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June 2007

June 30, 2007

ビリーに夢中。

Sn390085最近なにかと話題のエクササイズ、ビリーズ・ブートキャンプ。
我が家では、連日のお酒におなかまわりの気になるお年頃になった四川先生が、ブームになるちょっと前にTV通販を通じて入手していました。
日本にいる間はさほどそんな気持ちも起きなかったようですが、そこは用意周到な先生のこと、しっかりと北京に持ってきていたのです。
お昼頃になると、小気味よいリズムをリビングに響かせて、先生のトレーニング・タイムが始まるのです。

さてここに、それを見ていた「ひとまねこざる」が一匹。
先生が使っていないときを見計らって、自分でDVDをかけてみるようになりました!
ご覧下さい、このポーズ。
へっぴり腰ではありますが、DVDと同じように、ちゃーんとトレーニングしているのですから、大したものです。

さらに困ったことに、最近では、ビリーをみながらお昼寝するのです。
同じようなリズムがずっと続くBGMに合わせたトレーニングなので、音楽ジャンルでいうところのトランスに似ているのかも?
基本、応用、腹筋、最終と4つあるプログラムのうち、彼のお気に入りは「腹筋プログラム」。
お昼寝のときには、四川先生の机からビリーのDVDを持ってきて、ベッドに横たわり、腹筋プログラムを横目で見ながら眠りに着くのです。
本当に、へんてこな子!!
(マッチョが苦手な私としては、はるがこれで筋肉ムキムキにならぬことを、祈るばかりです。)

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June 29, 2007

雨の降った日。

Sn390083数日前、北京に来て初めて雨が降りました。
雨が降るときは空が暗くなるものですが、こんなところも大陸のスケール、暗さがハンパじゃありません。
夜が来たかのように、真っ暗になったのです。
写真は、なんと午後1時に撮影したもの。
ネオンは夕方になってからしかつかないので、街は夜よりもずっと、暗いのです。

昔の本の中で「俄に雲天かき曇り、雷鳴轟き…」ときたら、それは龍の登場シーンなのですが、まさにそんな感じで、突然に夜になるのです。
さすが龍の棲む国!と感激すらしてしまいました。

雨がなかなか降らない、と以前書いたことがありますが、中国では水不足がとても深刻な問題になっています。
たとえば北京を例にとると、年間降雨量が600ミリともともと少ないうえ(ちなみに東京は1467ミリ:東京管区気象台HPより)、前世紀末から旱魃が続いて30%も降雨量が減ってしまったのだそうです。中国の旱魃の問題は、温暖化との関連を指摘する専門家も多いとのこと。
旱魃、というと、水道の整備された生活が当たり前になっている私達の意識からすると、とても遠い昔の出来事――そう、江戸の飢饉の原因だったり、昔話の中で耳にする問題――のように思えるのですが、ここではとても大きく現実的な問題として捉えられているのです。

ここ北京では、都市部の人口集中に伴う水需要の増大、工業化による工業用水の急増によって、地下水位が大幅に低下し、地盤亀裂や地盤沈下をもたらしているそう。
2箇所あるダムは、片方は旱魃で水位が激減、もう片方は上流の水質汚染で使えなくなってしまったといいます。
そんな理由で首都は今、水需要の70~80%を地下水に頼らざるを得ない状況なのだそう。
農村部では、井戸はもちろん、河川そのものが枯れているところも、少なくないとのこと。
本当に、深刻な状況なのです。

改善のため、NGOなどが各地で井戸を掘るなどの活動しているようです。
そして国家も改善のため、長江からの水路を建設して北京をはじめとする北部に水を供給する大プロジェクトを進めているそう。
3つのルートを、2010年に全線開通させる予定で進行中らしい。

その昔、古代中国・夏の禹王が治水の成功で王位を得たことや、徳川家康が江戸入りした時に最初に着手したことがやはり治水だったことなどを考え合わせると、この水プロジェクトが次世代の中国を大きく発展させる要となるように思えます。

Sn390084さて。
話を身近に戻し、雨が上がった後、午後4時の、ほぼ同アングルの写真です。
いかに暗くなって、私がちょっと感激してしまったか、おわかりいただけるのでは?

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June 28, 2007

漫画のような!

Sn390076漫画のようなお肉に出合いました!
羊の肉です。
写真のお肉の部分が、男性の握りこぶしくらいあるシロモノ。
お肉には、スパイスがたっぷりまぶしてあります。
そして、皿のオレンジ色の部分は…なんと全部ラー油なのです。

通常は一人一本頼む料理らしく、四川先生は「二人なのに一本でいいのか?」と注文の際に聞かれたそう。
でも、初めての私達にはそんなことわかりませんので、一本のみオーダーしました。
食べ始めてみて、う~ん、聞かれた理由がわかった!としみじみ。
とっても美味しいのです。

表面はパサパサカリカリしていて、中に旨みがぐっと凝縮し、そこにスパイスの香りが相俟って、豊穣のひとときです。
肉を箸でほぐしている間に、どうしてもお皿のラー油がついてしまうのですが、これまた、辛美味しい。
夢中になって食べてしまいました。

中国は、羊の肉をよく食べるとか。
ラム肉好きの私達夫婦には、なんとも嬉しい環境です。
こちらにいるうちに、いろいろな羊を食べたいなぁ。

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June 27, 2007

中華料理のルール。

北京に長く滞在していた方々から伺って、事前に心構えをしていた「中華料理のマナー」。
それは、お皿やお箸を拭くこと、です。
レストランで出された取り皿などは、自分で拭くのが基本。
もちろんティッシュ等は置いていませんから、持参するのがフツウ、とのこと。
Sn390074マンションの近くにある中華料理屋さんでは、箸袋の中に親切にウェットティッシュも添えられていました。
ここは割合綺麗な食堂で、入り口には民族衣装らしい服装のお姉さんも立っています。
が、お値段の方はぐっと庶民的。
5元(約80円)~200元(約3500円)の豊富でバリエーション豊かな中国各地の一品が食べられます。

こちらでは、ある程度のコストを必要とする料理屋さんじゃないと、衛生的に不安があったりするそう。
いわゆる庶民のフツウの食事にもとても興味があるのですが、やはり食には安心が一番大事。
「まあまあのお値段」目のレストランを探して歩きます。
北京在住の日本の方に教わるのが一番安心ではありますが、自分の足で探すのもまた、面白いもの。
帰国までには「隠れた名店」のひとつも、見つけてみたいものです。
(そうそう、興亡が激しいのも北京グルメ界の特徴だとか。いい!というお店のデータベースがあるとすると、半年で5割は入れ替わるんですって!)

