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November 01, 2007

世界遺産に・1。

Sn390581皇帝が春分・秋分に豊作祈願を行ったという天壇の記念殿、ここをぜひ訪れてみたかった。
ここ数年「いのり」というものに興味がある。
いのること、つまり宗教それ自体というよりも、いのりという行為をとりまく周辺環境に、なにか心惹かれる。まだ、一体何に惹かれるのか、うまく言えないのだけれど。

よくわからないけれど気持ちのいい場所、というのが存在する。
なぜ気持ちがいいのかわからないけれど、気持ちがいい。
その「なぜ」にあたる部分と、いのりを行う場所で感じる奇妙なすっきり感には、共通点があるのだと思える。
そこに、とても興味をそそられる。
その「すっきり感」「なぜ」の、答えが。

科学以前の世界ではよりそれを身近に感じられただろうと思う。
だとしたら、国の主が、わざわざいのりを捧げるために作った場所というものには、ただの史跡という以上に、意味があるのではないかと思われた。
世界遺産に登録されているという建物自体には、実はあまり興味がなかった。
この場所それ自体の意味が、知りたかった。

もちろん、一度訪れたからといって、わかるものではなかった。
儀礼に使われた器類や、歴史の展示も、中国語がわからないし、英語をゆっくり読む気力もなく、内容はわからずじまい。
それでも、やはり感じるところがあるというか、すぅっと胸が晴れるような思いがした。
勉強してから来ないとわからないな、と思うこともあったけれど、やっぱり「すっきり」した。
「いのり」というところに潜む何かを、もっと探ってみたいと思った。

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