« March 2006 | Main | May 2006 »

April 2006

April 30, 2006

はるいちご、育っています。

060426_12260001はるが毎日水をあげているいちご、こんなに大きくなりました。

中にはうっすらと赤く色づいてきたものもあり、はるは不思議そうに見つめています。
きれいなお花だったところに、ぶつぶつの緑色のものができたので、本人はちょっと警戒していますが、収穫したら、どうなるかしら。
フルーツをあまり食べてくれないので、いちごも食べないかもしれないけど…
できたら、自分で作ったいちごの味、楽しんでほしいなぁ。

いちご、おいしくなあれ、おいしくなあれ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 29, 2006

キスで目覚める朝。

060426_08580001はるはパパが大好きです。
毎朝、寝ているパパをキスで起こします。

鼻のあたまにちゅう、とするとパパが起きます。
時々は間違って鼻のあたまをぺろりとなめますが、それもびっくりしたパパが起きるので、はるは嬉しそう。
起きたパパの姿に満足そうな笑顔を浮かべて、はるはリビングへ去っていくのです。

このかわいらしい習慣、どういうわけかパパにだけなんです。
私は毎朝、絵本か図鑑の背(本気で痛いです)で顔や頭を殴打されて起こされます。
読めということらしいのですが、パパとのこの差は一体なんなのでしょう…

いつも世話してるのは私なのにぃと、ちょっとだけ腑に落ちないのでした。
旦那さんがとても羨ましいこの頃です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 28, 2006

にほんたんぽぽ。

060424_11390001たんぽぽには二種類あるんだよ、と幼い頃母が教えてくれました。
小さくて葉っぱがつるつるなのは西洋たんぽぽ。
大きくて葉っぱがぎざぎざなのは日本たんぽぽ。
そんなことを思い出したのは、鎌倉散歩中に見つけた、たんぽぽでいっぱいの斜面を見て。
個人の敷地内のようでフェンスが立てられていましたが、100mくらいの間ずっと続く路傍の斜面には、たんぽぽと白い六弁の花が咲き乱れ、蝶が舞い、なんとも素敵な小道を仕上げているのでした。

はっぱがぎざぎざで、大きいから、これは日本たんぽぽ。

私が育ったあたりにはかわいらしい西洋たんぽぽの方が多かったのですが、家の前にあるいくつかのたんぽぽだけは日本たんぽぽでした。
もう、西洋たんぽぽの方がずっと多くなっちゃったけどね、日本にずっとあったのはこっちなんだよ。
母がそう教えてくれたのを思い出します。
そんな様子にちょっと日本の文明開化のことなどを重ねたりもして、例えば衣類をとってみても、日本にずっとあった文化は少なくなってきて、西洋の文化の方がずっと多くなっているなぁと思ったのでした。
以来、日本たんぽぽを見つけると、なんだかこども心に「がんばれ!」と思わずに入られなかったのを思い出します。

でもここ、鎌倉では、日本たんぽぽを見かけることの方が多いように思います。
理由はわかりません。
でも、もしかしたら、こどもの頃の私のように、日本たんぽぽを「がんばれ!」と応援していた人が、多いのかもしれませんね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 27, 2006

雨が降っても…

060423_12010001外出がすっかり気に入ったはるは、朝おきるとパジャマ姿のままでもう私か旦那さんを玄関に連れて行き、お出かけをせがみます。
雨の日だろうと容赦しません。
ようやく昨年から準備していたあひるちゃんのレインコートも活躍の時期です。
長靴もあひるちゃんでコーディネートして(?)、ドアの外に繰り出します。

ぽつぽつと降っている間は、気にせずにずんずん歩いていくのですが、雨が勢いよくざーっと降り出すと、その雨音や、雨が自転車置き場のトタン屋根に打ち付けるばらばらいう大きな音にびっくりして、その場に立ち竦んでしまいました。
私を見つめる顔が歪んで、手を握る指にも力が入りました。
あ、泣くかな。
そう思ったのです。
でも違いました。
はるはきびすを返して、ばらばらと打ち付ける雨に向かって走っていきました。
私の手をぐいぐい引いて、ばしゃばしゃ音を立てながら走って、家の前まで来ると、だっこして、の仕草。

ああ、怖かったけど、こどもなりになんとかしようと思ったのかな。
そう思うと、なんだか懸命なんだなぁとしみじみしました。
いつも庇護されているだけじゃなくて、ちゃんと自分でどうにかしようとする。
そんな意識があるのが嬉しくて、それからちょっとだけ寂しくて、はるをぎゅうっと抱きしめました。

…とまぁここで終われば美談なのですが、
そのあと何度私が雨の中に連れ戻されたかはご想像にお任せしましょう。
お子様ってやつは、気に入るとしつこい。
ようやく家に入った頃には、私の靴下はずぶぬれでしたとさ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 26, 2006

つぶつぶ感がよいの?

060421_11090001お砂場で、ようやく砂がさわれるようになったはる。
今までは砂自体には手を触れずに、木の棒などで絵を描いておしまいだったのですが、近頃なにかに気づいたのか、砂を触れるようになりました。

そのせいでしょうか。

これは小石をしきつめた舗道なのですが、砂よりもつぶつぶ感があるのが気になるらしい。
座り込んでしばらーく、いじっていました。
ちなみにここは住宅展示場。
目的地は展示場の中にある、プレイジムのあるキッズ用公園。

安全性を重視して作られている知育遊具メーカー、コンパン社の遊具がある、素敵な公園が住宅展示場の中にあって、自由にこどもを遊ばせることができるのです。
滑り台やミニアスレチックのついたコンパンの遊具。
座るとバネではねるような車、馬などの乗用玩具。

そんなものよりも、
はるは今、舗道の敷石に夢中。
…ほんとうに、ユニークな子です…

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 25, 2006

りすがいた!

060420_17300001とっても見づらいのですが、この写真の中央に、灰色のりすが映っています。
なんと、家の横の木にりすがいたのです!

