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June 09, 2007

大陸スケール。

空港からタクシーでホテルへ。
タクシーの運転手さんは、レオナルド熊さんのような、愛想のいいおじさんだ。
スーツケースをトランクに積み込むのに、”Heavy”と伝えたら(なにせ3人分で90キロだ)"OK"まかせとけ、とでも言うように言ったのだが、実際は1つだけをおじさんが運んで、もう1つは四川先生が積み込んだ。
おじさんはしきりに応援してくれていた(笑)。
スーツケースの重みで沈み込むような後部座席に乗り込む。
バックミラーの下には、六角形の風鈴のようなお守りがついていた。
とてもきれいだ。お寺で買ったのだという。
走り出すと、車の多さのせいなのか、窓が開いているのか、ガソリンの匂いがうっすらと漂った。

どこの空港でも、陸路の風景はとても良く似ている。
成田、シャルル・ド・ゴール、ヒースロー、北京、大した数は見ていないが、どこも大きな道路と茂った木々、そして大型の看板。
ここ、北京では看板が漢字で書かれているものがときどきある、それが特色と言ったところか。
空港内外では、工事車両をたくさん見かけた。
オリンピックに向けて、もうひとつターミナルを増やすため、年内竣工の予定で作っている最中なのだそうだ。

途中通り抜けた有料道路の料金ゲートは、神社仏閣の三門のようだ!
やぐらがあり、左右に大きく腕を広げた姿で個々の料金所を包み込んでいる。
丹色、緑青、鮮やかな装飾に、竜の彫刻がいたるところに施してある。
看板には大きな文字で「北京」。
大陸文化の深さ、装飾のディテール、それに土地の広さ。
大陸のスケールはとても大きい。

ホテルへの道のり、面白いものを見た。
びゅんびゅん車が通っている中、一番端のレーンに車を止めて、なぜか胸までTシャツをまくりあげて(たるたるしたお腹がまるごと出ている)、ぼーっと立ち尽くすおじさん。
石油を積んだタンクローリーに据えつけられた細長い箱は、扉ががばがば開いて、中からモップが見えている。
タクシーに突っ込むようにあおってくる、紫色に塗装されたトラック(ドアのところにキュートな豚が貼られている)。

Sn390011ホテルは、商業の中心地区付近にある、日系のホテルだ。
こざっぱりして、綺麗だ。
いたるところに日本語で表示があるのが助かる。
スタッフはほとんど中国人なので私達はカタコトの英語で用を足しているのだが、日本語の通じるスタッフもいるらしい。
金髪巻き毛に碧眼の(子どもの頃なら「天使」といわれたに違いない、子どもの頃、なら。)青年も働いていたりする。

ホテルについてすぐ、スーツケースから味噌汁を出して飲んだ。
疲れを感じたら、無性に味噌汁が飲みたくなったのだ。
マグカップを手に、窓の外を見やれば、建設中の大きな大きなビルが林立し、その下を車と自転車が駆け抜けていく。
ひとつひとつの建物が、とても大きい。
道路も、大きい。
主要な道路のせいだろうか、10車線もある。
たぶん、ここでは、「ものさし」自体が違うのだと思う。
スケールが、大きい。

ああ、ついたなぁ、と実感した。

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