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August 19, 2006

江戸絵画が気になる。

遅ればせながら、ようやく、見てきました。
若冲と江戸絵画展
(ちなみに上記サイトリンク、このブログを携帯からご覧の方も是非見てください。壁紙が取れたりしますよ~。そしてその壁紙を国立博物館チケット売り場で提示するとなんと100円引きで入場できます。)

みたいみたいみたいと思い続けてようやく、終了間近ながら間に合いました。
曾我蕭白とか河鍋暁斎とか、うわっきたな、と思える作品たちもいっぱいあって、個人的には満足度180%。
特に目玉展示の若冲「鳥獣花木図屏風」、六曲一双はすごかった。
升目描きという若冲ならではの方法で描かれたこの屏風、今見てもなんとも新しい!
エキセントリックという表現がなんともしっくりくる。
その升目、このふたつの屏風で合わせて86000個あるというのだから…この数字だけで私など凡人は気が遠くなります。更に升目によっては、升目の中にまた升目があったりするので、たぶん86000個じゃきかないでしょう。実質的には100000個以上あるのかもしれません。

普段ならもっと真摯に絵画と向き合うのですが、今回は自分が好きなタイプの絵画であることに加え、特集されていた雑誌を読んでからの鑑賞だったので、よりエンターテイメントな感じで観てきました。
ご覧になった方もいらっしゃるかも?『BRUTUS』で特集していたのですが、いい感じにくだけていて、かつ欲しい情報はしっかり届けてくれていて、楽しめます。
特集のスタンスと、実際描かれている絵のスタンスが非常に近いように思われて、久しぶりにとても楽しめました。

なんというか、ドーパミンがとってもいっぱい出ました。
えっ、そんなことやっちゃうの?と思うようなポイントがいくつもあります。
日本美術に特別興味がなくても、面白い、と素直に思えると思います。
まだの方は、急いで国立博物館に走るべし!!
27日まで、やってますよ。


プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展
東京国立博物館 平成館
2006年7月4日(火)~8月27日(日)
9:30~17:00 (毎週金曜日は20:00まで、土・日・祝日は18:00まで開館。入館は閉館の30分前まで)
時間帯別混雑状況

【おまけ】
ちなみに、せっかく国立博物館にいったら、重要文化財の酒井抱一「夏秋草図屏風」もチェックしてきましょう。
会期中は、ちょうど展示期間に当たっています。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」は皆さんご存知かと思いますが、その絵を模写した裏に抱一が書いたのが、この夏秋草図屏風。
これだけでも十分に美しいのですが、風神の裏には風に吹かれるススキが、雷神の裏には雨露に頭をもたげる夏草や、急な雨による水の流れを描いたのですって。
そう言われてみてみると、絵が、じっくりしみ込んで来ますよ!
(9/18まで本館で展示しています)

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» 秋風の草葉そよぎて吹くなへに… [弐代目・青い日記帳]
今日で東博のプライスコレクション展も終わってしまいましたね。 7月4日から始まったこの展覧会のおかげで、 今年の夏はまさに若冲(江戸絵画)一色になりました。 心なしかここ何年かの夏の中では暑苦しさをさほど 感じさせず、かえって気分の晴れ晴れとした夏のように 思えたのも、もしかしたら江戸の絵師たちの恩恵かもしれません。 一昨日金曜日に「さよなら」を言う為に博物館へ足を運びました。 私は平成館の展覧会でも、本館からいつも入るようにしています。 取り立てて深い理由もないのですが... [Read More]

Tracked on August 28, 2006 at 02:36 PM

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