先日うさぎがいて驚いたのに、今度はりす。
自然豊かな、と言おうかなんと言おうか。

買い物帰りに「かたた」と軽やかな音がするのでなにかと思ってみてみたら…フェンスの上をりすが走っているのです。
お互い一瞬顔を見合わせて、そのまま一歩歩くと、りすも一歩。
すたすたと私たちが歩くと、りすも同じくらい動きます。
そうやってフェンスの端まで、顔を見合わせ見合わせしながら歩き、フェンスの切れ目にさしかかると、りすは木に上っていって木の皮を剥がしていました。

そういえば行政センターで「りすにえさをあたえないでください」というチラシが置かれていたっけ。
りすは、昔飼っていたプレーリードッグに少し似ていて(そういえばあれもリス科だった)、懐かしいような気がしました。
また、あえるかしら。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 24, 2006

ちょっといやなこと。

はるは最近、とてもいやなアクションをします。
それは、取り込み済みの洗濯物の山を崩すことなのですが、ただ崩すのではありません。
ひとつひとつ匂いをかいで、打ち捨てるように崩していくのです。
「うえっ変なにおい!捨てちゃえ!」…とでもいっているよう。

いたずらっぽく、それはそれは嬉しそうに、こちらの顔を窺いながらぽいと捨てます。
全く、一体どこでこんなこと、覚えるのでしょうね?!

旦那さんの靴下は「うっ!」という効果音つきで捨てられます。
洗った後だから、洗剤の匂いしかしないのはとてもよく分かっているのですが、なんだかちょっといやなはるの行動に、顔を見合わせる私たちなのでした。
(どうして旦那さんの靴下だけはいつも効果音つきなのかも不明。投げ捨てやすい大きさだからかな?)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 23, 2006

ひさびさ着物。

060422_09340002旦那さんの骨折以来、久しく着物を着ていません。
が、友人と出かける予定ができたので、彼女とふたりでお着物でお出かけすることになりました。
どうも洋服ばかり着ていると、頭の芯が「洋服モード」になっていて、自分なりの着物のドレスコードがあやふやになります。

この日のテーマはひとまず、「萌ゆる」。
黄緑が着たかったのだけど、お気に入りの黄緑の紬はちょっと気取りすぎかな、とも思い、紺色に小さな矢絣のお召しに、半襟の、黄緑をのぞかせることに。
黄緑がちょっと覗いているあたりが、萌え出ずる木の芽のイメージなのです。

帯は最後の最後まで迷って、白地に緑と赤の結び文が散ったもの(この帯、よく見ると織で「大吉」と書かれている。なんだか縁起よい気分の帯です)。
帯締めは紺に白のラインが入った三部紐(帯留めを通すタイプのもの)で、そこに露を含んだ花のような真珠のブローチの帯留めをあしらいました(このブローチは「しらたま、しらたま」の回で登場)。

着物の世界では特に「見えないおしゃれ」のことを耳にしますが、本来なら見えない長襦袢を紅くしてみました。
紅い長襦袢、昔は粋筋の女性(主に遊女や芸者)が着たため、ちょっと前の世代のいわゆる一般のお嬢さんは着なかったという話も聞きます。でも、ちらりと覗く紅い襦袢は、一瞬どきりとするような美しさがあると、私も思います。
近頃はむしろ粋筋のお姐さん方が格好良いという風潮。
それにあやかって私も、菊のような花火のような模様の紅い襦袢を手にしました。

この日一緒に出かけた彼女の装いも素敵で、一緒に着物のバーゲンなぞに繰り出し、着物着物な一日を存分に楽しみましたが、このお話は、また別の機会に。
ひさびさの着物は、やっぱり心地が良かったです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 22, 2006

乙女な珈琲。

060422_09340001先日鎌倉散歩の折に、ちょっとかわいらしい珈琲を発見しました。
偶然に入ったそのお店には、竹久夢二の版画を復元したものが飾られ、ケーキをいただいたお皿も夢二デザイン!そこに描かれていたのは私が彼の絵の中で最も好きな、DEC(12月)と書かれた美人画で、なんだかとても嬉しくなりました。グレーの空を背景に、手袋をはめている洋装姿の女性の絵。そのうつむいた姿は物思い顔で、ちょうどその首を曲げる角度が、祖母を思い出させました。
今は亡き祖母は夢二が大好きでした。
祖母がもし生きていたら、鎌倉に連れてきてこのお店に連れて行ってあげたいなぁ、と思いました。
今はひとまず、形見の指輪と一緒に。

ここで見かけたとてもかわいらしい1杯分の珈琲パックにも、夢二の絵が描かれています。
かわいらしくて、心躍ってしまいました。

調べてみたら、鎌倉店限定のお品なのですって。
舞妓さんの絵と椿の絵。
(夢二は椿の花がとても好きで、よく椿を描いています。簡略化されてデザインされたその姿は優美!)
乙女心もかつて乙女だった心も満足させる珈琲は、ちょっとした気取りないおみやげに活躍中です。
珈琲が苦手だったという友人からは、これはおいしくいただけましたとお手紙をいただきました。
夢二の絵にうきうきする気分も、お手伝いしてくれているのかもしれませんが、こういうお便りは嬉しい。

夢二デザイン、最近また再び注目されているけれども、やっぱり、素敵なものは時を越えても素敵です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 21, 2006

恍惚のひととき。

060417_21450001毎日の終わりに、はるが習慣にしたことがある。
恐らくこれは、はるが初めて自発的に作った習慣だ。
それは、耳かき。
ほんの少し前まで、耳かきしようとすると怒って絶対触らせてくれなかったのに、なぜか突然気に入ったらしい。
私や旦那さんがソファでくつろいでいると、綿棒とベビーオイルを持参してきて、はるは膝に寝転がる。
夜に限らず、綿棒をみつけると持ってくるようで、旦那さんはこの日の朝にも耳かきを強要されたそうだ。先日私が出かけた日など、日に三度も持ってきたらしい。

どうしてそこまで耳かきが好きになったのだろう?

