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January 14, 2006

モチとお年玉。

今年のお正月、みなさんはおモチを食べましたか?
食べたあなたは、活力みなぎる一年が送れることでしょう。
まだのあなたは、今からでもモチを食べましょう。

…なぜかというと。

その昔、この国に暮らす人たちは、日々の暮らしの中で魂が一日一日磨り減っていくものと考えていたのです。そして一年に一度、新年に、新しい魂に更新して、その年を過ごすのが慣わしでした。
この「新しい魂」が宿るのが、おモチだったのです。
鏡餅を想像してみましょう。丸いですね。
次に勾玉の形を思い浮かべていただきたいのですが、あれば丸い部分が魂で、その魂が動き回るため尾がついている形なのです。
つまり魂は、丸い形。
その丸い形のものは、同じ丸い形をして、清い色である白いものに、宿ると考えられた。
それが鏡餅の形になったのです。

新年にいただく「新しい魂」=おモチ=お年玉だったというわけ。
昔はお年玉といえば、おモチのことだったんですね。
(お年玉のタマは魂のタマとの説もあります)

どちらかというと四角い切り餅が主流の今。
その四角いおモチでも、魂は果たして更新されるのか。それが私の疑問です。
…まぁ、なんにせよ、食べておけばいっか?

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Comments

山形の鶴岡ではなぜか丸餅のお雑煮が食べられている土地です。
丸餅は主に西日本が主と聞きます。
話しによると、北前船で伝わったとか、あとは小野小町が秋田に逃げてくるときに伝えたとか・・だから日本海側は丸餅食べているんだとか・・・
できれば、小野小町の説であって欲しいと思う今日この頃・・
食の文化ってとーっても面白いんですよね~。誰か真相を知っている人はいないのかしら??
今年の私の餅の消費は4日間で丸餅20個でした。体重・・Kg増でした。ただ今、超ダイエット中。
魂も多分大きくなったことと思います^_^;

でも、どうしてお正月ってお餅が美味しいんでしょうね???

Posted by: あっこ | January 16, 2006 at 10:03 PM

鶴岡は丸餅なんだ!初めて知りました。
お雑煮ってつきつめると面白いテーマだよね。
お餅の形、具材、味付け…etc

真相を知る人、いますよ。
そういうことを研究している人が、いるのです。
そんな本を先日書店で見かけて…食の文化史とかなんとか…タイトルうろおぼえですが、雑煮うんぬんもそうだけど、醤油とか味噌とかそういうものの起源を探っていったり、ちょっとした雑学に面白そうな本でした。新書でした。文庫でも同じようなテーマのものが出ていたよ。
あっこ好きそうだなぁと思いながら、私は「また次回」に回して別な本を手に入れてしまったのだけど。

丸餅20個!
それはそれは…さぞかしつややかで瑞々しい魂になられたことでしょう(笑)。
正月に餅が食べたくなるのは…やっぱり磨り減った魂が新しい魂を求めているから?…とまとめたいけど、単にお餅がおいしすぎるんだと思う(笑)。甘くてもしょっぱくてもおいしい食べ物なんて、お餅以外にはなかなか想像つかないもの!

Posted by: zok | January 17, 2006 at 03:25 PM

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