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May 20, 2007

キリギリスのため息。

中国語のすばらしいテキスト『ときめきの上海』を手に入れたお話を以前書いた。
その後、テキストは「第3話」以降、使われていなかった。
昨日までは。

諸々の事情により停滞していた動きが、ここへきてようやく見え始めた。
大陸へ渡る日がおぼろげに見えてきた。
そうなると、語学をウォーミングアップ程度にでも学んでおかなければ、苦しい思いをするのは自分である。
CDを何度も何度も繰り返して聞きながらようやく1課終える苦しみと、いざその言葉しか通じない国にでかけてみて崩壊後のバベルの塔状態(ひとびとはそれぞれの言葉がまったく何を言っているのかわからなくなっていた)になる苦しみと、ふたつにひとつ。
私にとってはどちらも非常なる難問だが、理屈で考えたら、語学をやるべきなのは言わずもがな。
しぶしぶ「第4話」を開いた。
ちなみにテキストは、第44話まである。
先は長い。
そして残された日は短い。
まるでかつて過ごした夏休みの終わり一週間のようである。

人は追い詰められると、現実から逃避しようとする。
その表れが、裁縫熱であったのだ。
ミシンをかけている間は、縫い目をじっと見つめて、頭は別の妄想に浸ってばかりいたのだから。
ああ、あんなに服ばかり作らずに、少し(一日一話だけでも)やっておけばよかった、と思う私は、小学生の頃からもしかすると何も変わっていない、「アリとキリギリス」の常に後者なのである。

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