なにはともあれ、はるはとても満足そうだ。
時々は、耳かきされたまま寝てしまう。
きっと気持ちも良いのだろう。
だが、親としてはちょっと心配でもある。
こんなにいっぱい耳かきなんかして、耳に影響はないだろうか?
いくらなんでも、かきすぎなんではないだろうか?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 20, 2006

乙女、おとぎの国の暮らしを夢見る。

ふらふらとWEBの上をさまよっていたら、とても心ひかれるものを見つけてしまった。
物語が宿っているものには、ぐっと心をわしづかみされてしまうのだけど、今回もそれ。
トード・ボーンチェという人の作品。
この人はプロダクトデザイナーで、ランプシェードとかグリーティングカード、食器類など、いろんなものをデザインしている。

たとえばこんなお皿。
たとえばこんなカップ&ソーサー。
たとえばこんなシャンデリア。

なんてメルヘンで、なんて美しいのでしょう。
こんなものたちに囲まれていたら、おとぎ話の中に入り込んでしまったように、うっとりと毎日過ごせそう。
憧れるけれど…こんな気持ちは、中学生の頃から変わらないような気がする。
いくつになっても乙女心は消えないものだ、と感心。

昔、雑誌『オリーブ』を購読していた人たちは、いくつになってもあの世界観を体現している、という研究書が出たことがある。私は偶然にもそれを図書館で発見し、興味深く読んだ。
たぶん、一般に「オリーブ少女」と呼ばれた、『オリーブ』に憧れて、買い求めていた人たちなら、全員が全員共感できると思う内容だった。社会的危惧のような記述もあったように思うが、そういう都合の悪いことはみんな忘れた。かわいいものに囲まれて暮らして、満足そうな女性の部屋や顔の写真はしっかり覚えている。
実体験から言っても、かわいいものや自分が心地よいものに囲まれて暮らしていたいという、少女期に根付いた根本的な願望は、たぶんこのさき変わることがない。
それは喩えるなら紺碧の空に浮かぶ北極星のようなものだろう。
乙女たちは幾年月過ぎたとしても、いつもその星を見つめて社会という海原を航海するに違いない。
そうして作り上げた自分だけの海図の中心には、きっと、きらめく北極星が書き込まれているはずだ。

乙女、といえば。
横浜山手にある神奈川近代文学館で、吉屋信子展が開催されるそうだ。
『花物語』など少女小説の第一人者として知られた彼女、今年が生誕110年なのだという。
現代の乙女を語る第一人者(?)嶽本野ばら氏の記念講演も予定されているらしい。
私は『花物語』、一部しか読んだことがないのだけど、これを機に読んでみようかと思っている。
ちなみに鎌倉には、土日中心に開館する吉屋信子記念館がある。
私はまだ訪れた頃がないのだけど、乙女心に突き動かされて、近いうちにこのふたつの場所に出かけることになるだろう。

春は、乙女心に似合う季節。
夢見るおとぎの国はきっといつも、春に違いない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 19, 2006

かえるのめかりどき。

かえるのめかりどき、という言葉、ご存知ですか?
暮春の頃、なんともいえず眠いころに使う言葉だそうです。
しきりに眠気をもよおすのは、蛙に目を借りられるからだ、と言い伝えられているそうです。

季語の本でこの言葉にであったとき、昔のひとたちはなんて想像力ゆたかなんだろうと、感嘆しました。
冬眠からあけて動き出す蛙が、人の目を借りて動き回るから、人は眠くて眠くて仕方なくなる。
なんだか、ほのぼのしてのどやかで、楽しげです。

ぬくぬくと日がさして、布団の中の心地よさも一層よくなる季節。
蛙に目をかしてもいいから、もっともっと、眠っていたいような気分です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 18, 2006

青ひげ、現る!!

060414_17140002青ひげが現れました!
危険です!逃げてください!

といってもこの青ひげは、人をあやめたりはしません。
そのかわり、ありとあらゆるものを青く塗っていきます。
手始めに自分の顔、服、クッション、椅子の肘掛と座面、畳、ソファ、テーブル…とにかくいろいろ。

家中をクレヨンとパステルとペンで青く塗っている彼。
…さては、この間の水族館に触発されて、家を海にしようとしているのかな?


本物の青ひげ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 17, 2006

パリ風朝ごはん。

060412_12380001わが家では「パリ風朝ごはん」と呼んでいるメニューがあります。
それは一週間に一度、土曜日か日曜日の朝に登場します。

食卓に並ぶのは、
たっぷりのカフェオレ(はるにはミルク)、
皮はぱりぱり、中はしっとりのフランスパン、
ふわふわのイギリスパン(というと格好良いけどいわゆる食パンです)、
ペストリー(甘い菓子パン類)、
そして、バターと好みのジャム類をいくつか。

つまり、コーヒーとパンとバターとジャムという、実にシンプルな(つまり私が手抜きできる)メニューです。
弁解しておくと、私は手抜きのためにこの食事をしているわけではなく、一週間のリセットのために準備しているのです。

私がわずかながらフランスに暮らしたのはちょうど10年前になりますが、そのときの朝ごはんの美味しかったこと。
起きてすぐに散歩がてら買って来る焼きたてのパン、ミルクをたっぷりいれたあつあつのカフェオレ、そしてバターとイチゴのジャム。
焼きたてのクロワッサンからたちのぼる、あの香ばしく甘い、うっとりするようなバターの香り。
ぱりぱりの皮のフランスパンは少し塩味がして、朝食で余った分にはカマンベールとハムを挟んでおけば、お昼のお弁当のできあがり。ゆっくり美術館にでも出かけて、いただくことができます。
(余談ながらお弁当にはちょっと難点があって…くさいんです。カマンベールが。鞄を開けるたびにむうっとチーズの匂いがして、自分だけなら良いけれど地下鉄の中で鞄を開けると、周囲の人たちの鼻がヒクヒクするのでちょっと恐縮します)

あの頃のことは、自分の中に大きな池のような潤いを与えてくれているのですが、
週末、そんな昔を思い出しつついただく朝食は、心も身体もリラックスさせてくれます。
…とはいってもそれは私に限ること。
旦那さんとはるは、といえば。
これまた、普段あまり食べさせていない甘いものが食卓一杯ならぶので、こちらはこちらで満足のよう。
幸運なことに万事丸く収まっています(笑)。

いつか一緒に行こうね、と言いながら。
おいしいパンをほおばって、カフェオレで流し込む、幸せの食卓なのでした。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 16, 2006

