« まいにち、たべるもの。 | Main | おい、しゃむ! »

November 27, 2007

腹幅感覚。

妊婦って、こんなにしんどかったかしら、と近頃思う。
まず第一に、お腹が重苦しい。
重さに耐えかね、地球の重力が恨めしく思えるときがあるほどだ。
しかもそれだけではなくて、中身がしっちゃかめっちゃかに動く上、その一挙手一動足がズシンズシンと響く。
パニック映画で巨大化した怪獣が町を踏みしめる心地が、ほんの少し分かる心持になる。
いや、どちらかといえば、踏みしめられている町の心地だ。

そんな中、一番に困るのが、車幅ならぬ腹幅感覚の欠如。
日に日に大きくなるお腹なのだけれど、そのせり出し幅がいまいち掴めておらず(昔から私は身体感覚が良くないところがある)、あちこちにぶつけて歩いてしまう。
(もっとも、ちょっとやそっとぶつけたくらいでは、ぶつかった相手の方が飛んでいくことが多いのだけど)
たとえば目の前をはるが突然横切る時。
冷蔵庫のドアや引き出しを開けた時。
うすく開けた襖の隙間を通る時。
ボコッと軽くお腹にぶつかって、ため息とともに、ああまたお腹が大きくなった、と実感する。

一応大事なナマモノ入りのお腹なので、保護しなければと思って、腹巻タイプの腹帯をいつもするようになった。
夏生まれのはるの時は、出産が近づくにつれて暑くなったため、ほとんどしていなかったはずだ。
夏生まれのはると、冬生まれの二番目。
一番目と二番目という違いもあるだろうが、考えてみると、つわりの時から対照的だった。
はるの時は揚げ物や肉類がすごーく食べたかった「喰いつわり」だったし、今回は何も食べられず、ごちそうはフルーツと小倉餡。
はるの時の今頃は、記憶を辿ると一日15時間以上眠りに眠っていた。
今は眠くても無理に起こしてくれる小さい人がいるせいか、せいぜいが8時間。
いつも体のどこかに疲れがあるようですっきりしない。
でもそれは、睡眠時間の短さだけではなくて、眠っている間にも、ドカ、ボス、と内側から重力たっぷりに蹴られて、眠りが浅いせいもあると思う。

はるの時も、こんなふうに腹幅感覚のなさに悩んだっけかなぁ。
日に日に成長するお腹が、懐かしいような、違和感あるような、ここ数日なのでした。

|

« まいにち、たべるもの。 | Main | おい、しゃむ! »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« まいにち、たべるもの。 | Main | おい、しゃむ! »