« 見た目に気遣うお年頃? | Main | 天然の花束。 »

June 26, 2006

和綴じに挑戦!

060531_10000001憧れつつも、なかなか作る機会のない、和綴じ本。
自分で装丁するHOWTO本を持っているのですが、なかなか手を付けられずに眺めるばかりでした。

が、幸というべきか、活躍の時がきました。
時々私の作品をラジオで放送してくれる仙台の放送劇団の方々が、またオーダーを出してくれたのです。
「螺鈿」が出てくる不思議な話をひとつ。
という、ご注文。

早速2週間ほどで書き上げました。
昨年「過去と未来」をテーマに、とお話いただいた時に書いた作品があり(あまりに長くなってしまったのでオマケにしました、放送になったのは『ことほぎ坂』という別の短い作品)、その続編として、書いてみました。

で、原稿を送る段になるのですが。
最初はただ送っていたのが、だんだん趣味を兼ねて、何かしら表紙をつけてみたりするようになり。
今回はついに奮い立ちました。

和風ファンタジーなのだから、これはもう、やはり和綴じでしょうと。

針と糸を手に、穴が開くほど本を見つめつつ、紙と格闘です。
やってみると意外に簡単。
必要と思われた製本道具も、目打ちは画鋲で代用できたし、家の中にあるもので大体は作れることが判明しました。
和紙に糸を通していく。
その糸が形になっていく様子が、なんだか愛おしいようです。
書き上げた作品に装丁を施すのは、まるで娘の花嫁衣裳を準備しているような気持ちとでも言うのでしょうか、期待と不安がない交ぜになった、でも少し誇らしいような気持ち。
(それと、馬子にも衣装という奴で、見た目の印象によって肝心の中身がちょっとだけ良く見えるかもという少々の下心。)
紙を選ぶのも、何をするのも、悩む過程がまた楽しいという感じです。

送った先の方々も和紙好きなので、とても喜んでくださいました。
見た目よりも意外と簡単にできるので、和綴じ、おすすめです。
これから浴衣の季節です。
胸元から和綴じの手帖を取り出すなんて、ちょっと粋じゃありませんか?

|

« 見た目に気遣うお年頃? | Main | 天然の花束。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/83670/10546855

Listed below are links to weblogs that reference 和綴じに挑戦!:

« 見た目に気遣うお年頃? | Main | 天然の花束。 »