ふとした路地で。

060413_13540001先週の土日に引き続いて今日まで、鎌倉まつり、というのが催されています。
今日16日は、流鏑馬といって、馬に乗りながら弓で的に矢を当てる神事も行われます。
そのせいか、ここしばらくの間、鎌倉は特ににぎわっています。
外国からの観光客も多いようで、はるを連れて歩いていると、ブルース・ウィリスみたいにごっついおじさんが、甲高い声で「コニチワー♪」とはるに手を振ってくれたり、電車の中で揺れたときに中国系の美女がとっさに腕を掴んで守ってくれたり、ハートフルな一瞬の出会いに恵まれます。

人ごみを縫うようにして走り回るはるは心配だけれど、たとえば、路地のこんな場面に出くわすと、気に入ったのか10分くらい、あらゆる角度から見物しています。

実はこれ、とても静かで穏やかなシーンに見えますが、なんと繁華街小町通りのメインストリートの一角なんです。輸入レースのお店の横に、つくりつけられている小さな噴水。水が流れて来る様子が気になってか、はるは近づいたり離れたりしながら、この水に手をつけてみたり、いろいろ研究していました。

洋、にしろ、和、にしろ、ちょっと古くていいもの、というのが鎌倉に似合うような気がします。
それはフランスで私が素敵だと思った暮らし方そのもので、古いものを活かしつつ新しいものを取り入れていく、その柔軟さと見事な調和がとても心地よく感じられます。パリや鎌倉に限らず、いたるところの城下町であるとか、歴史を大事にしている街というのは、自然とそんな方向に流れていくのでしょう。

洋風のつくりのお店は、西洋系の観光客達は当然素通りする人が多いのですが、この日は、はるがここにいることで、どういうわけか何人かが足を止めていました。
ある若い女性の二人連れ(ドイツ系のよう)は、噴水の写真をとるのかな?と思ってみていたら、おもむろに鳥の鳴き声を真似したり手を叩いたり囃して、はるの顔をカメラに向けさせようとしました。小さい子供が水に手を入れて微笑む図、を狙っていたようなのですが、普段から無愛想なはるはそうはいきません。一瞬ちらっと見たかと思ったら、噴水を離れて私のところへ。彼女達はちょっと残念そう。

こんなとき、咄嗟に言葉が出れば…と思います。
「写真をとるなら、こども邪魔じゃありませんか?」とか「この子は普段からあまり笑わないの」とか。
英語はおろか、英語より少しは喋りやすいと思っていたフランス語も、ただ一つの単語すら出てきません。
語学力はじめ知識というのは、ブラッシュアップしていないと錆びついちゃって、ほんとに使い物になりません。子育てが終わったらいつかまた…なんて夢見ているものの、やっぱり人間、必要に迫られないと身につかないですもんね(そして喉もと過ぎて熱さを忘れる、と)。

この4月近辺に発生する語学熱を私は「4月病」と呼んでいます。
NHKはじめ語学講座がスタートするから、「この機会に…」なんて思って、結局いつも腰が上がらない(笑)。気持ちだけ先走るのです。

でもさすがに今年は、ちょっと考えました。
ふとした路地での小さな出会い、そんなときに一言くらい、話してみたいな。
誰もが少しだけ笑顔になれるような、素敵な路地はいくつもあります。
そんな場所でであった異国の人たちに、私が大好きな鎌倉の素敵な部分をおすそ分けできたら、楽しいだろうなぁ。片言でいいから、語学ができたら、いいのにな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 15, 2006

花の春、はるの花。

060414_12440001ここ一週間はぐずついた天気ばかりだったけれど、ようやく少し晴れたかに見えた昨日、はると一緒に近所のお散歩コースに出かけました。
図書館→スーパー→植物園というこのコース。
午前中遅めからお出かけして、スーパーでお弁当を買って、植物園で食べるという、プチピクニックも兼ねています。はるがうつらうつらしたら、ベンチに座って図書館から借りた本を読むこともできる。
そんな、ちょっとした「マイブーム」です。

このところ外出しているのがよほど楽しいのか、はるが「お出かけ!」と玄関まで私や旦那さんの手をひいて連れて行き、自分で靴をはこうとするのが、大抵の外出の発端。
昨日も、お仕事に出かける準備をしている旦那さんに触発されてか、私の足元にすがりついて泣き、そのまま手をひいて玄関へ。
わかっているのか親ばかの聞き違いなのか、たまに「おうぇあえ」といいます。お出かけ、のつもりかなぁと聞いているのですが。

図書館では絵本と美術書とくらしの本を何冊か借りて、スーパーでお弁当とカステラとお茶を買って、植物園へ。
なんともう植物園には、気の早い藤の花が咲いていて、驚きました。
まだまだ花を残している枝垂れなど遅咲きの桜もあり、突然菜の花畑ができていたり、いたるところにスミレの花が顔を覗かせていたり、色とりどりの花がそれはそれは楽しげに、咲き誇っていました。

はるが気に入ったのは、青い花。
水色が大好きなはるは、この青い花で埋め尽くされた花壇がとても気に入ったよう。
隣のひなげしはカラフルで風にそよぎ、花の終わった梅の木の下には、どこからか飛んできた桜の花びらの中から顔を覗かせる、ぶどうのような花がありました。(このぶどうのような花、こどもの時から何十回と名前を聞いているのに覚えていない…なげかわしいほどの記憶力です)
お弁当のあとはるは、芝生の上をかけまわり、植物園中を練り歩いて、花や池を眺めてきました。睡蓮の池には鯉がいて、赤い鯉にはるは釘付け。
そういえば、こいのぼりを飾る季節だね…と話しながら帰ってきました。あっという間に五月だなぁ。
何度も何度も見に戻った青い花・アメリカンブルー、また近々はると見に行こうと思います。
こいのぼりを飾って、池にいた鯉だよと教えながら。
060414_13590001060414_14010001060414_13120001060414_12470001


| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 14, 2006

モグラの皮のノート。

近頃は文具愛好家も増えてきたようで、本屋さんにいくと文房具の雑誌が何冊も並んでいる。
私も小学校以来ずっと文房具愛好家であるが、最近今後の私の定番になるであろう手帖をようやく見つけた。

