいせいなのか、単にそういう時期なのか、頻繁に腹が張る。
そして一度ぐでんと寝転がったら、二度と起き上がれないのじゃないか、と思うほど、体がベッドやソファに沈んでいくのがわかる。

「やらなければならないこと」のために、知らず知らず、体が緊張しているのだろうか。
それとも、体が重くなったせいで、物理的に起き上がる時に余計に力を必要とするから、億劫に感じるのだろうか。

先日の検診で「頻繁にお腹が張るのは、何故でしょう」と問うたら、助産婦さんには笑顔で「要因は動きすぎやストレスやいろいろあると思いますが、そういうときは横になって安静にしましょう、ひどいようなら病院に来ましょう」と言われて、ちょっと驚いた。
日常生活を上回る活動はしていないのになぁ。
しかしながら、お腹が張る=赤ちゃんに酸素がいかなくなることだと聞く。

そんなわけで、必然的に、ソファに沈み込む回数が増えるのだが…
そこに、既に弛緩しきっている小さい人が寝転がっていたりする。
あるいは、小さい人がそこを地面にして線路を敷設していたり、あるいはパン屋さんの店舗にしていたり、絵本の本棚にしていたりする。

ソファは、結婚した時に、ACTUSで選んだものだ。
すすめてくれたおじさんが言っていた。
いまどき、スーツのポケットにチーフを覗かせている、ダンディなおじさんだった。
「座り心地のいいソファの周りには、必ず人が集まるものです。逆に、座り心地がよくないと、自然と避けるようになる。つまり、座り心地の良いソファというのは、家族の団欒そのものにつながるんですよ。」
確かに、うちのソファには、誰かしら、必ずそばにいるように思う。
ちょっと腰掛けて本や雑誌を読むのには丁度いいし、ぐでんと横になって、つかの間の惰眠をむさぼるのにも最適だ。
つまりソファは、体も気持ちも弛緩させてくれる、重要なツールということになろう。
ダンディおじさんの言うように、団欒の1コマにはなっているのかもしれないけれど、競争率が激しいのが難点。
寝ているところを、「だめよ!だめよ!」と追い出されて、パン屋さんセットが並ぶことも珍しくない。

緊張と弛緩のはざまに、今日も揺れる私なのである。

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