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May 26, 2007

中国を知るいくつか。

事前にあちらの雰囲気を感じたいと思って、いくつか映画を観ました。

『宗家の三姉妹』
『北京ヴァイオリン』
『胡同のひまわり』

いずれも中国語で会話されていて、ひとつふたつ、聞き取れる単語があったことが嬉しかった!
(無勉強でもわかるような「好」とか「不」とかだけですけれどね…)
映画って偉大です。

特に気に入ったのは『宗家の三姉妹』。
女優さんが美しいのはもちろん、時代背景や政治の話がとても分かりやすく学べて、勉強になりました。
登場してくるのは、孫文や蒋介石、帳学良、周恩来、宗慶齢など、高校の世界史の授業でであった「名前だけ覚えている」人たち。
名前という「点」が、人間関係、政治環境などという「線」になり、時代という「面」になり、三姉妹の数奇な運命や家族の結束などを感じとることができました。
そういえば、上にあげた三本は、どれも「家族」をテーマに扱った作品です。

過去にさかのぼってみると、アジア映画は人並みに観ているのですが、また観たいと思うアジア――とくに中国映画は、衣装デザインや映像が美しいものが多いです。
その色彩の美しさ、色彩バランスの美しさに、いつも見とれてしまうのです。

色彩感覚と、太陽光に関係があること、ご存知でしょうか。
たとえば北の国(流行の北欧デザインを思い浮かべてみてください)は、日照が限られているし、気候も割りと涼し目。そうなると色彩も、空気の中の透明感をそのまま色に反映したような、すっきりとした、あるいは渋い色合いが好まれます。
反対に、南の国(熱帯付近を思い浮かべてみてください)は、太陽に近い分、色鮮やかで色自体にも勢いがある。
ちょっと乱暴に日本国内で花に置き換えたら、北海道のリラや青森のりんごの花と、沖縄のデイゴの花のような違い、でしょうか。
かつてフランスで北から南に旅をしたとき、窓外の町並みの色がみるみる変わっていくのが面白く感じました。
北では白壁にダークな茶色や黒の木でデザインが施されているのに対し、南では、壁自体かさまざまなパステルカラーに塗り分けられていました。

中国も、北に南に大きな国。
北と南で色彩的にどんな差があるのか、とても興味があります。
そして、私が「好きだ」と思う色彩は、地理的にみるといったいどのあたりに多く使われている配色なのか…
あまりたくさんの町は訪れませんが、実際に肌で感じてきたいと思っています。

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