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February 23, 2006

朝まだき、太陽とともに西へ。【神戸旅行記1】

060219_05250001朝4時、ごそごそと起き出して準備をする。
8時15分羽田発の飛行機は、座席指定のために出来るだけ早くチェックインを済ませなければならない。2時間~1時間半前を目指しての出発だ。
常々朝が遅い私たち一家には、今回の旅行においてこの「朝起きる」が、一番の難関であった。

しかしそこは、昔から修学旅行や旅に出る前の日は興奮して眠れず朝を迎える私のこと。
眠りも浅いのか、ぱっと起きた。
旦那さんは、夜通し起きていたらしい。
外もまだ夜そのものという闇が景色を覆い尽くしていた。

5時、はるを起こして駅へ。
日曜日のこの時間駅にいる人たちはほとんどが旅支度をしている。
それでも数えるほどの人数で、ホームには聴く人のないアナウンスがこだまする。何本もの路線でそれぞれに鳴るのだから、まるで輪唱のように繰り返されるものもある。

はるは眠そうだった。
羽田に向かう電車の窓から、空が白んでくるのが見えた。

朝食を済ませて、旅行保険に加入して(今まで入ったことがなかったのに、なぜか手続きしなければならない気がした)、あっという間に搭乗になる。

明るくなった空は、新しい一日を清々しく照らしている。
お腹がいっぱいになったのか、はるは搭乗寸前に眠り、空路はずっと夢の中。徹夜だった旦那さんも、夢の中。
そして私は、最新鋭の飛行機が映し出す地上の様子に見とれている間に、空の旅を終えた。

朝になったばかりの空の上、輝くような光に照らされた大八州(おおやしま:日本のこと)は、美しかった。
残雪を冠した山々、山の稜線、田や畑、道沿いに点在する民家、うねる川。
そこに少し悲しい気持ちもよぎる。
山のところどころにみかける、ひっかき傷のような跡。伐採のあとであろうか。
美しい自然と、そこに生かされている私たち。
一介の人間ごときが、神の視点を少しだけお借りしているような、なにか敬虔な気持ちがこみあげた。

本当に、すごい時代になったものである。
空を飛びたいと節に願った先人達の熱意がわかるような気がするとともに、恐れ多いような気持ちにもなる。
今は、月旅行にもお金を出せばいける時代であるという。
全く、すごい時代になったものである。

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