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June 26, 2007

中華料理のすきなもの。

Sn390080中華料理店にいくと、はるが目を輝かせるもの――それが、このたまごのタルトです。
一時期流行した、「エッグタルト」。
ひと皿6個盛りのうち、はるが5個を一気に食べて、四川先生と私が1個を半分こします。

見慣れないものを食べるのに抵抗があるはるが、唯一無条件で手を伸ばしたのが、このエッグタルトでした。
その他、スープ類やチャーハンも好きで、これらは結構食べてくれます。
お肉や野菜など、そのほかの美味しいものには、なかなかスプーンが伸びません。
しかしながら、こういう「甘くておいしいもの」のは、どうも勘が働くようです。

このエッグタルト、大抵はあつあつの作りたてを持ってきてくれるので、はるが食べられる温度になるには時間がかかるのですが、それを待ちきれずに怒り出すこともしばしば。
それでもとっても、好きなようです。

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June 25, 2007

夜市―毎日がお祭り。

Sn390070マンションから車で5分ほどのところに、毎日夕方になると、屋台が立ち並ぶ。
薄暗くなってきた頃ここを通ると、通りの端から端まで紅い提灯に照らされて屋台が立ち並ぶ。
なかなかに美しく、活気に溢れて、ああ中国らしいと実感できるような風景だ。
小さな子どもをつれた家族や若いカップルなど、多くの人がそこで食事をしているようだ。
メニューも豊富らしい。
御碗のようなものを抱えている人もあれば、串焼き風のものにかぶりついている人もある。
ちらりと見えた短冊式メニューには羊肉の串焼きという文字が見えたりする。

毎日が、お祭りのようだ。
こどももいることだし、私達は今回は屋台での食事は見送るつもりなのだが、庶民の味にはとても心惹かれる。

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June 24, 2007

北京VOWその1。

Sn390015日本人向け無料情報誌にも広告がよく載る、マッサージの有名店らしいです。
日本語の部分をよくご覧ください。
マッサージ…とは、形がどうも違うでしょう?

マツサーッ゛

って、なんて発音したら最もそれらしいのでしょうね(笑)?
日本と中国は、やはり近いせいなのか、日本語をよく見かけます。

今住んでいるマンションの契約書も、日本語版と中国語版が用意されてありましたし、部屋の備品のチェック表などもありました。
そこでもちらほら面白いものがあって、例えば「ポスト」が「ボスと」になっていたり、カタカナのタが漢字の夕になっていたり。
…といっても、そういう原型のわかるものは、まだ序の口かも!

また面白いものを発見したら、随時ご紹介していきます。

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June 23, 2007

病院へ。

日ごろの生活の上で、語学の壁以外大きな違いを感じることは少ないのだけど、いざ外国人であることの弱みを感じるのが、医療サービスを受けるとき、です。
日本語で医療サービスを受けられる病院は、北京にはたくさんあります。
ところが、実際連絡をとってみると、もちろん思うようにはいきません。

ある病院は、24時間日本語ホットラインがあるようなのですが、いつかけても回線がbusyだからあとでかけなおせ、というアナウンスが中国語と英語で流れます。
別な病院では、医療通訳つきで、日本語での診療OKとのことでしたが、実際にかかりたい診療科を告げると、完全予約制で今月はもう予約がとれない、来月の予定はまだ決まっていない、との心もとない返事だったり。
あるいは他院では、日本語ホットラインと書かれた携帯電話は、タイミングが悪いのかもしれませんが私がかけるときはいつも電源が切れていてつながりません。
近日中に病院にかかりたいのだ、というときには、とってもまだるっこしい状況です。
こういうとき、異国にいる心細さや立場の弱さを痛感します。

私の場合ようやく数件目で、「その科なら明日の午前中だけ、日本語のできる先生がいます」というところが見つかりました。
いざ病院に出かけてみると、国際医療部、というのがしっかりある大きな病院です。
これは!と喜んだものの、日本語のできるスタッフは、受付に一人、ナースセンターに一人、そして、先生。
基本的には英語で用事を済ませないといけないのでした。
それでも、母国語で診察が受けられるのは、本当にありがたい。
診てくださった先生は、経験豊かなおばあちゃん先生で、とっても優しくて、丁寧でした。

医療の国際化って、とても大事!と改めて思った日でした。

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June 22, 2007

いちばん昼が長い日。

北京に来て、驚いたことの一つが、日が落ちる時間の違いです。
大体は20時半をすぎると、つるべ落としのように暗くなっていきます。
日本との時差は-1時間。
部屋では日本の衛星放送が見られますが、日本時間で22時からの番組を見る頃、ようやく暗くなっている感じなのです。

さて、今日は夏至。
一年で一番昼が長い日です。
一体何時まで明るいのか、興味津々です。

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June 21, 2007

龍のふね

Sn390059先日は、「端午の節句」でした。
こちらはお祭りが旧暦で行われるらしく、街のいたるところに粽をみかけました。
これは、フランス系のスーパー「カルフール(家楽福)」の入り口に飾られた、龍の船。

端午の節句といえば、日本では鯉のぼり、兜、武者人形、粽…などが思い浮かび、男の子の成長を願うお祭りです。
また、もともと中国から日本に伝わってきた風習としては、厄病避けのお祭りでした。
だからきっと、これも「厄病避け」の一種かと思ったのですが…違いました。
川にこの龍の舟をいくつも並べて、競争するお祭りなのだそう。
粽を食べることしか、一緒ではないようです。

その他にも、街のあちこちでイベントが行われているらしく、家の近くのスーパーマーケットの入り口では、4日間ほど特設ステージができていて、イベントが行われていました。
アイスクリームの宣伝も兼ね、中国のアイドルらしき人(たぶんアイドルの卵)がノリノリで歌っていたり。
おばちゃんたちがセンスを振ってパラパラよろしく踊っていたり。

もともとお祭り好きの私は、部屋にいても聞こえてくる祭りの喧騒が楽しかったですが、仕事中の四川先生にはこれほどのダメージはありません。
しかもその賑やかさは、連日夜21時まで続くのです。
日本なら夕方には終ってしまいそうなのに?!朝からずーっとぶっ続け、切れ間もありません。
やるならとことん、という主義なのかしら。

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June 20, 2007

女性と果物。

果実のおいしくなる季節です。

中国女性から、ちょっと素敵な話を伺いました。
中国では、女性を果物になぞらえた言い方をする時があるのだそうです。
20代はイチゴ。
30代はリンゴ…というふうに。

(おそらく女の盛りは30代であると称えるための表現と思われます。)
20代はイチゴで、イチゴは見た目が良いけれども食べると酸っぱいこともある。
30代はリンゴで、見た目も味もとってもいい。
40代になるとパイナップル、美味しいけれども見た目がいまひとつ?
なんて言うのだそう!
だから30代は、うんと綺麗になってください、と言われました。

でもでも皆様、お気をつけあれ。
どこかの偉い先生が、ご夫婦で出席した会合でこのお話をしたところ、
帰宅したら奥様が口をきいてくださらなかったんですって。
わけを聞いてみたら「だって私は50代だからトマトでしょ!もうごはんはつくりません!」…という具合に、喧嘩になってしまったそうですよ。
(※ちなみに、トマトは中華料理でとてもポピュラーに使われる食材のよう。先日中華料理のお店で麺を頼んだら、中華だしのおいしい汁に浮かんだ具は、トマトとタマゴでした!驚いたのだけれど、四川先生いわく「とても一般的な具」なのだそう!)

長い人生から見たら、いずれの時期も、味わい深~いに違いありませんけれどね!

