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April 25, 2005

いちごとおはなし 赤毛のアン。

いちご浸りの日々に読みたい物語 第二弾。

いちご、と言って思い出すのは、いちご水と間違っていちご酒を飲んで酔っ払ってしまった小さな貴婦人のこと。
飲ませたのは、赤毛のアンだ。
親友のダイアナを招いて、念願のお茶会を開いたアン。マリラお手製の「いちご水」をダイアナに振舞ったところ、実はそれがいちご酒で、ダイアナが酔っ払ってしまったこと。(※木苺水と木苺酒となっている場合もあるようだ)

赤毛のアン3部作を、読んだのは中学校1年生だった。
忘れもしない。中学に入って初めての夏休みの国語の宿題が、この作品を読んで原稿用紙10枚の感想文を書け、というものだったからだ。それ以前にハウス名作劇場などで話の内容は知っていたが、ちゃんと文章として読むのは初めてだった。要領の良い友人は3冊とも目次とあとがきを読んだだけで10枚書いたと言っていたが、要領の悪い私は全部を読んで、何回も書き直しながら、この宿題に取り組んだ思い出がある。

赤毛のアンの手作り絵本という3冊そろって箱に入った、それは素敵な本があって、小学校の頃友人宅で見せてもらって以来憧れていたら、確か中学2年の誕生日に、母から贈られてひどく嬉しかったのを覚えている。本は何度も何度も読み返して、何点かをつくり(失敗もし)、今も私の書棚にきちんと納まっている。ところどころページを折り返したあとや、ケーキを作ったときにうっかり水をこぼしてしわしわになったページも含めて、いい思い出。
母は赤毛のアンが好きで、いつかプリンス・エドワード島に行ってみたいと言っていた。
今思うと、おしゃまなアンは母に似ている。
そしてたぶんその娘の私も、どこかアンに似ているのだろう。
女の子の夢はいつかどこかで、アンに重なる時期があるのかもしれない。

『赤毛のアン』
『アンの青春』
『アンの愛情』
モンゴメリ著
※名作なのでいろんな出版社から出版されています。私が読んだのは新潮文庫版でした。

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