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April 22, 2006

乙女な珈琲。

060422_09340001先日鎌倉散歩の折に、ちょっとかわいらしい珈琲を発見しました。
偶然に入ったそのお店には、竹久夢二の版画を復元したものが飾られ、ケーキをいただいたお皿も夢二デザイン!そこに描かれていたのは私が彼の絵の中で最も好きな、DEC(12月)と書かれた美人画で、なんだかとても嬉しくなりました。グレーの空を背景に、手袋をはめている洋装姿の女性の絵。そのうつむいた姿は物思い顔で、ちょうどその首を曲げる角度が、祖母を思い出させました。
今は亡き祖母は夢二が大好きでした。
祖母がもし生きていたら、鎌倉に連れてきてこのお店に連れて行ってあげたいなぁ、と思いました。
今はひとまず、形見の指輪と一緒に。

ここで見かけたとてもかわいらしい1杯分の珈琲パックにも、夢二の絵が描かれています。
かわいらしくて、心躍ってしまいました。

調べてみたら、鎌倉店限定のお品なのですって。
舞妓さんの絵と椿の絵。
(夢二は椿の花がとても好きで、よく椿を描いています。簡略化されてデザインされたその姿は優美!)
乙女心もかつて乙女だった心も満足させる珈琲は、ちょっとした気取りないおみやげに活躍中です。
珈琲が苦手だったという友人からは、これはおいしくいただけましたとお手紙をいただきました。
夢二の絵にうきうきする気分も、お手伝いしてくれているのかもしれませんが、こういうお便りは嬉しい。

夢二デザイン、最近また再び注目されているけれども、やっぱり、素敵なものは時を越えても素敵です。

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