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October 07, 2007

太公望のいちにち。

Sn390275Nさんに誘っていただき、Nさんの会社のレクリエーションに混ぜていただきました。
北京郊外にある、寛溝という川は、水源の安全を北京市が管理していて、きれいに保たれているそう。そこにある釣堀が目的地です。

錆びた船やオールが岸に乗り上げ、黒いトンボ(カゲロウのようなトンボのような不思議な生き物)が飛び、遠景の山々には霞がたなびいて、風に柳の大樹が揺れる…そんな風光明媚な景色の中で、釣り糸を垂らす体験。
Sn390274もちろんまわりは釣り好きのおじさんたちに囲まれています。
中には、こんなレトロな帽子姿の、見るからに「太公望」といった感じのおじさんも!
釣り堀とはいえ、提供されるサービスは「場所がある」という、実にシンプルなもの。頼むとエサを提供してくれるのですが、釣り道具一式は持ち込みが基本。
見ていると、手だれの太公望たちはエサも持参していて、それにちょこちょこと細工がしてあるようです。

のどかな光景の中、太陽の光を反射する水面を見つめつつ、釣り糸を垂らす。
釣りの楽しみって、魚が釣れることだけではなく、実はこんな風景に自然と癒されることも含んでいるのではないかしら。
と、のんびり構えていたら、早くも音をあげだした人が。
何もせずに待つのが大の苦手の四川先生、それにもちろんミニチュア四川先生。

しかしどうも夫婦というのはうまく出来ているもので(?)、四川先生と私がお互い分担すると、とっても良いことになるのです。
私の方は、エサのつけ方が下手で、すぐに流れてしまうし、あまり遠くに投げ込めないという弱点もあり、エサがすぐに流れてしまうのでこまめに投げ込まなければいけないのが面倒…。
四川先生は、何もせずにいるのが苦手…。
そこで、四川先生がエサ付け&投げ込み専門、私は待つの専門で、お互いご機嫌な分業体制の確立です。
Sn390279ちなみにミニチュア四川先生は、パパの真似をして投げてみたくて、足元の小石を投げ始め、太公望おじさんに叱られました。

ここの釣堀では、鮒の一種だという魚がつれます。
ところが、鮒とはいっても、大きい!
だいたい20cm前後で、大きいものは40cm以上の魚までいるのです。まるで鯉のよう!
釣り上げた魚は、重さを量って、料金を支払って持ち帰るシステムです。
魚を量るのは、こんなレトロな秤。
Sn390283ビニール袋に包まれた魚が、びちびち動きながらこの秤の洗面器(?)に置かれて、計量されるのです。
量られている間に、ビニール袋がぐねぐね動くのが面白い。
魚は苦しくて必死なのでしょうけれど…それを釣堀主人一家のペットらしき犬が、不思議そうに見つめていました。
まだ子犬なのですが、その犬が怖いのが、はる。
横をよちよち歩いて通っていくだけで、悲鳴をあげながら「犬こわいよ!こわいよ!」と言って、私によじ登ってくるのです(笑)。
本の中の犬は「かわいいねぇ」と見ているのに、本物には恐れをなしているよう。
自然に触れることって、こどもにはいい勉強ですね。

さて。
この日一匹も釣れなかった私達でしたが(笑)、今度は日本で、リベンジ釣りに行きたいねと話しているところ。
はるに、魚を釣って見せてあげたいものです。

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