« 河元? | Main | 台湾料理に夢中。 »

June 12, 2007

短期賃貸事情。

今日はいよいよ、ホテルから新居へ引越しをする。
到着以来、こちらで日中を結びつけるコンサル会社を経営している方に大変お世話になっており、その社員さん達が毎日いろいろとお世話をしてくださる。
部屋探しも、こちらの予算が相場よりも著しく少ないにも関わらず、その予算で借りられる部屋のリストアップから交渉、下見まで手際よく段取りしてくださり、わずか2日と予想以上に早く契約できる運びとなった。
本当に、ありがたいことだ。

こちらでの部屋探しの実情は、まず第一に予算ありき、である。
平均相場は、都内の一等地並み。
もちろん部屋の大きさが広いので一概には言えないが、私達が探していたエリア(市内の通勤が1時間以内でできる地域)では、外国人が住めるマンションというと、2LDKの平均の家賃月額がだいたい2000USドル~4000USドル。
日本円に換算すると、大体が288000円~576000円(※1ドル=8人民元、1人民元=18円換算)。
かなりのお値段となる。
これらのマンションは安全面サービス面ともにしっかりとしているため、駐在員とその家族の利用などが多い。
すべて日本語で用事が済ませられるし、マンション内にプールやジムがあったり、中にはレストラン、スーパーや病院などもあったりする。
奥様には嬉しいハウスキーピングサービスやクリーニングサービスもあり、家具も当然全部備え付けだ。
到着したその日から、たとえ言葉ができなくてもちゃんと生活・仕事ができる、質の高いサービスを誇っている。

…では逆に、そうではない、普段私達が暮らしているような、空間のみの賃貸はないのかというと…難しいのが実情のようだ。
当然普通の不動産を探せば、そういう物件もあるのだが、中国に随分慣れているとか、不動産を持っている中国人のツテがあるなどの事情がないとかなり難しいようなのだ。
まして小さいこどもがいて治安面を重視したかったり、短期での利用となると、なおさら、である。

上記のようなゴージャスマンションでも短期契約が難しい場合もあった。
最低でも1年契約、というところも依然としてあるのだ。
とはいえ北京市内では来年のオリンピック需要を見越して、ウィークリー、マンスリーの賃貸を始めたところもあるので、少しすれば状況も随分と変わるだろう。

不動産の契約は、基本的に前払い主義。
例えば5ヶ月なら、5か月分の家賃と、その他に保証金として2か月分が必要。
マンションによっては、電話代の保証金や不動産を通した場合の仲介手数料などで、さらに現金が必要になる。
基本的にはそのようなことになっているのだが、私達の場合は、その会社さんが以前経営していたマンションに入居することになり、現在の会社さんとの間に築き上げていらっしゃる関係性のお陰で随分いろいろとご配慮いただいた。
(余談になるが、その会社さんでは中国美術・とくに油絵を扱っており、美術のお話も伺うことができた!)

Sn390036さて、部屋の下見に何軒か立ち寄った候補マンションの中で、こんなものを見た。
清朝時代の、花嫁が乗る籠だそう。
公衆電話の電話ボックスくらいの大きさである。
今では、中国も日本と同じように西洋化が進んでいるので、結婚式もウェディングドレスにホテル、というスタイルが多いらしい。
それでも、田舎の方では、まだこのようなスタイルで結婚式を行っているところもあるという。
花嫁の家に、この籠で迎えに行き、花嫁はこの籠に乗って新居に移動するのだという。
Sn390037Sn390038Sn390039これは特に裕福な家の花嫁のための籠らしく、凝った彫刻が施されている。
花の咲く様子、老人や子どもが戦っているような様子など、いろいろな場面が彫られているのだが、残念ながらそれぞれにどのような意味があるのかは、わからなかった。
聖獣・麒麟も彫られている!
そのマンションのロビーに置かれているのだが、ぐっと惹きつけられるような、よい気を放っている。
そういえばこちらの建物は、特に高いビルなど、四角ではなく面白い形をしているものが多い。
風水が影響しているのではないかと睨んでいる。
おいおい、そういうことも調べてみたいものだ。

私達が入居する予定のマンションは、ロビーにモネの睡蓮がかけてあった。
部屋は南東向きの3LDK。
最上階のレストランでは、予約の上で朝昼夕食が提供される。
4階には児童館のような子どもの遊び場、ジムがある。
必要なものはフロントへ24時間日本語で相談できる。
つねに警備員が2~3人、フロント従業員が2人くらいエントランスに詰めていて、安心できる。
週に一度はイトーヨーカドー他へ「お買い物バス」が無料運行されている。
更に週に2回のお掃除サービスがついて、分不相応にも快適な生活になりそうだ。
贅沢ではあるが、中国に来てから更にワガママになった子どもをつれている身の上には、いたれりつくせりがありがたい。

|

« 河元? | Main | 台湾料理に夢中。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 河元? | Main | 台湾料理に夢中。 »