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June 19, 2007

憧れシルク。

Sn390069女性なら誰でも、中国に来たら一度は試してみたいのが、シルク製品のオーダーメイド、では。
私もご多聞に漏れず、とても楽しみにしてきたのですが、機会あって、連れて行っていただきました。

色とりどりの、光沢ある、美しいシルクばかりが並んでいます!
柄も、花の柄、吉祥紋、龍や唐獅子、その他いろいろ。
眺めているだけでわくわくしてしまうよう。
これもあれも素敵、と見ていると、ご案内くださった女性が「全部試着してみたらいいです!」とのこと。
飽きて走り回る子どもを四川先生がなだめて、存分に楽しませてもらいました。

伝統的なチャイナドレスから、洋服のパターンで作られたパーティジャケット、普段のお洒落着に着られるカジュアルなワンピースなど、形も素材もいろいろなものがあります。
共通しているのは、とても質のいいシルク、ということだけ。
夢のようです。
ブラウス、キャミソール、ジャケット、パンツなど、たっぷりお買い物を楽しみました!
写真中央は、思ったより沢山購入されてちょっと困っている(?)四川先生。

ジャケットはただいまお仕立て中。
このあと試着を経て、ワードローヴに加わる予定です。
「この形で」「この生地で」と選ぶのは、とても贅沢な体験でした。
一生に一度くらい、こんな贅沢しても、許されますよね?

ちなみにお店は、天安門の近くの「北京飯店」にある、「楊貴妃」さんです。
種類が豊富で、見ているだけでも時間があっという間に過ぎてしまいます。
Sn390068

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June 18, 2007

北京晴れ。

日本は入梅だとか。
からっと晴れ上がり、透き通る青が天を覆う「日本晴れ」が、だんだんと恋しくなる季節でしょうか。

こちら北京に来てから、雨は一滴も降りません。
毎日晴れか曇りです。
からっとしていて過ごしやすくはあるのですが…暑さゆえか、早くもクーラー病の気配。
Sn390065北京の町の中、いたるところで建設工事を見かけます。
とくに高層ビルの多さと、その大きさには全く驚かされるばかり。
晴れの日であっても、天の高みに至るまでは空の青さえおぼろ気に見えるのは、建設工事による粉塵と黄砂の一種の影響のよう。
長く滞在している方の話によれば、黄砂が吹く日は、町全体が黄色がかって見えるんですって。
黄色のヴェールを纏った都市…ハマグリが吐く蜃気楼に似て、それはそれで美しいかもしれません(萱の外から見ているならば)。
四川先生いわく、「街のすぐ近くまで砂漠がせまっているからね。風に乗っていくらでも飛んでくるよ」。
実際、日によって、街が霞んで見える度合いが違います。
とても粉塵の舞う日は、こんな感じです。
Sn390040ね。
結構、ヴェールが濃いでしょう。

今日は月曜日ですが、昨日おとといに比べて、やはりヴェールが濃いよう。
渋滞と関係があるかもしれません。
月曜日、仕事が始まって車が一度に街に出てくるから、廃棄ガスや粉塵、工事の影響その他もろもろ、街を朧に包みあげているのでは。

Sn390064上の建設中の写真から、少し角度をかえると、昔ながらのこんな街並みがあります。
日本も今「格差社会」と大きく言われているところですが、こちらの経済格差は想像以上に大きいように思います。
例えば一人ン万円~という料理屋さんから少し裏手に回れば、100円ほどでお腹いっぱい食べられるお店があったり。
この写真を撮った場所は、今北京で一番高いビルからなのですが、そのすぐ隣に、こんな昔ながら(?)の暮らしがある。いつかこの区画も、大きなビル郡に変わってしまうのかもしれませんが。

オリンピックに向けて、今年中だったか今年度中に、全ての工事を終らせるという話を聞きました。
空気清浄のためなのだそうです。
日本で聞いた時はまるで実感がわかなかったこれらの話、暮らすようになってよくわかりました。
「北京晴れ」、来年は美しい青空かもしれません。

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June 17, 2007

夜もきれい。

Sn390044この素晴らしいライトアップは、天安門です。
みなさん、毛首席の肖像がかかっているこの門を容易に想像できると思いますが、夜もこんなにきれいだなんて、ご存知でしたか?

天安門に通じる道は街路樹にも電飾が施され、ところどころにはガードレールに青い光のラインが走り、それはそれは美しいのです。
街路樹の電飾は午後9時までなのだそうですが、この写真を撮った9時半過ぎでも、天安門はまだ中に入れるようで、父子が並んで写真を撮っていたりしました。

夜の北京も、とっても美しいです。

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June 16, 2007

牛乳事情。

まだホテルに滞在していた頃、「フレッシュミルク」と書かれた牛乳を一口飲んでみると、私の知っている牛乳の味ではなかった。
どことなくココナツミルクのような味がした。
土地がかわれば牛乳の味もかわるものかと思ったのだが、はるが毎日飲むものでもあるので、気をつけるようになった。
輸入食品店へ行って、見つけたのが、フランスの牛乳。
Sn390034Sn390035このプレジドン(と読む)というブランドには、在仏中大変お世話になっていた。
カマンベールチーズがだいたい200円くらいで販売されていて、「プレジドン」と「クールドゥリヨン(ライオンのハート)」という二種類のどちらかにいつもお世話になっていた。
どちらかといえばプレジドンの方が好きだったので、たしか牛乳もここのを飲んだように思う。
この異国の地で再びまみえ、お世話になろうとは!
ちょっとした感慨に浸った。
(こちらは、私の知っている「牛乳」の味がした)

ホテルからは、歩いていけるところに輸入品が多いスーパーがあったのだが、新居の近くにはそうそうない。
大き目のスーパーが隣にあるのだが、あまり輸入品はないのだ。
あまり中国語がわからない私では頼りないので、はるのために、なんとかして牛乳を手に入れるという使命を帯びた四川先生が、単身スーパーに乗り込んでいった。
そして間もなく、嬉々として帰ってきた。
「いいのがあったよ!」
普通の牛乳に比べて格段に高い、特別な牛乳を買ってきてくれたのである。
Sn390071よくご覧ください。
人民大会堂「宴会用牛乳」と書かれているでは有りませんか!
人民大会堂というのは、皆さんよくご存知の、毛沢東首席の絵がかかっている天安門のすぐ手前にある大きな建物で、日本で言えば国会議事堂のようなところである。
かなーり大きな建物なのだけど、2年以下という驚異的なスピードで建築された逸話も残っており、まさに中国の人民力を感じさせる壮大な場所。
そこの宴会で使われている牛乳なのだから、きっと安心であろう、というのが四川先生の目算。

…にしても、宴会に、牛乳?!
ウーロン茶やジュースは見かけたことがあるが、私はいまだかつて宴会という場所で牛乳を目にしたことがない(カルーアミルクやカシスミルクなどのカクテルにいれる牛乳は別として)。
機会があれば、人民大会堂で、宴会にどのように牛乳が登場するのか、聞いてみたいものである。
ちょっとした謎だ。