たぶん、文房具好きを自負する人なら誰でも知っているであろう、
モレスキン
(モールスキン、と英語読みした名の方が通りがいいかもしれません。が、こちらの方が、正式なのだそうです)
マティス、ピカソ、ゴッホ、ワイルド、ヘミングウェイなど、歴史に名を残す偉大な芸術家や作家たちに愛されてきたという手帖だ。

使ってみたところ、実に驚いた。
使うほどに手放せなくなっていく、中毒性のある手帳なのだ。
撥水加工されたぶ厚い表紙のお陰で、ごちゃごちゃの鞄の中でも、あるいは雨の日のベンチの上でも、しっかりと中身は保護される。また、ポケットにいれても、ページの端がかなり丸くカットしてあるので、しわくちゃにもならずに済む。
インクの吸い込みがとても良いから、万年筆で書いても裏うつりはほとんどなくて済むし、裏表紙にはマチ付きのポケットもついて、かなり利便性が高い。
ちなみに旦那さんはこのダイアリーを仕事に愛用している。
(実は最初、使い勝手を見るために、旦那さんにプレゼントしてみたのだ。つねづね厳しい意見の多い彼の反応がとても良かったので、私も愛用するようになった。…つまり旦那さんは実験台にされたのである。しかしこれは、内緒である。大いなる内緒事なのである。)

一昔前まで、本物のモグラ(mole)の皮(skine)を表紙に使っていたことが名前の由来だそうで、あるステーショナリーライターによれば、今でもモグラの皮の毛穴のようなイミテーションを表紙に見つけられるという(ちなみに今はカードボードを黒い合皮で包んでいる)。
モグラの皮が何かに利用できたなんて!というのも驚きだけれど、
モグラを使おうと思った人もすごい。
全く、その発想力に感服してしまう。
いや、それだけの発想力があったからこそ、これだけ使い勝手の良い、素晴らしい手帖ができたのかも。

もっとも、私の好みはモグラじゃなくて、もっと色とりどりのタイプ、MUSEUMシリーズというもの。
これは、アムステルダムのヴァン・ゴッホミュージアムのプロデュースで、実際にゴッホがよく使った色彩の色の山東絹を表紙にあしらった、なかなか素敵なものだ。以前、偶然に手にして以来、扱っている店舗に出逢えずいたところだが、ついさっき、公式ページから注文できて狂喜乱舞している。

ただちょっと問題もあって――これはあくまでも個人的な問題なのだが――手帖が素敵なので中にも素敵なことを書こうと思い、結局いつまでも使えずにとっておくという矛盾がおこる。
一応今回は、5月のワークショップのときの原稿用、と思って注文したのだけど…もしかすると結局惜しくなって、今使っている別のモレスキンで間に合わせてしまうかもしれない。

そうしたら新しく来るモレスキンは、モグラのごとく文具箱の奥にもぐり、再び日の当たる場所に出ることを夢見ながら、ゆっくりと眠りにつくのだろうか。
あるいは、手帖を開発した人の発想力が伝染して、私にもなにかひらめきがあるだろうか。
いつ届くのかまだわからないが、届く日が楽しみである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 13, 2006

食育の考えかた。

はるは偏食です。
好きなものしか食べません。

魚は好き。
緑黄色野菜は嫌い。
芋類は好き。
ごはんはときどき嫌い。
肉はときどき好き。
旨みのあるものは好き。

普通、こどもってそんなものなのかもしれません。
でも、やっぱり心配は心配。
食べてくれるならある程度なんでもいいや、と甘かったのも事実なのですが、心配したおじいちゃんおばあちゃんからチェックが入りました。
普段から私たちのことを尊重してくれる両親なので、きっとアドヴァイスしてくださったのも、よくよく心配してのこと。ありがたいなぁ、と思うと同時に、ちょっとだけ、心配かけて申し訳ないなぁと思いました。

そこで本屋にダッシュ。
早速「幼児食」の本を一冊手にして帰り、書いてあるような料理を何品も作って夕食に。

はるは、ちっとも食べません。

結局おかずはほぼ全品アウト。
しらすをかけたごはん、以前は大好物だったはずなのに、これもアウト。
ごはんだけたべて、しらすはべぇっと吐き出します。
食感が嫌になったよう。
そういえば、納豆もちっとも食べなくなりました。
一時期はまった、にぼしの粉をかけたごはんも、嫌いになりました。
結局はるが食べたのは、白いごはんと吐き出しきれなかった少量のしらすのみ。
幼児食、なかなか難しいです…

食育、ということばをよく耳にするようになったけれど、
食べて育てる、というのは、食べる感覚も育てることであり、
味覚や嗜好の変遷をたどるものなのかもしれません。

好き、という感覚は、たくさん作ってあげたい。
でも実情は、その逆です。

今のはるのブームは、粉チーズ。
おやつには、粉チーズをフライパンで焼いてつくる「チーズせんべい」が大ヒット中です。
いつまた突然嫌いになるかわからないけれど、ひとまずはカルシウムと思って、せっせとせんべいを作っています。

いつか、めぐりめぐって、野菜をもりもり食べてくれたりしないかな…

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 12, 2006

にのみやはるじろう。

060409_15120001先週末、江ノ島にある水族館にはるとふたりで出かけました。
魚が好きらしい、と判明したのは、旦那さんがはるに見せてくれた、WEBのバーチャル水族館が発端。
じゃあ本物をちゃんと見せてあげようと、お出かけしたのでした。

小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩3分の新江ノ島水族館は、アクセスも良いしうちからも割と近いし、と軽い気持ちで出かけられます(思い立ったときに、こういう施設が近くにあるのは、首都圏ならではの利便性だと思いました)。

水族館、はるは意外に怖がって、大きな水槽には近寄りません。
エイや、タイや、ちょっと大き目の魚が、怖いらしいのです。
ずっと抱っこをせがんで、ちょっとでも床に下ろそうものなら大泣きです。
クラゲや、熱帯魚など、小さめの生き物になったらやっと安心して、指差しながら見ていました。
熱帯魚の水槽では、私の膝に立ち上がってしばらく観察するほどの熱心な様子。
青や黄色と、魚の色もカラフルなので、面白かったのでしょうか。

