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November 24, 2005

宝の山、着物の山。

実家と旦那さんの実家の両方で、ふたりの母の昔の着物をたくさんいただいてきました!
自分ではもっぱら紬やお召しなどを求めていた私。
いざ、母たちの和箪笥を覗かせてもらうと…
なんて素敵な着物がたくさん!

憧れつつも「着る機会がないから」と手を出していなかった、美しいやわらかもの。
白梅に江戸紫の光琳菊。はんなりした鴇色と白の、流水に四君子。なでしこ色の色無地。
私の狭く浅い着物経験の中では見たこともないような、ポップでかわいいウール。
黒地に赤い麻の葉。赤地にモンドリアン風の四角が立ち並ぶ変り縞。白地一面に散る赤と青の星。
祖母の着ていた羽織や、しつけ糸もとれていない、母の嫁入り道具。
旦那さんの小学校の入学式に着たという羽織と道行き。

ふたりの母たちは、とってもおしゃれ!!
なんとも不思議なことに、私が近頃心惹かれて探していたような柄や色が、まさにそこに山積みされていました。
見せてもらっていた間に、何度「まさにこれを探していました!」と言ったことでしょう。
母たちが昔着ていたのと同じものを求めている私は、精神的なDNAをしっかりこのひとたちから受け継いでいるんだなぁとしみじみ。もとを辿ればそれは、母から祖母へ、祖母から曾祖母へ…と世代を遡るのでしょう。
世代を超えて引き継ぐファッション。これって、着物の醍醐味なんじゃないかしら。

本当~にいいお着物はそれぞれの実家で保管していただいているものの、
衣装ケースひとつがいっぱいになるほどの宝の山を、いただいてきました。
母たちが過ごしてきた時間と、きらきらした思い出も一緒に、引き継いだ気分。
大事に大事に着ようと思います。

さて。
どんな小物を合わせて楽しもうかしら??

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