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September 10, 2007

日中妊婦検診比較。

妊婦生活も中盤に差し掛かった。
近頃は、超音波検査で赤ちゃんを見ると、ヒトらしい形をしているのがわかる。
もっとも、相変わらず妊婦本人には見えない位置にモニターがあり、医師への連絡用にプリントされた不鮮明な画像でしか、赤ちゃんを見ることはできないのだが。
そして、日本では毎回超音波画像がもらえるのと違って、ここではもらえない。
全て「検査報告書」にべったりと糊付けされて、カルテに収められるのだ。

日本と中国の妊婦検診、何が一番違うのかというと、その手順かもしれない。
特別な場合はわからないが、私が体験したような一般的な場合の違いをあげてみよう。

中国は全てにおいて「前金制」である。
例えば日本なら、診察や検査を全て終えてから、最後に会計をして帰る。
しかし中国では、診察をして必要な検査がわかったら、まず会計をする。その後、領収済ハンコの押された検査依頼書を持って検査に赴き、結果を携えて再び診察の運びとなる。

それから、自己申告が優先される。
まず初診の時に驚いたのが「妊娠したんじゃないかと思うんです」と言うと、妊娠週数と出産予定日をいきなり告げられた。ちなみに日本ではこの間に、科学的な検査(尿検査とか)が挟まれるはずである。

超音波検査は任意選択である。
高価なので、通常は希望する人のみ、ということらしい。
12週以降であれば、超音波をしない場合の胎児の状態は、先生が心音を聞かせてくれるのみ。
検査は検査技師が別室で行い、医師が見ながら診察、ということはあまりない。
また妊婦からはモニターが見えない位置にあることが多く、超音波写真はもらえない。
技師と医師の腕に頼るしかない。

それから、毎回の検診時の尿検査がないばかりか、内診もない。
私は今妊娠五ヶ月になるが、一度も内診されていない。
なぜ毎回の内診や尿検査が必要なのかも素人の私にはよくわからないので、まあいいか、と思っておく。

二度目だから様子がなんとなくわかっていて良かった。
これが一度目だったら、不安ばかりが多かったのではないかと思う。
先生との意思疎通も、カタコトの日本語/中国語(四川先生経由)なので、こみいった話もできない。
逆に、だからこそおおらかに構えていられる部分もあるのかもしれない。

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Comments

こんにちは♪ よかったぁ♪ またこうしてzokさんのHARUBOOKのページを訪ねることができるようになって ほんとうにうれしく思います。
超・超酷暑の夏もそろそろ秋に座を譲る気配のTOKYOです。
《キクの節句》のお話 興味深く読ませていただきました。
キクの花を浮かべて飲むお酒は知っていましたが こういう物語が背景にあったとは・・・・・またこんな話題をぜひ♪
どうぞ のんびりのんびり毎日をたいせつにお過ごしくださいね。

Posted by: スズエリ | September 10, 2007 at 09:35 AM

早速ご覧くださり、ありがとうございます~!
おかげさまでなんとか復活しました。
北京に来たのはつい昨日のことのようなのに、もう夏を通り越している時間の早さに、改めて驚かされています。
帰国までの時間も、あと二ヶ月をきりました。本当に、あっという間です。
(ちなみにその頃の北京は、早い人はダウンジャケットを着込むくらい急に寒くなっているんですって!日本の方があったかく思えるかもしれません)
残された時間で、日常の中で出会う中国の面白いこと、きっとささいなことではありますが、ご紹介できればと思います~
またよろしくお付き合いくださいませ~♪

Posted by: zok | September 10, 2007 at 12:36 PM

みなさんお元気そうでなによりです♪

日中の産科比較、興味深いです!
私の母は中国人医師に触診だけで妊娠を教えられたそうです。
自覚が無かった母はびっくりしたといっていました。
日本で言う、東洋医学ということでしょうか?

帰国が迫るとますます色々な所に行きたくなりますよね♪
お体に気をつけて、家族で楽しい時間を過ごしてください!


Posted by: ゆいぽんママ | September 10, 2007 at 10:06 PM

ゆいぽんママさん、ありがとうございます~
ゆいぽん、ますますお話が上達のご様子ですね!
帰ったらぜひ、一緒に遊んでくださいね~♪

触診だけで、ってすごい!
そうそう、こちらでは、西洋医学の病院と、東洋医学の病院が違うんですよー。
東洋医学の方(「中医」といいます)、とっても興味あるんですが、中国語がわからないので受診しなかったのです…。
漢方薬も、いわゆる「薬」というよりも、なにかもっと身近な存在のような感じで、暮らしの中に溶け込んでいるように思えます。鍋を食べに行ったらスープの中に入っていたとか(!)、コンビニのパックお茶に、消化にいい漢方のお茶があったり。
もちろん漢方薬局は、町のあちこちで目にします。機会があったら、このあたりもご紹介しますね♪

Posted by: zok | September 11, 2007 at 11:26 AM

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