しかし、なんといっても、はるが気に入ってしまったのは、イルカです。
イルカのショーを見たはるは、テンポこそ遅れているもののちゃんと拍手し、「おっおっ」と言いながら興奮の面持ちでイルカジャンプを見て、興奮しすぎたあまりクライマックス直前に寝てしまいました(笑)。
帰りに売店ではイルカの風船を離さない様子。
家に帰ってからも、イルカの風船を手に家中走り回っていました。

翌日は図書館に行って、海の生き物の図鑑を借りました。
これもたいそう気に入ったはるは、寝る時も離しません。朝は早く起きて図鑑を私の顔にぶつけて起こしてくれる(これははるの「早く起きてこれ読んで」のサイン)。

そんなに好きなら、ということで、はる用に一冊海の生き物図鑑、買いました。
今度は、出かけるときも手放しません。
仕方なくベビーカーに搭載して、スーパーに出かけるところを撮ったのが上の一枚です。
そんなに好き?とびっくりです。
旦那さんも小さい頃図鑑が大好きだったというから、蛙の子は蛙というやつなのかしら。
イルカ&魚熱、しばらく続きそうです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 11, 2006

アートかるた&アートしりとり。

060402_15510001アートのゲーム、と聞いたとき、一体なんだ?と不思議に思いました。
かるたとしりとり、と聞いたとき、それって面白いの?といぶかしく思いました。

しかしながら、やってみたらそのゲームは、すっごく面白かったのです。

このふたつのゲームは、楽しみながら絵画を見る力をつけていくものなんです。

たとえばアートかるたは、読み札が示している絵をとる、いわゆる「かるた」スタイル。
でも、注意して見ないと分からないようなところが取り上げられていたり、抽象画の場合はイメージ力を必要としたり、一筋縄ではいきません。(そこが面白い)

アートしりとりの方は、二枚の絵の共通点を見つけていくもの。
描かれている人やものの色や形、状態、何に見えるかなど、様々な要素の中に共通点を見出していきます。一度使った語はNGになります。あらかじめ何枚か手札を持ち、早く無くなった方が勝ち、というゲーム。妄想力が必要とされることもありますが(笑)、UNOに似た遊び方ができます。

なかなか、はまってしまうのです。
私はアートしりとりにはまってしまった一人。
研修でこのゲームをした日、家にあるポストカードのコレクションを引っ張り出して、旦那さんと一緒に何度か遊びました。脳みそが活性化する感じが面白くて、旦那さんと二人白熱して遊びました。
美術に強い関心がなくても、十分に楽しむことができます。
絵を見ることさえできれば。

これらのゲームをした後に絵を見ると、おのずと隅々まで色々なことを見るようになってしまいます。
今まで気づかなかったことに気づいたり、想像力を働かせたり…
遊ぶ前以上に、絵に対して親近感を持つことさえあります。

GWに私たちアートナビゲーターが主催して、これらのゲームのワークショップを行います。
とにかく、面白い。
大人が本気で遊べるゲームです。

ぜひぜひ、体験しに来てください。


【アートナビゲーター・ワークショップ ”プラド美術館展”をもっと楽しもう!】
2006年5月1日(月)~7日(日)
東京都美術館 第3アトリエ

1)「アートナビゲーターのプラド展を楽しむヒント」
  無料 申込不要
  5/1-5/7  10:00-10:30   14:00-14:30
   *プラド美術館展の見所をアートナビゲーターの視点で紹介します。
私もお話しする予定です。5/1AMの、トップバッターで登場予定。お時間ある方、ひやかしに来てください。
2)「プラドでアートかるた」
  無料 事前申込 定員20名 中学生以上or親子
  5/3&5/5  11:30-12:30
  5/4&5/6  15:30-16:30
   *プラド美術館展の作品を絵札にした「かるた」を使って、作品鑑賞のヒントを楽しく学びます。
3)「アートかるたとアートしりとり」 ←オススメ
  無料 事前申込 定員20名 中学生以上
  5/3&5/5  15:00-16:30
  5/7      11:30-13:00
   *名画の絵札を使って神経衰弱やしりとりをしながら、作品の共通点や類似点を探すゲーム。楽しみながら絵を観る力を養います。
4)「スペインタイルワークショップ」
  500円 事前申込 定員12名 小学4年生以上
  5/4&5/6  11:30-12:30
   *特殊なカラーシートを使って、スペインタイル風のオリジナルタイルを作ります。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 10, 2006

本物のドラ焼き発見。

060402_20010001本物のドラ焼きを発見しました。
この、はるがかぶりついているやつです。
どう本物かというと…
材料でも中身の餡でもなく(もちろんそれはそれでとても美味しいですが)、形でもなく、プラスアルファの部分。

はるの手からちょっと奪って、見てみましょう。

060402_20140001ほら!
わかります?
「ドラえもん」が刻印されているんですね~。
パッケージもドラえもん。
近頃某ファミリーレストランの影響でドラえもんが気になっているうちの息子さんには最適なお土産品です。
TVアニメでは大山のぶよから声優が交代して、新世代になったドラえもん。
私が子どもの頃にとても好きだったエピソードがリメイクされて春休み映画になっているようで、そのタイアップ商品のようでした。
はるも、もう少し大人になったらTVや映画で、ドラえもんを見るようになるのかも。

実世界でも、本物のドラえもんを作るプロジェクトが、おもちゃメーカー・バンダイを中心にして進行中ですが、既に1世代目のドラえもんが誕生しています。声に反応したり、携帯と連動して踊ったり、障害物は自分でよけて通ったり…。2010年までに本物のドラえもんを作る!というプロジェクト、あと4年ですが、ぜひぜひ実現してほしいものです。
そして実現の暁には、「どこでもドア」も一緒に開発して、実用化してほしいなぁ~

はるは、まだまだドラえもんよりも、ドラ焼きの方が、いいみたいですけれど!

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 09, 2006

たぬき猫の正体。

子供の頃、しっぽのない情けない姿になった猫を「たぬき猫」と呼んでいました。
猫、というのはやはりあの美しい長いしっぽがなければ猫とは呼べません。最初、そのしっぽがない猫を見て、猫と判別できませんでした。
中途半端な長さのしっぽに、幼い私はこれが狸かとさえ思いました。
(良く見れば骨格も体毛も全然違うのだけど、そんなの小学校低学年の私にはわかることではなかった)

でも、なんでしっぽがないんだろう?