そうそう、この牛乳、さすが人民大会堂印だけあって、とてもおいしい。
はるは、喜んで一日1パック飲んでいる。

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June 15, 2007

旅の友。

Sn390067このところしばらくはるがつれて歩いているもの…それは、IKEAで購入した、ぞうさんのぬいぐるみだ。

北京の郊外に、IKEAがある。
北欧のこのインテリア&生活雑貨店は、まだ日本に進出していないときから私の憧れの対象でもあった。
千葉の1号店は、鎌倉の家からは遠く、なかなか足を運べずにいたのだが、こんなところでご縁があるとは!
嬉しくて、新居の生活用品のだいたいは、ここで揃えた。

買い物をしていると、ぐずり出すのは子どもの常。
黙らせるために古典的な方法として子どもコーナーに連れて行き、すきなものをひとつ選ばせた。
Sn390060はるは、ほんの一瞬ですっかりこのぞうさんが気に入ってしまったらしく、抱えて離さなかった。
「ぞう」と呼んでいるのか、青い象を「あお」と名づけたのかわからないが、「あーお」と呼んでつれまわしている。
食事の時も、「あーお」にも食べさせないといけない。
「あーお」の得意技は、グラスに入ったジュースを、鼻を伸ばしてのむことだ。
はるが口で「あむあむあむあむ」と言いながらジュースを与えている様子は、見ていて愛らしい(たとえ普段がどんなに大変であるとしても)。
3歳児までが手離しでかわいく、「一生分の親孝行」と言われる理由がわかるようだ。

北京に来て、はるは少し語彙が増えたような気がする。
まだ相変わらず母音の発音が中心だけれど、たくさんのことを話すようになった。
大抵は何を言っているのかわからないのだけれど、彼なりに刺激を受け、それを成長の糧としているように思える。
帰る頃には、言葉がちゃんと話せるようになっているだろうか?

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June 14, 2007

本屋さんの一角で。

WAL★MARTという、米資本のスーパーマーケットの本屋さんコーナーは、とても面白かった。
幼児用から大人用まで、そんなに大きなスペースではないのだけれど効率よく本を配置している。
お世話をしてくださっている方に伺ったところ、売れている本の内容は、健康や料理、ダイエット、風水など。
そしてこれらの「売れ筋」の本は、一般の本に比べると価格が高めに設定してあるという。
ためしに風水の本を手に取ってみたら、450元という値段がついていた!
およそ8000円くらいといったところか。

それだけの値がついても必要なくらい、風水には皆興味があるのだろうか。
風水本のおいてあるエリアは書架の上から下まで風水の本。
内装、外装、Q&A集他、いろいろな出版社がこぞって風水本を出している。
「風水は強く信じられているのですか?」と聞いてみると、通訳してくださっている20代半ばくらいの中国女性の答えは、「信じている人は多いです。特に南の方。香港や広州の人たちが熱心です」。
北京は?と重ねて問うと「北にはあまり強い気がありません」との答え!
すごい、風水がちゃあんと根付いているではないか。
日本では今風水がとても人気で、風水手帳なるものも売り出されており、若い女性がそれで毎日開運のため(とくに恋愛運や結婚運)熱心にしている傾向があるのだというと、彼女は「私も毎日、YAHOO!JAPANの占いを見ています!」とのこと!

健康については、台湾の林氏という新しい健康の考え方の提唱者のものが人気があるそう。
そのほか、案内をしてくださった中国女性2人が手に取っていたのは、「東京一人旅」というタイトルの、中国女性が東京に一人旅した様子(であったさまざまなトラブルなどふまえて)面白いイラストエッセイ。
面白くて、今とても人気があるのだと言っていた。
著者は日本人のようなのだけれど、もちろん全部中国語。
イラスト入りなので、状況も分かりやすいし、「…東京砂漠…」と書かれていたり、私も結構楽しめた。

Sn390016幼児用のコーナーでは、知育本の多さに驚く。
こどものための本も、古典を簡略化したものが多く見受けられ、驚いた。
説話のほかに詩経、歴史書などもあり、いかに中国が自国の文化を誇りにしているかがわかる。
とても素晴らしいことだと思った。
この本は、小学校の教科書風?
伝統的な製本に、うっとりと見入った。

さて。
その横に。
面白いものを発見。
Sn390047_1明らかにこれは、某社のキャラクターを意識しているかに思われるイラストレーション!
このおおらかさが、私には結構たまらなくなってきていて、見つけるたびに嬉しくなってしまう。
試しに手にとってみたが、低年齢向けにはピンイン(読み方)がルビのようにふられていて、高年齢向けにはピンインがなく長文でどわーっと文章が書いてある。
高校時代の漢文の授業がもっぱら睡眠時間だった私には、あののどやかな窓辺の席に降注ぐ陽光を思い出させ、思わず目がとろんとなる。

Sn390052結局、それぞれの戦利品はこちら。
四川先生は『経済学的哲学』。やはり寝ても醒めてもこれが一番のよう。
私は『本草綱目』。江戸時代に和訳された薬草書。和訳本をずっと探していたのだ。原語版はわずか200円という値段に驚愕!
はるは『動物百科』。どこに行くにもこれを持ち歩いている。

Sn390046_0001そうそう、本屋さんの向かいのコーナーでは、ちょっと素敵な炊飯器が売られていた。
このデザイン、伝統的な中国建築・四合院造りのおうちの中でも、雰囲気に合いそうでしょう?
なかなか重量があるのでひ弱な私は諦めましたが、できることなら日本に持ち帰って使いたいほど…!
素敵です、中華デザイン。

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June 13, 2007

台湾料理に夢中。

つねづね「台湾料理」には、目がない。
仙台で一人暮らしをしていた頃、近所の美味しい台湾料理屋(私の知る限り仙台ではこの店が一番!)に通っていたこともあり、なんだか親しみを覚えるのだ。

先日まで泊まっていたホテルの近くにあるショッピングモールには、いくつかのレストランが入っている。
ホットドッグのSUBWAYから、お一人様15000円~の超高級中華料理まで、バリエーション豊かだったのだが、私達はいつも同じ台湾料理屋に通い詰めた。

Sn390033お値段も手頃で(それでも一般の物価からしたら高いほうではないかと思う)、3人でおなかいっぱい食べて、ファミリーレストランで食事する程度、2500円くらいだ。
中華料理歴が長い四川先生は、台湾料理のあっさり加減がお気に入りのよう。
そしてはるは、見慣れない食物を食べられない性質のようでせっかくの中華のご馳走もほとんど食べずに終るのだが、台湾料理で麺や粥などを頼むと、結構喜んで食べる。
そんなわけで、「何を食べる?」ということになると、ここに駆け込んだ。

Sn390026ホテル滞在中、3回の夕食をここで過ごしたのだが(滞在中の夕食の1/2)、四川先生は必ず「ルーローファン」というのを注文する。
豚肉を煮込んだ料理で、ごはんにかけて食べる。
付け合せにはきゅうりの漬物が出されるのだが、にんにくが入ってビールにとてもよく合う。
私はその時々で、鶏肉の麺だとか台湾式粥、チャーハンと浮気するのだが、四川先生は頑としてルーローファン一徹。
「うまいものを見つけたら、そればっかり食べるのがいいんだよ」と、独自の哲学を披露する。
たしかに台湾ビールにルーローファンは最高のコンビネーション。
八角や花椒など、中華料理によく使われるスパイスの香りがきつすぎず、控えめすぎず、実に、いい。
引っ越したけれども、こちらにいる間、また何度かはお世話になりそうだ。

