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July 30, 2006

素敵なファブリック。

060726_10190001手作りを楽しむようになって、困ったことがある。
生地の問題。
素敵な生地がたくさんあって、この生地ではこれをつくろう、あの生地ではあれをつくろうと考えていると、妄想ばかりが膨らんでいってしまう。とても手が追いつかないのだ。
葛藤は今も続いていて、先日店先で出あった英国リバティのアールヌーヴォー風の生地、決めかねているところだ。ああ、あれでVネックのワンピースを作ったら、素敵だろうなぁ、今の季節に合うだろうなぁなんて考えているうちに、時間がどんどん過ぎ去っていってしまう。

最近はYAHOOのオークションなど便利なものが多いから、出かけていかなくても家の中で生地を買ってしまえたりする。安価だし便利だし私はこの方法が多いのだけど、通信販売の特性上、やはり思った感じと少し違う場合もある。
その点、生地屋さんはすごい。
手触りも色の具合、柄の大きさも全部確かめられた上で、購入を決断できる。
ただしこちらにも難点がある。店がどうというのではないのだが、「滅多に出て来られないし」などと思うとついつい余計なものまでどーんと買い込んでしまうのだ。

そんなわけで、わが家は今生地であふれかえっている。
色が気に入って購入したもの、デザインに惹かれてとりあえず購入したもの、生地の素材感が気に入って購入したものなどさまざまだ。
手作りにはまった1年半前もこれと同じような状況で、しかもそのときに求めた生地が結構残っていたりするのに、いざとなると素敵な生地達にときめかされて次から次に増えていってしまう。

今まで、こんな増殖の仕方をするのは、本か紙類と決まっていたのだけど、そこに布も加わってしまった。
ひとつひとつは場所をとるものではないけれど、まとまったら話は別。
ダンボールにみっつくらい、生地の山が出来てしまっている。

そうはいっても、恋愛と一緒で、素敵な出会いがあったなら、アプローチせずにいられないではありませんか。
写真の生地は、いずれもオークションで出逢った可愛いデザインに惹かれたもの。
私の方は、北欧デザインのロッタ・ヤンスドッターによるデザイン帆布生地で、はるのカットソーはこれも寺田順三さんというイラストレーターによるWガーゼ生地。
実は手触り感は、それぞれイメージと違っていたのだけど、それが逆にとても良い結果となった。
ほかにもこの調子で「在庫生地」がたまりにたまっている。
夏のうちに、夏の生地を使いきれるかどうか、わからないほど。

…そうとわかっていても、素敵な出会いがあると…。
嬉しいような、困ったような、贅沢な悩み事なのである。

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