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December 05, 2006

行楽月間、幕開け(おとな編)。

こどもが眠ってしまったら、そこから大人の時間。
美術館を3館まわる壮大な(?)旅の始まりです。

都美術館で開催中の大エルミタージュ展、国立西洋美術館の「ベルギー王立美術館展」、上野の森美術館の「ダリ回顧展」をハシゴ。
一番のお気に入りは、「ベルギー王立美術館展」でした。
なんというか、今の気分にとてもフィットする。
色彩とか、画題とか、そういうものがとても心地よくて、できればまた観に来たい…とはいえ12月10日までの開催なので、ちょっと難しいかな…。
好きな画家マグリットの絵が見られる、というので楽しみに行ったのですが、それ以上に収穫が多く、気になる画家がまた増え、少し時間ができたら勉強してみたいと思えました。その画家は、ポール・デルヴォーとコンスタン・モンタルド。デルヴォーは愛好家も多いと思いますが、物語が濃密に漂う「夜汽車」という絵に、とても惹きつけられました。モンタルドは、初めて気になった画家です。クリムトとの共通性を感じたのですが、調べてみたらそれも道理、クリムト中心に結成されたウィーン分離派の展覧会に出品したりしていたようです。モンタルドは、ブリュッセルのアカデミーでマグリットやデルヴォーに教鞭をとった経験もあるそう。この一連の気になるベルギー作家たち、時間に余裕ができたらぜひもっと詳しく調べてみたい、もっといろいろな絵を観たい。

今回3館を回ってみて感じたのは、年齢を経ると、気になる絵画も変わってくるということ。
ひとつひとつの展覧会をじっくり観ていたら、印象も違うのかもしれませんが、じっくり観たい絵とさっと観る絵、強弱つけざるを得ない状況の中で惹きつけられた絵は、今までとは違った作家のものだったりしました。
(もちろん、意識せずに引き寄せられる絵が、ずっと昔からお気に入りの作家作品だったりもするのですが)
足を運ぶごとに心新たになる展覧会。
アートって、本当に奥が深いです。

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