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June 12, 2007

短期賃貸事情。

今日はいよいよ、ホテルから新居へ引越しをする。
到着以来、こちらで日中を結びつけるコンサル会社を経営している方に大変お世話になっており、その社員さん達が毎日いろいろとお世話をしてくださる。
部屋探しも、こちらの予算が相場よりも著しく少ないにも関わらず、その予算で借りられる部屋のリストアップから交渉、下見まで手際よく段取りしてくださり、わずか2日と予想以上に早く契約できる運びとなった。
本当に、ありがたいことだ。

こちらでの部屋探しの実情は、まず第一に予算ありき、である。
平均相場は、都内の一等地並み。
もちろん部屋の大きさが広いので一概には言えないが、私達が探していたエリア(市内の通勤が1時間以内でできる地域)では、外国人が住めるマンションというと、2LDKの平均の家賃月額がだいたい2000USドル~4000USドル。
日本円に換算すると、大体が288000円~576000円(※1ドル=8人民元、1人民元=18円換算)。
かなりのお値段となる。
これらのマンションは安全面サービス面ともにしっかりとしているため、駐在員とその家族の利用などが多い。
すべて日本語で用事が済ませられるし、マンション内にプールやジムがあったり、中にはレストラン、スーパーや病院などもあったりする。
奥様には嬉しいハウスキーピングサービスやクリーニングサービスもあり、家具も当然全部備え付けだ。
到着したその日から、たとえ言葉ができなくてもちゃんと生活・仕事ができる、質の高いサービスを誇っている。

…では逆に、そうではない、普段私達が暮らしているような、空間のみの賃貸はないのかというと…難しいのが実情のようだ。
当然普通の不動産を探せば、そういう物件もあるのだが、中国に随分慣れているとか、不動産を持っている中国人のツテがあるなどの事情がないとかなり難しいようなのだ。
まして小さいこどもがいて治安面を重視したかったり、短期での利用となると、なおさら、である。

上記のようなゴージャスマンションでも短期契約が難しい場合もあった。
最低でも1年契約、というところも依然としてあるのだ。
とはいえ北京市内では来年のオリンピック需要を見越して、ウィークリー、マンスリーの賃貸を始めたところもあるので、少しすれば状況も随分と変わるだろう。

不動産の契約は、基本的に前払い主義。
例えば5ヶ月なら、5か月分の家賃と、その他に保証金として2か月分が必要。
マンションによっては、電話代の保証金や不動産を通した場合の仲介手数料などで、さらに現金が必要になる。
基本的にはそのようなことになっているのだが、私達の場合は、その会社さんが以前経営していたマンションに入居することになり、現在の会社さんとの間に築き上げていらっしゃる関係性のお陰で随分いろいろとご配慮いただいた。
(余談になるが、その会社さんでは中国美術・とくに油絵を扱っており、美術のお話も伺うことができた!)

Sn390036さて、部屋の下見に何軒か立ち寄った候補マンションの中で、こんなものを見た。
清朝時代の、花嫁が乗る籠だそう。
公衆電話の電話ボックスくらいの大きさである。
今では、中国も日本と同じように西洋化が進んでいるので、結婚式もウェディングドレスにホテル、というスタイルが多いらしい。
それでも、田舎の方では、まだこのようなスタイルで結婚式を行っているところもあるという。
花嫁の家に、この籠で迎えに行き、花嫁はこの籠に乗って新居に移動するのだという。
Sn390037Sn390038Sn390039これは特に裕福な家の花嫁のための籠らしく、凝った彫刻が施されている。
花の咲く様子、老人や子どもが戦っているような様子など、いろいろな場面が彫られているのだが、残念ながらそれぞれにどのような意味があるのかは、わからなかった。
聖獣・麒麟も彫られている!
そのマンションのロビーに置かれているのだが、ぐっと惹きつけられるような、よい気を放っている。
そういえばこちらの建物は、特に高いビルなど、四角ではなく面白い形をしているものが多い。
風水が影響しているのではないかと睨んでいる。
おいおい、そういうことも調べてみたいものだ。

私達が入居する予定のマンションは、ロビーにモネの睡蓮がかけてあった。
部屋は南東向きの3LDK。
最上階のレストランでは、予約の上で朝昼夕食が提供される。
4階には児童館のような子どもの遊び場、ジムがある。
必要なものはフロントへ24時間日本語で相談できる。
つねに警備員が2~3人、フロント従業員が2人くらいエントランスに詰めていて、安心できる。
週に一度はイトーヨーカドー他へ「お買い物バス」が無料運行されている。
更に週に2回のお掃除サービスがついて、分不相応にも快適な生活になりそうだ。
贅沢ではあるが、中国に来てから更にワガママになった子どもをつれている身の上には、いたれりつくせりがありがたい。

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June 11, 2007

河元?

ホテルのチェックインでは、四川先生と私それぞれがサインを求められた。
そこで驚いたのが、「河元」という文字。
私の名が、この正体不明の、居酒屋の名前のように変わっていたのだ!

居酒屋・河元。
背の高いビル立ち並ぶ都会の端っこ、駅から続く商店街の終わりあたりに、左右の雑居ビルに挟まれて、紺色に白抜きした「河元」の文字がはためく。
夕暮れともなれば、仕事帰りのお父さん達が立ち寄って、仕事と家庭の気分の隙間を埋める、安息所となる。
暖簾をくぐると、カウンターと小上がりがあるばかりの、こぢんまりした店である。
馴染みの客に言わせれば、その小ささが良いらしい。
どの席からでも店の中、いや、店中の壁が見渡せる。
壁という壁に下がった女将さん手書きの短冊が、河元のメニューの全てだ。
初めて来た客でもずっと前からの馴染みのように、壁を見て肴を選べる。
店の小ささはつまり、いつ来てもくつろげる、独特のスイッチのようなものだった。
仕事でささくれた神経を、ここでゆっくりと酒の力を借りながら、あるべき姿に戻していく。
その意味で、河元は馴染み客たちには欠かせない、現実と現実の狭間にある楽園なのだ。
丸みを帯びた体に紺色の作務衣を纏い、ねじり鉢巻して包丁を握る大将。
仕事に厳しく、緊張感をみなぎらせて魚をさばく姿はちょっとおっかないが、馴染みの客に進められる杯に目尻が垂れると戎さまのようになる。
ちょっと汗っかきで、満席になる八時頃には、鉢巻が汗を吸い込んでぐっと重くなる。
頃合を見計らって、女将さんが洗い立ての豆絞りの手拭いを渡すと、大将はぎゅっと鉢巻を締めなおして、魚に向き直る。
自分のことはあまり話さないが、一流の店に居たこともあったらしい。
女将さんが毎日手拭いばかり何本も洗濯するんですよ、と場の雰囲気を和ませると、小さな店に温かな笑いが渦を巻く。
賑やかすぎず、静か過ぎず、小さい店に満ちる心地よさに吸い寄せられて、今日もまた夕暮れが恋しくなる、そんな店なのだ。

