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October 10, 2006

突然の旅路。

急にはるとふたりで、仙台の、旦那さんの実家に行ってきました。
義理の母が急遽入院&手術したのです。
両親とも「大丈夫」とは言うものの、気分的にもずいぶん落ち込んでいるようだったので、孫の顔を見せにおでかけしたのでした。

なんと、それが、先週のあの大変な雨の日前後。
(うまい具合にひどい雨は避けて移動できたのですが。)

二ヶ月ぶりのおじいちゃんおばあちゃんに、はるはとってもいい子でした。
にっこりしてみせたり、お菓子をあげてみたり、手をとってチュウしたり。
こども心に状況がわかって、思いやってくれているかのようでした。

正直な話、はるとの長距離移動は、私にもはるにも多大なストレス、頭痛の種。
加えて私は、諸々の理由で徹夜せざるを得ない忙しいときでもあり、滞在前も滞在中も、5時間眠れれば良い方、大体2~3時間しか眠れない日々のさなかのことでもありました。
親の状況をこどもは敏感に察するといいます。
睡眠不足・累積疲労で、私自身がはるに対しておおらかに接することができない気もし、そんな状況下でのはるとの移動も、はるにとって「日常と違う」点で緊張を強いる仙台での生活も、私の中ではかなり心配していたのです。

だけど、そんなこと、杞憂におわりました。

はるは意識してかせずにか、結果的に私をとても助けてくれていたと思います。
おじいちゃんおばあちゃんのことも覚えていたのでしょう、すぐに馴染んでいましたし、話しかけたり、笑いかけたり、懸命に気を使ってくれていました。
本当に、はるに心から感謝しました。
おじいちゃんもおばあちゃんも、はるの笑顔に心和ませてくれたようで、安心しました。
たぶんはる自身、とっても気を使ってくれていたと思います。
2歳児になにができるか、という声もありますが、それだけ普段に比べてずっとずっといい子だったし、新幹線の中や病院の中でも騒いだりせず、大人しくしていてくれました。

夏にはあいさつもできなかったのが、はるの中でコミュニケーションをとろうとする気持ちが大きく芽生え、挨拶はもちろん、いろんなもの(自分のすきなもの)をあげたり、進んでチュウしたり、その成長ぶりにみんな驚き喜んでいました。帰りの新幹線でも、はやてがとれずに二時間以上かかったものの、はるは一度も騒がずに、大人しくしていてくれました。

はるがいい子だったお陰で、私自身どれだけ救われたことか。
加えて、成長というのは一回一回の出来事による刺激だけではなく日々の積み重ねの中にあり、春が来ると種が芽吹くように、あるときするすると芽吹いていくのだと、実感しました。
四季折々、いろんな季節に咲く花があるように、こども達にもそれぞれ、芽吹く時期花咲く時期があるということなのだとも、思いました。

また、こういう非常時には、離れている分、満足に役に立てないもどかしさがありますが、その分あちこちの方の手助けがありがたくもあります。
ふだんから交友範囲の広い両親のご友人達はもちろん、滞在中の雨をかんがみて食材の買出しを買って出てくれた義弟、それに義母の親友である私の母や、状況を察してアドヴァイスしてくれた父にも感謝でした。
実家の父は「仙台に帰ってきても、実家には寄らなくていいから、嫁としてきちんと親孝行しなさい」と言ってくれました。
父も本当は、ゆっくりはると遊んだりしたいのだと思いますが、それよりも私自身のことを考えてくれての、思いやりだったように思います(お言葉に甘え、実家には数時間顔だけ出して帰りました)。
出発の日にちょうど東京出張中だった母は、自分の予定を繰り上げてまで、一緒の新幹線に乗ってはるの相手をしてサポートしてくれました。私が近くにいて義母のお世話を出来ない分、母がカバーしてくれていることもあります。そういう気遣いが、本当にありがたかったです。

親に、子に、みんなに助けられた3日間でした。
非常時って、改めて「絆」を知る機会だなとも感じました。
こういうところで助けてもらったところを、自分が一体どんなふうに恩返しできるのか。
そんなこと、考えていきたいと思います。

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