その疑問を持ってから20余年。
最近謎がとけました。
想像、つきますか?

実は、化け猫防止対策なんですって。
猫の霊力の元はしっぽにある、と考えられたんですね。
ほかにも、飼うときには年数を決めて猫自身にそれを宣言するとか、自分が飼っていた猫が化け猫にならないように、策を練っていたようです。
鍋島藩の化け猫騒動はじめ、民話などにも猫の魔力の話はよく登場します。
うちのかわいい猫がそんな風にならないように…と、頭を悩ませたことでしょうね。
最近また、家のそばでそんな「化けられない猫」を見かけました。

未だに引き継がれているこんな伝統、きっとおじいちゃんやおばあちゃんから聞いたことを実行しているのかな、と思うと、何だかほほえましいような気分にすらなります。当の猫は、大変ですけれどね!


ところで、猫、というと思い出す芸術家がいます。
大好きな画家、藤田嗣治。
彼、日本人ですけれど、フランス人なんです。
20世紀初頭のパリで絵画の勉強をし、WWⅡで帰国した際戦争絵画を描いたために戦後責任を問われ、フランスに戻らざるを得なかった彼は、レオナルド・フジタという名でフランスに帰化し、二度と祖国を訪れることはありませんでした。
画家の傍らには猫がよく描かれています。
藤田が描く、繊細でいながら優美な、独特の線が私は大好きです。
東京では今、藤田嗣治の全画業を紹介する初の大規模展覧会が開かれています。
今年生誕120年という画家、藤田。
無類の猫好きとしても知られていた藤田は、どんな化け猫対策をとっていたのでしょうね?

国立近代美術館
パリを魅了した異邦人 藤田嗣治展

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 08, 2006

鼠小僧と表札。

入学式シーズン、おめかしした親子を駅などで見かける季節になりました。
中には、熾烈な受験戦争を戦い抜いた達成感を持って、この日を迎えた人たちもあるでしょう。
さて今日はその受験にまつわるお話をひとつ。

昔、墓石を砕いて持っていると、その人の力を手にすることが出来るという民間信仰がありました。
他界に赴いて聖なる霊となった力を身につけることで、自分自身の力を強力にしようとしたのです。
霊が宿るところ、すなわち墓石はそういった意味で良く欠かれたのだといいます。
博打打ちなど、縁起担ぎをする人たちは特にこういった行動に熱心だったそうです。

そんなわけで、鼠小僧次郎吉の墓石などは度々砕かれ、何度新しい墓石を建立しても三年と持たなかったそう。講談『鼠小僧』の中では、こうして砕かれた石碑がつもりつもって、回向院の鼠塚になった、なんていうお話があります。

昔の話、なんて片付けてしまっては困ります。
未だに、受験生達が藁をも掴む一心で、墓石を欠いていく例がかなりあるというのだから、驚き。
これと同じ例で、受験生が表札を持っていくケースもあるのだとか。
霊は名前に宿る(陰陽道のシュの考え方!)という理由で、表札をたくさん集めること=他人の霊をたくさん身につけ自分の霊を強くすること、と解釈しての行動らしく、中には四軒の表札を集めるといいという話も。これは「四軒」と「試験」をかけた語呂合わせ。

今年の新入生の中には、そんな手段に頼った人、何人いたでしょう?
受験のためとはいえ表札も墓石も犯罪ですので、ご存知の方いたら止めてあげてくださいね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 07, 2006

プリンに首ったけ。

060219_21190001うちの旦那さんは、かつてプリンがないと生きていけないほど(?)、プリンがスキでした。
それがドーナツになったり、パウンドケーキになったりしながらも、プリン好きという根本は変わっていないようです。

先日神戸に旅行した時に出会った、神戸プリン。
もう何年も前から美味をささやかれている「OLが欲しい御土産ベスト10」にもランクインするお菓子ですが、これにすっかりはまってしまったのは、旦那さんだけではありません。

「はるがスキだからさ…」
と、旦那さんは、その後もわざわざ神戸からプリンを取り寄せてくれるほど。
はるは一人で上手にプリンを食べられるようになりました。

プリン(&その他甘いもの)好きなのは、パパに似たのでしょうね!

| | Comments (4) | TrackBack (0)

April 06, 2006

プラド美術館展を覗く。

060402_09480001先月末から6月末まで、東京都美術館で開催されている「プラド美術館展」に、先日行ってきました。
GW中にアートナビゲーター達がここで、プラド展に関するアートゲームと、絵についての簡単なお話をする予定なのです。その下見会ということで、お出かけしてきました。

上野公園はお花見シーズン真っ盛り。
大勢の人でにぎわう中、会場に着きます。
始まってすぐということもあって、そんなに混んではいませんでしたが、それでもやはり、さすが名だたる美術館展、いたるところで人だかりが出来ていました。

今回の美術展の目玉は、ティツィアーノ、ベラスケス、ルーベンス、ゴヤなど。
その他にもスペインが育んだ、エル・グレコ、スルバラン、ムリーリョほか、蒼々たる画家達の作品が所狭しと飾られています。(これは言葉のあやではなく、本当に狭い。特に天井!もっと高いところに絵を展示してくれたら、人だかりに絵の下部分が見えないなんてこともないのですが)

プラド美術館のコレクションには、偏りがあるといわれています。
スペイン王国華やかなりし頃、その時々の王家の好みによって収集された絵画がそのままプラドの核になっているのです。スペイン美術はもちろん、16、17世紀のイタリア、フランドル絵画の宝庫、と呼ばれています。

宗教画が多いから、かもしれないのですが、私の印象。
天使の絵が多い!
ということで、天使好きの方にもオススメです。かわいい天使がいっぱいいました。

個々の作品についてのお話は、また今度。
GW中、都内にいらっしゃる方は是非、5月1日~7日までのイベントにお越しいただき、アートナビゲーターたちがそれぞれの視点で捉える「プラド美術館展をもっと楽しむヒント」に耳を傾けてみてくださいね。