…とまあ、妄想はそれくらいにして。
なぜ「河元」なのか(大きな衝撃を伴いながら)考えてみた。
ひらがなの音に当てはまるのかと思い、四川先生に聞いてみると、そういうわけでもないらしい。
首をひねっていると、四川先生が突然に「これだ!!」と言い出した。
ひらがなで名前を書いてみる。
その下に「河元」と書いてみる。
そうすると「さんずい」「可」「元」のみっつに分かれた文字のパートが、それぞれひらがなで書いたときの名前の見え方に似ている!というのだ。
…なんて、テキトーな…(笑)

かくして私は、ホテルを「河元」としてチェックインし、「河元」としてチェックアウトしなければならない。
その文字を見るたびに、どうしても夕暮れが恋しいような心持になる、私なのであった。

ちなみに、名前関連だともうひとつ面白いことがあった。
海外旅行に良く行く方ならご存知だろうが、飛行機への預け荷物につけられるタグが、面白い。
はるの荷物につけられた名前は、苗字の下が「HAMSTR」となっている。
「ハムスター?」素っ頓狂な声を上げると、四川先生が「ああ、それ、下はイニシャルにミスターとかミズをつけるんだよ」と言う。
他のものを見てみると、四川先生は「KEMR」、私のは「KOMS」とあった。
以来、はるを「ハムスター」、四川先生を「ケムル」、私を「コムス」と呼ぶのが、ちょっとだけ流行中である。

固有のものと思っていた名前がこうまで変わってくると、旅行の醍醐味にまた別の味わいが出てきて楽しい。

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June 10, 2007

オカイモノの楽しさ!

ホテルで一休みして、近くのショッピングモールに出かけた。
世界中の一流ブランドが軒を連ねている、輸入品の多いモール。
値段はやはり、日本と変わらず高い。
LOISVUITTONの袋をいくつも下げた中国人のおじさんが出てきたり、LOEWE、MAX MARAなどの袋を抱えたチャイナ・ビューティーが歩いていたり。客層としては若い女の子やカップルが多く、みんなファッション誌から抜け出てきたようにオシャレだ。

そのビルで、私達が直行したのが、スーパーマーケット。
大人はまあいいとしても、子どもの健康や安全性を考えると、近頃何かと話題の多い中国製品に比べ、ある程度輸入食品に頼らざるを得ないのが実情だ。
幸い、このお店には、世界中あらゆるところから集められた食品が数多く並んでいた。
日本語が書かれている製品も多いのだが、日本語だから日本製品というわけではもちろんなく、台湾ブランドだったり、中国ブランドだったりする。
なので、まずラベルで産地を確認してから、購入候補に入れるのだ。

ある一角には見慣れた製品が並んでいた。
Sn390018これらは全部、日本から輸入しているらしい。
パッケージはそのままで、後ろに中国語で原材料や賞味期限を表記したシールが貼ってある。値段はだいたい倍値~程度。
カップラーメン「ラ王」が800円~900円くらいだった。
一番高いのが、インスタントコーヒー。
ポリフェノール入りの、一番小さいビン(ちょっと大きなジャムの壜くらい)で、1300円!
Sn390019中には、こんな製品もある。
コアラのマーチの中国版、「小熊餅」。
名前がなんとも可愛らしいではないか!
これらは、ブランドこそ日本のブランドだけれど、中国で作られているもののよう。
パッケージも中国語で印字されている。
一応日本製の元祖「コアラのマーチ」も輸入品として販売されているのだけど、中国製の方が味のバリエーションがいろいろある。日本では見かけたことのない味がいくつもあった。中国向けにマーケティングして作られているのだろう。
そんな「日本ではみかけない」味のある日本ブランド製品は他にもあり、例えば日清のカップヌードルなどもそうだった。スタンダード味はなく(!)、シーフードは見かけたことがあったけれど、その他とにかくずらりと見たことのない味ばかりがあって面白い。
麺の本場だけに、一風変わった味わいが多い。

Sn390021「午後の紅茶」は、特別コーナーができていて、ある一角全てがこの製品だった。
中国名は、「午后紅茶」。
壁に大きく書かれた中国語キャッチフレーズを四川先生に読んでもらうと、「とてもクオリティの高い味」というようなことが書いてあるそうだ。
しかし…写真を良くご覧下さい。
一部、缶がボコボコなのにお気づきでしょうか(笑)。
このおおらかさがまた、中国!という感じがして、面白い。
Sn390022続いてはビール。
日本ブランドでは、キリン、アサヒ、エビスなどがある。
特にアサヒは、中国で製品を作っているらしく、比較的安価(他の輸入ものの半値程度)で手に入る。
スーパードライが大体一本120円くらい(日本で買うより安い?!)。
輸入ビールが1本200円~500円くらい(銘柄によって差がある)。
国産品はもっと安くて、1本が50円くらいで買える。

全く予想もしなかった面白さに出会えるのが、スーパーの楽しいところ。
インスタントコーヒーのコーナーでは「アイルランド味。」という中国製インスタントコーヒーに出会い、どんな味が想像するのが楽しい。
ただし、パッケージがとても大きいので、試しに買ってみるという冒険には出られない。
ホテルサイズのティッシュボックスくらいの大きさがあるのだ!
どうもコーヒーとアイルランドが、結びつかない。
ビールなら、ああギネス黒ビールか、などと予想もつく。
しかし、コーヒーで特徴があるというと、どうしても「フレンチロースト」「イタリアンエスプレッソ」などのイメージ。
どなたか、アイルランドのコーヒーをご存知でしたら、ぜひ教えてください!

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June 09, 2007

大陸スケール。

空港からタクシーでホテルへ。
タクシーの運転手さんは、レオナルド熊さんのような、愛想のいいおじさんだ。
スーツケースをトランクに積み込むのに、”Heavy”と伝えたら(なにせ3人分で90キロだ)"OK"まかせとけ、とでも言うように言ったのだが、実際は1つだけをおじさんが運んで、もう1つは四川先生が積み込んだ。
おじさんはしきりに応援してくれていた(笑)。
スーツケースの重みで沈み込むような後部座席に乗り込む。
バックミラーの下には、六角形の風鈴のようなお守りがついていた。
とてもきれいだ。お寺で買ったのだという。
走り出すと、車の多さのせいなのか、窓が開いているのか、ガソリンの匂いがうっすらと漂った。

どこの空港でも、陸路の風景はとても良く似ている。
成田、シャルル・ド・ゴール、ヒースロー、北京、大した数は見ていないが、どこも大きな道路と茂った木々、そして大型の看板。
ここ、北京では看板が漢字で書かれているものがときどきある、それが特色と言ったところか。
空港内外では、工事車両をたくさん見かけた。
オリンピックに向けて、もうひとつターミナルを増やすため、年内竣工の予定で作っている最中なのだそうだ。

途中通り抜けた有料道路の料金ゲートは、神社仏閣の三門のようだ!
やぐらがあり、左右に大きく腕を広げた姿で個々の料金所を包み込んでいる。
丹色、緑青、鮮やかな装飾に、竜の彫刻がいたるところに施してある。
看板には大きな文字で「北京」。
大陸文化の深さ、装飾のディテール、それに土地の広さ。
大陸のスケールはとても大きい。

