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November 18, 2007

罪悪感の消えた日。

ここのところ、いろいろなことに押しつぶされているような気がする。
自分で自分の時間を生きていない、そう感じることがとても多いのだ。
もっとも、果たして「自分で自分の時間を生きて」いると実感したことがあるのか、と問われると、それも非常に心もとなく、いかに自分が主体性なく、日々の暮らしにさらわれ漂流しているのかに改めて気づいて、愕然としたりする。

年を経たせいか、少し考え方が変わってきた。
さらわれて出来上がる人生なら、それもまた一興。
きっとどこかに、自分らしさの片鱗というものが、見え隠れするのではないかとも思う。
ふとうしろを振り返った時にこそ、その自分らしさのようなものが、見えるのではないかと思う。

忙しい時に限って、読みたい本にであったり、無性にやりたいことができたりしてしまうのは、人の常かもしれない。
選択肢はもちろん、それをどこまで実現できるかも、その人自身によって違うだろうけれど、全部ができるから偉いものでもないし、ひとつもできないからと自分を責めるものでもないように思える。

どこまで何をするか。
その線引きができることこそすごいことなのだ、と私は、強く思う。

例えば今私は、子育て中で忙しい(はず)。
だけどこれが終ったら、きっとまた別の「忙しい理由」が生まれる。
いくつになっても、いつもいつも「忙しい」と言っていそうな気がする。
ついつい、いろいろなことを後回しにしがちだけれど、後回しにした結果、結局できなかったということが、個人的経験では多い(つい先日まで呻っていた北京観光しかり)。
でも、それはそれでよいと思うことにした。

なんだか、そうやって積み上げられた毎日というものが、案外「しあわせ」という形なのかもしれない、と思うようになった。
言い訳しなくてもいいし、罪悪感を感じなくてもいい。
自分自身の許容量を広げることにばかり、関心が向いていたけれども、広げる必要なんかなく、ただその許容量を知りさえできれば、生活というのは、忙しいようでいて案外うまくまわっていくもののようだ。

…などと、考えていること自体が、近々に「やらねばならない」家中の大々々掃除の、言い訳かもしれないけれど(笑)。

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