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September 20, 2007

モンゴル式火鍋。

四川先生がモンゴルに旅して以来、彼の口から「食べたい」という言葉が出る筆頭料理が、モンゴル式火鍋。
琉璃廠へ連れて行ってくれたCくんの案内で、念願のお店に出かけました。

火鍋は、北京式、四川式、内蒙古式など、いろいろな種類があるのだそう。
モンゴル式では、赤いスープ、白いスープ、またはそのふたつを選んでいただきます。
食べ方はしゃぶしゃぶ同様。
この中にお肉や野菜をいれて食べるのですが、スープに既に味がついているので、そのお味で楽しみます。
Sn390158四川先生たってのご希望で、二色の鍋をいただきました。
紅白の鍋は鴛鴦鍋というのだそう。
鴛鴦、難しい字ですが、おしどりのことです。
日本でも仲のいい夫婦を「おしどり夫婦」と言ったりしますが、中国では、対になったものに鴛鴦と名づける習慣があるのだとか。
ご想像のように、紅いスープの鍋、辛いです。
スープの中にぷかぷか浮いているのは、漢方薬だそう!
朝鮮人参や木の実、クコなど、いろいろなものが入っています。
だから、体にとても良い、薬膳鍋でもあるのだとか。
(実際、私はこのお鍋を食べて以来、満足感が24時間以上持続して、その後空腹感をまるで感じませんでした。食後の満足感が、ずうっと尾をひいているような、不思議な感じなのです。体中の栄養が全て満ち足りたような感覚とでも言うのでしょうか。全く、不思議な体験でありました)

Sn390160しゃぶしゃぶにする具は、羊肉、牛肉のほか、牛の胃袋各種など珍しいものも見られ、ほかに魚肉団子、豆腐、葉野菜(青菜、キャベツなど)、じゃがいも、きくらげ、しいたけ、春雨などたくさん。
テーブルと同じ高さの、3段の棚に、ずらずらと大皿が並べられ、それでも足らずに続々とお肉が運ばれてくる様子にはびっくり。
しかもお肉、こんなふうに、丸めてあるのが目にとても美しいです。
(中国でしゃぶしゃぶというと、お肉がこんな風に丸めてあるのをよく見かけます。なんでかしら?)

Sn390161最後には、雑穀でできた麺をいれて食べるのだけど、これが四川先生のツボにぴったりとはまってしまいました。
Cくんの談によると、彼は週のうち5日~6日ここに通っていたというほど、このお店のファン!
また中国人留学生の間で、帰省の際に頼まれるのがこのお鍋の調味料なのだそう。
流石にこれは、日本では手に入らないらしく、必ず頼まれるのだとか。
調味料はスーパーなどでも売っているとのことで、私達も早速翌日入手しました。
「清(白いスープ)」
「微辣(ちょい辛;これも紅いので、微かどうか、怪しいところ)」
「辣(辛い;紅いスープ)」
の3種類の調味料が売られていました。
ちなみに、その日も四川先生は「清」味のスープに麺を入れて、とっても喜んで食べていました。
家についてから急遽の「食べたい…」のご要望に、お肉はビーフジャーキーを細かくしてふやかしてみたり(笑)、日本から送ってもらった乾燥野菜を煮込んでみたり、雑穀麺のかわりに蕎麦を煮てみたり、いろいろ代用しつつの鍋でしたが、それでも先生は喜んでくれた模様。
どうやら、すっかりハマッてしまったようです。
もしかして、思わずハマッてしまう薬効成分が、含まれているのかも?
とてもおいしいので、これはぜひ、食いしん坊さんへのお土産に!と考えているところ。
帰国する11月以降、ちょうど鍋には良い季節になることだし、鍋好きな人にはぜひ、お持ちしたい一品です。

ところでこの日連れて行ってもらったお店「小肥羊(シャオフェイヤン)」は、池袋にもお店があるそうなのだけど、日本では高くてなかなか通えないとのこと。
日本のお店にあるかどうかわかりませんが、デザートにいただいたおいしいお品もご紹介しましょう。
Sn390166山棋子(さんざし)のゼリーです。
甘酸っぱくて、果実たっぷりのジャムをそのままゼリーにしたような感じ。
山棋子は女性にとてもいい薬膳食材でもあり、一人占めしてたくさん頂いてしまいました。

ちなみに、その日以来、うちのキッチンからこの鍋の調味料が消えた日はありません。
昨日も四川先生は、お仕事での外出のついでにたっぷり「小肥羊」で火鍋を楽しんできたとのこと。
きっと帰国の際は、この調味料を抱え込んで帰ることになるでしょう。

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