ホテルへの道のり、面白いものを見た。
びゅんびゅん車が通っている中、一番端のレーンに車を止めて、なぜか胸までTシャツをまくりあげて(たるたるしたお腹がまるごと出ている)、ぼーっと立ち尽くすおじさん。
石油を積んだタンクローリーに据えつけられた細長い箱は、扉ががばがば開いて、中からモップが見えている。
タクシーに突っ込むようにあおってくる、紫色に塗装されたトラック(ドアのところにキュートな豚が貼られている)。

Sn390011ホテルは、商業の中心地区付近にある、日系のホテルだ。
こざっぱりして、綺麗だ。
いたるところに日本語で表示があるのが助かる。
スタッフはほとんど中国人なので私達はカタコトの英語で用を足しているのだが、日本語の通じるスタッフもいるらしい。
金髪巻き毛に碧眼の(子どもの頃なら「天使」といわれたに違いない、子どもの頃、なら。)青年も働いていたりする。

ホテルについてすぐ、スーツケースから味噌汁を出して飲んだ。
疲れを感じたら、無性に味噌汁が飲みたくなったのだ。
マグカップを手に、窓の外を見やれば、建設中の大きな大きなビルが林立し、その下を車と自転車が駆け抜けていく。
ひとつひとつの建物が、とても大きい。
道路も、大きい。
主要な道路のせいだろうか、10車線もある。
たぶん、ここでは、「ものさし」自体が違うのだと思う。
スケールが、大きい。

ああ、ついたなぁ、と実感した。

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June 08, 2007

満足度調査。

<***注意!!!***>ホテルのLAN経由のせいかもしれませんが、コメントへの返信ができません!!!「アクセスする権限がありません」と出てしまいます!みなさまご容赦を!!コメント嬉しいです、ありがとうございます。

入国手続き。
外国人専用レーンに並んで、待つこと十分くらい。
まず四川先生が審査を受け、私とはるが続いた。

担当は若いお兄さん。
若い頃の段田男に似てる、そしてとてもにこやかだ。
"Speak English?"と聞かれたので、"Yes"と答えると、目の前にある機械のボタンを押してくれという。
見れば、「満足度調査」の機械が取り付けてあった。
項目は4つ。
「非常に満足」Greately Satisfied
「まあ満足」
「審査に時間がかかりすぎ」
「愛想が悪すぎ」
ボタンそれぞれに、スマイルマークや、おこった顔が書いてあってかわいい。
北京ではいま、「マナー向上運動」が盛んだと聞いていたが、これもその一環なのだろう。
オリンピックに向けての、大きな動きのひとつのようだ。
笑顔がいいからな、と「非常に満足」を押すと、お兄さんはさらににっこり。
はるの分も、同じボタンを押した。
すると…私の顔をまじまじと見て、”Chinese?”と聞く。
いや日本だと即答したが、なにか同胞のにおいでもしたのだろうか。
そういえば私は昔から良く中国人と間違われる、それも中国人に。
大陸顔なのだろうか。

ちなみに、全く同じお兄さんに審査を受けた四川先生は、満足度調査のボタンを押せとは言われなかったという。
だが、何度も来た中で、北京空港のサービスの格段の向上には目を見張るそうだ。
私もずっと旦那さんに「サービスは期待しちゃいけない」といわれ続けてきたので、とても親切な空港のスタッフに驚いたほどだ。

Sn390010出国審査から出て、荷物を受け取るところでは、面白い広告を見た。
遠くから見たときは人形かと思ったのだけど、近づいたら写真を立ててあった。
どうしてみんな同じ服なのだろう?
他の広告やファッション誌などは日本のそれとほとんど変わらずファッショナブルな装いなのに、きっと意図があるのだろうと思える。興味津々だ。

Sn390009両替所前のカウンターには、散乱した書き損じの個人情報がいっぱい(笑)。
おおらかな国だなぁ、とびっくりした。
ちなみに、両替ATMは全部漢字で表示される(当たり前なのだが)。
それがなかなかかっこよかった。

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June 07, 2007

大陸への一歩。

朝5時半には自然に目が覚めた。
旅行の前日はいつも緊張して眠れない。
さすがに終日の荷物詰や掃除でへとへとに疲れていたので、眠るには眠った。
しかし興奮して眠れないはるが何度も鳩尾のあたりにかかと落としをするので、その度に眠りの淵から引き戻される。
そのせいか眠りが浅くなり、「空港に行って手続きを済ませ、飛行機に乗るところまで」の夢を5回位別バージョンで観た。
目が覚めると、ああ、長い一日が始まった、と思った。
それでいて心は、浮き立つように楽しかった。

Sn390004_0001昨年の誕生日に、親友がはるにプレゼントしてくれたくまのリュックを背負ったはるは、食事のときもくまをおろすのを嫌がった。
ふわふわしている感覚がいいのか、「背負っている」(お世話している)感じが嬉しいのか、くまに誰かが手をかけるととても怒るのだ。
困ったのは出国前のチェックのとき。
くまをおろして検査にまわそうとすると大泣きして、担当の若いお兄さん達があたふたとしながら、「ちょっとだけ借りるからね」とか「ぼくの荷物はこれかな?」とにこやかに応対してくれていた。
目に涙をいっぱいためて再びくまを背負うと、今度は自分が疲れたのか、私に抱っこしろという。
用意してきたおんぶひもではるを背負う。
Sn390006_0001くまを背負った子どもが母親に背負われている。
それが面白いのか、同じ便に乗るらしい中国のおじさんが指差して大声で笑っていた。
道中何度かこんな場面に遭遇することになった。

離陸直後から、はるは窓外の景色に吸い込まれるようにして、窓にはりついていた。
つい先日鎌倉文学館で昭和10年代の鎌倉のジオラマを見たばかり(ちなみに気に入って30分ほどそのまわりをうろちょろしていた)。
ジオラマのように広がる景色に、驚いたらしい。
そうして見ているうちに、緊張がとけたのか、ぐっすり寝入ってしまい、私達は機内サービスのスパークリングワイン(1人につきフレシネ・コルドン・ネグロの小さいボトルを1本まるまる)で乾杯をした。

数年ぶりの海外。
二度目の中国。
初めての、北京。

一歩、大陸に降り立つと、そこはとても暑かった。
不意に白粉のような甘くなつかしい香りがした。
ああ、中国はたしか、昔もこんなにおいがした、と上の空で思った。
Sn390008_0001空港は、あちこちに美術品や工芸品、歴史的なものがある。4000年の文化の一旦を垣間見せてくれる。あるエリアでは兵馬俑がお出迎えしてくれた。

どのくらい歩いたろうか。
ぬるま湯の中を歩いているような暑さの中、8キロ近くある手荷物を持ち、14キロの息子を背負い、しかもTシャツの上に長袖のジャケットを羽織っている。
歩けど歩けど入国審査はなく、大陸のスケールの大きさを身をもって実感するのだが、しまいには暑すぎて汗が脂汗になった。
そういえば、こどもの体温は高かった…と思い返す。
もう少し薄着にしておくべきだった。

なんと、6月初めにして、気温は実に、36℃。
空港内はエアコンがないのか、スケールの大きさに冷房が回りきらないのか、蒸し風呂のようである。

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June 06, 2007

ニーハオ、北京。

着きました!!
いま、ホテルの部屋から、アクセスしています。

予想以上に面白かったホテルへの道のり。
まだ数時間しか北京にいないというのに、書きたいことばかり!
愉快なこと、謎なこと、たくさんの面白さに出会いました。

それに何より、街のあちこちで見かける中国式の美しい装飾に、すっかり心奪われている私です。

空港からタクシーに乗りホテルに着いて、すぐ近くにあるワールドショッピングセンターにお散歩に出かけました。
輸入品も扱う大きなスーパーでも、面白いものにたくさん出会いました。
写真もいろいろ撮ったのだけど、本当にたっくさんの書きたいことに出会ったので、それは明日から少しずつご紹介していきたいと思います。
こちらの人たちは皆子どもにとても優しくて、はるは何回も「可愛い」と言ってもらえました。

とりあえず、無事に着きました!
(ただ、なぜかNiftyメールが見られません…もしかすると、使えないのかも?!)