今回私にとっての収穫は、他の1級ナビゲーターの方たちと一緒に見ることができて、同じ作品についての別の視点をその場で知ることができたこと。
それは時に妄想になり、(宗教画の名作が「志村けん」になったり、天使がマンドラゴラになったりね)、自由に、楽しんで、絵を見ることを体験した感じです。
もちろんお勉強的なお話しも。この時代の絵画には寓意がこめられている場合が多いのですが、それを記載した「事典」があるということも教えていただきました。

イベントに向けて、楽しみながらお勉強しようと思っています。
イベントで行うアートゲーム、最初は「?」だったのですが、やってみたら面白い!すっかりはまってしまいました。
この面白さを皆さんに伝えられるように…一番自分が面白いかもしれないですが!…精進、精進。
ゲームの詳細は、また後日アップすることにします。
是非遊びにいらしてくださいね。

【アートナビゲーター・ワークショップ ”プラド美術館展”をもっと楽しもう!】
2006年5月1日(月)~7日(日)
東京都美術館 第3アトリエ

1)「アートナビゲーターのプラド展を楽しむヒント」
  無料 申込不要
  5/1-5/7  10:00-10:30   14:00-14:30
   *プラド美術館展の見所をアートナビゲーターの視点で紹介します。
2)「プラドでアートかるた」
  無料 事前申込 定員20名 中学生以上or親子
  5/3&5/5  11:30-12:30
  5/4&5/6  15:30-16:30
   *プラド美術館展の作品を絵札にした「かるた」を使って、作品鑑賞のヒントを楽しく学びます。
3)「アートかるたとアートしりとり」
  無料 事前申込 定員20名 中学生以上
  5/3&5/5  15:00-16:30
  5/7      11:30-13:00
   *名画の絵札を使って神経衰弱やしりとりをしながら、作品の共通点や類似点を探すゲーム。楽しみながら絵を観る力を養います。
4)「スペインタイルワークショップ」
  500円 事前申込 定員12名 小学4年生以上
  5/4&5/6  11:30-12:30
   *特殊なカラーシートを使って、スペインタイル風のオリジナルタイルを作ります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 05, 2006

車にめざめる。

060330_12310001はるとお出かけしたところ、玩具コーナーにぶつかりました。
はるはいつものようにどこふく風で、悠々とあちこち歩き回っては、迷子になりかけていたのですが、ミニカーのコーナーを通りかかるとぴたっと足を止めました。

いくつもの車を手にとっては戻し、手にとっては戻し、他のママ(当然見知らぬ人)が選んだ車まで取り返して戻して(なんて迷惑なんでしょ!?)、いろんな車をじっと見ていました。

そういえば、先日本屋さんで手に持って歩いていた本も「ミニカー」という本でした。
男の子ってやっぱり、本能的に車がすきなのかしら?

はるが最終的に選んだのはなかなか渋い作業車で、おじいちゃんが昔勤めていた会社の車でした。
もちろん、誰もそんなことはるに教えていないのにね。
これもDNAなのでしょうか…?

| | Comments (3) | TrackBack (0)

April 04, 2006

はるいちご。

060403_09240002ベランダの植物に水をやるのが好きなはる。
ぞうの形のじょうろから、水が流れ出るのが面白いようなのです。
私が水をやろうとすると、飛んできて自分がやると買って出ます。

そんなわけで、家には植物が増えました。
どうせなら楽しんで育てられて、はるにも植物の成長を実感できるものを…と、いちごの苗を購入。
「はるいちご」と呼んで育てています。

はるはすっかりこの「はるいちごに水をやる」仕事が気に入って、真剣な顔で水やりに精を出しています。
植物好きなのは、きっとふたりのおばあちゃん達に似たのでしょう。

実ったいちご、喜んで食べてくれたらいいな。
060403_09250001

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 03, 2006

うつわの隠れ家。

060324_14590001_1鎌倉散歩の途中に出会ったうつわ屋さん、(RAKU)。
竹の庭で有名な報国寺のそばにある、隠れ家的なお店です。

お手ごろな価格で素敵な器がたくさんあって、目映りしてしまいます。

ここで見つけた子供用のお箸、魚模様がかわいらしくて、魚好きなはるのおみやげにしました。
結婚以来3年ほど使ってきた器類は「ニュウ」(骨董用語で細かいひびのこと)が入ってきたものも多く、気に入った器を探すのに苦労していたところでした。

私が選ぶ「うつわ」の三ヶ条は、
シンプルで、
使い勝手が良く(用途を限定しない)、
手なじみが良いもの。

そんな私好みのうつわから、装飾の美しいうつわまで、数多く揃えてあります。
お店は決して大きいほうではないのですが、店主の目の冴えを感じさせる、とても素敵なお店です。
鎌倉滞在中、少し時間ができたら、ここへ足を延ばしてみるのもおすすめです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 02, 2006

野の花の気分。

060401_23210002近くのホームセンターの植物売り場では、近頃小さな花たちがたくさん並んでいます。
かわいらしいその姿に引かれて、寄せ植えをしてみました。
奥からベビーティアーズ、プリムラ、ラッキークローバー。
小さな緑色の葉にかこまれた白い花は、ひときわかわいらしく見えます。
四葉のクローバーがたくさんあるのも、気持ち的に嬉しい気分になります。

植えたときはなんだか元気がなかった植物達、ひと晩あけたら、しゃきっと力強く立ち上がっていました。
どんどん増えて、鉢から溢れるほど元気になってほしいなぁ、と眺めながら思います。
(今度こそ枯れないで…)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 01, 2006

はる子。

060329_18490001はる、後ろ髪が長いなぁ…と思って、すっきりまとめてみたのですが。
以外に似合う?!

この後姿、
女の子みたいで可愛い!
と私と旦那さんは絶賛、
はる子、はる子と呼んで遊びます。
でも本人は結ばれている感覚が嫌みたい。
最初はぼーっとして歩き回っていたものの、違和感があるらしくて、次第に髪を触りはじめました。

仕舞いには泣いて怒り出してしまう始末。
…はるで遊んでごめんね、はる。
060329_18500001これ、ぶーたれた泣き顔なんです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« March 2006 | Main | May 2006 »