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June 05, 2007

てんやわんやの終末。

本日、家を出ます。
家中の大掃除に、いろいろな雑事を片付けること、などなど、結局なにひとつ実現できないまま(?)、混沌とした家を残して、大陸に渡ります。
てんやわんやばかりして、普段の雑然としたところから、何も変わらない家の中です。
本当にしばらく留守にするのか、まだまだ実感になっていません。

明日の今頃は、飛行機の中。
夜になったら、降り立ったばかりの中国の空気をそのまま、ブログにアップしたいと思います。

ネットがつながるホテルを予約しているので、大丈夫かとは思いますが、
何せ異国のこと。
本当に使えるか不明なので…もしかすると、通信環境が整うまで、
ブログの更新はお休みかもしれません。

日本で使っている携帯は、あちらでは「カメラ」「ゲーム機」「ポータブルミュージックプレイヤー」として活躍の予定で、電話がかかったりメールが見られたりはしません。
みなさま、どうぞPCの方にメールくださいませ。

それでは、いよいよ、行ってきます!!

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June 04, 2007

帽子にかぶられる。

070603_105302はるが最近、私の帽子をかぶりたがります。
どうしてなのかわかりませんが、手を伸ばして奪い去られることが多いのです。

その帽子を、はるは自分でかぶります。
大きいので、当然顔全体が隠れて、虚無僧のようになります。
それでも本人、ちょっとよろけつつも、ちゃんと歩いているのです。

「危ないよ」
「顔を出したら?」
と、つばをめくりあげると、大騒ぎ。
どうやら、見えそうで見えない。見えなさそうで見える感覚が、楽しいよう。

時折、こんなふうに帽子を持ち上げて進路を確認して、歩き続けます。
こどもって、なんでも遊びにしちゃうんですね。

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June 03, 2007

泣きたい出来事。

泣く、と聞いて、思い浮かべるのは、一体何でしょう?
大の大人が泣くのは、親しい人との別れの場面か、悔しい時、嬉しい時でしょうか。
昨日、私はとても泣きたくなりました。
大の大人ですが、注射で。

昔から私は注射が好きな異様な子どもで、特に注射した瞬間に、注射器に自分の血液がぴゅっと入って、小さな粒粒になって再び血管に押し流されていくのを見たりするのが、ちょっと楽しくて好きでした。
そんな話をすると、「変わり者」のレッテルばかりを貼られ、いまだ同好の士とはめぐりあっていないのです。
恐らくは、小さいときによく点滴や注射のお世話になったから、このような性質が育まれたのでしょう。
麻酔の注射は、普通の注射に比べて痛いけれど、それでも大丈夫。
その、注射好きの私にも、苦手なものがありました。
昨日それに気づいたのです。
予防接種。

どうして予防接種は、普通の注射に比べて、何倍も痛いのでしょう?
注射で涙ぐんだなんて幼稚園以来。
そして接種した翌日の今日も、まだまだ、痛いのです。
ああ、にっくき予防接種。
高いお金を出して痛い思いをする。
健康とは、お金のかかるものです。

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June 02, 2007

無力感。

自分の力がいかに無力か、痛感させられることがある。
誰にもそんな経験はあるだろう。
最近、自分の無力を思い知らされることが、多くなってきた。
特に、夏の朝に。

――そう、宿舎恒例の、月1度の「草取り」で、それは望むと望まざるとに関わらず、思い知らされるのである。
3LDK3部屋分に横たわる前庭の、いかに大きなことか。
それに比べたら、小さな鎌1本で、夏の日差しと慈雨にすくすく育った草たちに対抗するのは、いかだで太平洋に漕ぎ出るようなものなのである。
(ちなみに手動草刈り機も共同で購入しているのだが、どうも調子が悪い)

草取りは5つのパートに割り振られ、二ヶ月ごとに場所を移動するのだが、15分コースである自転車置き場のはき掃除は、なぜか冬にしかまわってこず、夏はいつも、伸び放題に伸びた草達と格闘する羽目になる。
残る作戦は人海戦術のみだが、四月に2家族が転居し、一気に草取り人口が減ってしまった。
私達も、今月を最後、である。
今年の夏こそ、電動草刈り機が導入するのを願ってやまない。

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June 01, 2007

カウントダウン開始!

この週末が、大陸に渡る前、日本で過ごす最後の週末になります。
全ての事前手続きが終わり、あとは荷物と自分たちを輸送するだけ。
実はこの数日間は、その手続きに追われていました。

ここまできても、いざ出発と思っても、なかなか実感が伴わないもの。
これはもう、全く別の環境に身を置かないと、実感できないのかもしれません。

スーツケースもそろそろ充満してきました。
本を入れ、医薬品を入れ、日用雑貨を入れ、食糧を入れ、最後に衣類を詰め込んでいます。
…それでも、万全に準備したつもりが、足らないものが必ず出てくるし、本は持っていきたいものがどんどん増えるし…
試行錯誤を繰り返しつつの、準備です。

考えてみれば、5ヶ月も日本を離れるのは、子供の頃渡米した時以来。
私は9歳、弟は3歳の、秋でした。
弟とはるが、ちょうど同じ年の頃に海外生活を経験することになります。
3歳での海外経験は、きっと本人は忘れてしまうけれど、どこか心の深いところに、その記憶をとどめているよう。
弟が一時期英会話を習ったときに、発音の良さに驚かれたというのですから。

さてその3歳児(あとひと月で)が、荷物準備では、なかなか厄介です。
ご本人のものをしまおうとするとカナキリ声で嫌がるし、スーツケースの中にしまってある絵本を(近頃ちっとも読まない本のくせに)出せと激しく要求します。
おかげで、毎日出しては毎日しまい、何かの拍子に思い出してスーツケースをあけろと要求するの繰り返し。
聞き分けがやっと出てきたかと思ったら、さらに自我が出てきてしまったのでしょうか。

朝の飛行機なので、成田に前泊します。
それに、あちらでは、家が見つかるまでホテル暮らし。
果たしてこの小さな猛獣、ホテルでのお食事なんてできるのかしら…と、かなり心配な私です。

なにはともあれ、あと数日。
気合を入れて、準備に励みます。

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